漫画「センゴク」の名シーン(名勝負)・名場面ランキングトップ5!感動の人間ドラマに注目!!

 

 
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週刊ヤングマガジンで2004年から連載されていた
人気漫画「センゴク」(作者:宮下英樹)について

感動の名シーン・名場面をランキング形式でお話ししていきます。

激動の時代に人間が織りなすドラマを話していきたいと思います。

 

 

今回、取り上げたのは

週刊ヤングマガジンで2004年から連載されていた

「センゴク」

です。

この漫画の中で描かれた名シーン・名場面について
私の想いを込めつつ、ランキングを挙げていきたいと思います。

ちなみにこのランキングは公式なものではなく

私が感動した名シーン・名場面

を挙げていますのでその点はご了承下さい。

 

あと、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

歴史物でオススメの漫画は? → 人気ブログランキングへ

スポーツ物でオススメの漫画は? → FC2 ブログランキング

サスペンス物でオススメの漫画は? → にほんブログ村 漫画ブログ

 

それでは「センゴク」の名シーン・名場面について話していきます。

 

 

「センゴク」を無料で読むには

「センゴク」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。

(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)

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「センゴク」名勝負・名場面ランキング

第五位 最強、武田信玄軍が暴れまわるシーン(9巻)

まず最初にピックアップしたいのは、最強武田軍が大暴れするシーンです。

戦国時代の英雄として知られる武田信玄ですが
実際に天下人となったのは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康

この3人なので、武田信玄や上杉謙信の功績は分からないのですが
9巻に描かれる武田軍の恐ろしさは最強の名に相応しかったです。

武田軍4将と言われる馬場信春、秋山信友、山県昌景、高坂昌信

この4人の登場シーンから胸がトキメキ
徳川家康軍をただただ蹂躙するシーンは
武田軍のカッコよさと最強ぶりが存分に伝わってきます。

ジーンとくるシーンが名場面・名シーンに選ばれやすいですが
この武田軍の無双ぶりは十分名シーンとして
ランキングされるだけの価値があると思います。

武田信玄をモデルにした漫画も見たいなぁと思ってしまいましたね。

 



 

第四位 鳥居兵庫助の死(13巻)

第4位は朝倉義景軍の若き精鋭鳥居兵庫助が亡くなるシーンです。

保守的で消極的な朝倉義景は先進的な織田信長によって
徐々に追い込まれていきます。

大将に任命された鳥居兵庫助は織田と戦うことを主張しますが
朝倉義鏡の裏切りもあって、朝倉家は崩壊していきます。

自害した義景、兵庫助は義景の後を追って自殺しようとしますが
朝倉家を崩壊に追い込んだ、義鏡を倒しに行こうとします。

しかし、多勢に無勢で返り討ちにあってしまいます。

そんな兵庫助を遠くから見守っていたお蝶

センゴクの幼馴染で、お互いに想い合う仲であうお蝶でしたが
兵庫助の元に行くようになったお蝶は兵庫助への想いを募らせていました。

惚れた女の前で無双状態で暴れまわる兵庫助
そんな兵庫助にとどめを刺したのはセンゴクの矢でした。

兵庫助は強敵センゴクによって名誉ある死を与えられます。

そして、センゴクはお蝶が兵庫助に想いを寄せていることを察し
お互いの立場の違いから、別れを告げるのでした。

このシーンがジーンと来るのは兵庫助の無念が報われたところにあります。

朝倉家でも革新派として疎まれることが多かった兵庫助
お蝶を手元においたはいいものの伝わる他の男への想い

これらがすべて報われたのが死ぬ寸前でした。

不運な名将が最後に報われた名シーン・名場面だと言えます。

また、センゴク第1回から登場したいたセンゴクとお蝶

少年漫画的には二人は結ばれるのがお約束ではありますが
センゴクではこのシーンでお蝶はお役御免となります。

このあたりが戦国時代の激しさを表していて、それも吉ですね。

 




 

第三位 坂井久蔵の死(5巻)

