2012年からヤングチャンピオンで連載されている
人気漫画「OUT」(原作:井口達也、作画:みずたまこと)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「OUT」の素晴らしさや得られる人生の教訓
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
「OUT」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
という点なども語っていきつつ
「OUT」を無料で読む方法なども話していきたいと思います。
Contents
今回取り上げる漫画は
「OUT」
です。
「OUT」という漫画の説明をする前に
まず最初に漫画のジャンルについて説明をしていきましょう。
この漫画のジャンルは「ヤンキー漫画(不良漫画)」です。
過去には「シュガーレス」や「ホーリーランド」なども紹介してきましたが
「OUT」はヤンキー漫画ど真ん中の作品になっています。
(左:シュガーレス 右:ホーリーランド)
⇒(参考)「ホーリーランド」の濃さは他のヤンキー漫画とは一線を画す!
基本的に漫画はフィクションな訳ですが
「OUT」の主人公である井口達也は
実在する人物なんですよね~
お笑い芸人の品川祐さんが書いた小説「ドロップ」にも出てきた人物です。
そして原作が井口達也さんである事から分かるように
井口達也さんが描いた自叙伝を漫画化した作品だと言えます。
実際に「OUT」という漫画を読んでみると
『まぁ、これくらいは盛っちゃうよね~』
という感じではあるのですが
これが自叙伝であると思って読むと
ちょっとエキサイティングな感じがします。
という事で、
「OUT」のどんなところがエキサイティングなのか??
また「OUT」はどんなところが面白いのか?
そんなことについて話をしていきたいと思います。
それでは「OUT」の魅力について存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「OUT」はどんな作品?
「OUT」はヤングチャンピオンで連載されている人気漫画です。
ジャンルはヤンキー漫画(不良漫画)
原作は井口達也、作者はみずたまこと
コミックスは25巻までが発刊されています。
(2023年11月6日現在)
作者:みずたまこと
出版社:秋田書店
掲載誌:ヤングチャンピオン
掲載期間:2012年13号~
巻数 25巻
(2023年11月6日現在)
PR「OUT」を無料で読むには
「OUT」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
七つの大罪
カイジシリーズ
グラップラー刃牙シリーズ
火ノ丸相撲
信長のシェフ
LIRE GAME
GIANT KILLING(ジャイアントキリング)
シュートシリーズ 等々
※掲載される漫画は時期によって変更されます。
「OUT」の概要とあらすじ
井口達也は暴走族の特攻隊長として、
警官隊と乱闘した事で、少年院に入っていました。
ここでやらされた折り紙に精神的な苦痛を極限までに感じますが、
狂いそうになる気持ちを抑えながらなんとか過ごして、少年院を出所します。
しかし、身分としては保護観察中の身。
保護観察期間は一年間。
何か問題を起こして、保護司の石戸に悪事がバレてしまうと、
再び少年院に入らなくてはいけません。
二度とあの苦痛を味わいたくないので、
問題は起こさないと心に誓う井口は
悪友がいない場所に住むことを条件に叔母のお店に身を寄せていました。
更正の必要性を感じつつコンビニに身を寄せると、
そこにはおっさん面したイカツイ一人の男が座っていました。
その男は「斬人(きりひと)」という暴走族で