第3位は序盤に描かれた坂井久蔵が亡くなるシーンです。

浅井長政軍の中でもきっての猛将として知られる
山崎新平は浅井軍不利の中でも、
己の知略と武力で劣勢の中、猛攻を仕掛けます。

この猛攻を仕掛ける山崎の前にセンゴクは敗れ去り
死亡寸前の状態まで追い込まれます。

ここでセンゴクに憧れと恩を持つ坂井久蔵が襲い掛かり
山崎にダメージを与えますが、返り討ちに遭い死亡してしまいます。

ただ戦死した武将のシーンのように見えますが
坂井のバックボーンの持たせ方が素晴らしいんですよね。

名門の家に生まれた坂井久蔵ですが、才能に恵まれず
武功を立てることが出来ませんでした。

そんな中、久蔵の父親は手柄を立てた味方の兵士を殺して
久蔵の手柄に仕立てますが、久蔵はこの件に強いトラウマを持っていました。

武勲を立てるためだけに存在する自分。
自分の為だけに殺された味方の兵士。

現実世界に絶望した久蔵にとって剛健で素直なセンゴクは太陽のような存在でした。

そんなセンゴクを助けるため、自分の力で山崎に向かっていった久蔵

自分の人生を自分の足で歩んでいると実感する事が出来た瞬間でしたが
その直後の死亡してしまうという無念。

久蔵は幸せだったのか…、果てまた不幸だったのか…

戦国時代という激しい世の中に生まれた
一人のドラマを細かく描いた名場面・名シーンだと言えます。

 


 

第二位 浅井長政、お市の別れ、そして自害へ(15巻)

このシーンはセンゴクの最終巻に収録されています。

浅井長政は盟友である朝倉義景を討たれ
小谷城も織田軍によって殲滅する寸前まで追い詰められます。

ここで織田信長と浅井長政が谷を挟んで対峙します。

もともと信長と盟友関係にあった浅井長政が信長を裏切ったのは
織田信長という存在にあこがれて、織田信長と戦うことで
自らの戦国大名の存在感を感じることが出来たのだ

と長政は告白します。

そして長政は信長の妹であるお市を突き出し別れを告げ
そのまま奥に引き込んで、自害をしてしまうのでした。

絶世の美女として長政をほしいままにしてきたお市でしたが
この長政の姿、選択をみて、長政が自分に惚れていたのではなく
自分こそが長政に惚れていたのだと気づかされるのでした。

このシーンはとにかくドラマチックなんですよね~

大きく脚色が加えられているであろう点は
疑いようがないのですが、作者が浅井長政という人物に対して
尊敬の念を持っている事が分かり、胸がジーンとしました。

作者は浅井長政以外の戦国武将に対しても
尊敬の念を持っているのが分かるシナリオの作りになっていて
それぞれの武将(キャラクター)が輝いている点も
「センゴク」という漫画の魅力かもしれませんね。

 



 

第一位 お鹿の死亡シーン(8巻)

私が1位に選んだのはお鹿の死亡シーンです。

お鹿は斉藤義竜のスパイ(せっぱ)で
豊臣軍の内情を探るために潜り込みます。

スパイとしてあらゆる情を捨てるように訓練され
今回も任務を遂行すべく、内部に侵入するのですが
初めて会ったセンゴクに一目惚れをしてしまいます。

お鹿はセンゴクが思いを寄せる幼なじみであるお蝶とも友人で
お蝶からの伝言を授かって、軍に潜入しますが
センゴクへの想いからお蝶の言葉を伝えようとしません。

そんなお鹿の思いを他所にセンゴクとお蝶はお互いを想い
遂には比叡山で再会し、その気持ちを伝え合います。

しかし、センゴクはお蝶の許嫁である鳥居に襲われ瀕死の状態になります。

このままではセンゴクは死んでしまう…

お鹿は惚れた男を放って置くことが出来ずに
細身の体でなんとかセンゴクを豊臣陣営まで引きずっていきます。

豊臣陣営に知らせるために音を立てて合図を送り
センゴクを保護させることに成功しますが
伏兵の懸念から豊臣兵が撃った弓に刺され、お鹿は瀕死の状態になります。

スパイとして感情を殺して生きてきたお鹿は
最後にセンゴクと共に過ごした部屋の仏像の前に辿り着き
センゴクの幻を見ながら、亡くなっていくのでした。

決して成就することのない恋心の為に身を滅ぼしながらも
自分の気持ちを押し通し、天寿を全うしたお鹿

人命を救ったにも関わらず、無念にも殺されてしまう虚しさ
最後に自分の気持ちを通したことで、人としての
一生を終えることが出来た幸福が、同時に表現できていて
とても素晴らしいシーンだと想いました。

センゴクの中でも文句なく1位の名シーン・名場面だと言えます。

 




 

「センゴク」名言・格言のまとめ

ここまでずっと「センゴク」の
名場面・名シーンについて語ってきました。

戦国時代という舞台設定から残酷な現実が
次々と襲い掛かってきますが
その中にロマンを持たせたのがセンゴクの名シーンを生んでいますね。

史実とフィクション

このバランスが絶妙なのがセンゴクという漫画になっています。

重くもロマンティックなシーンが散りばめられているので
是非、一度センゴクを見てほしいですね。

 

 

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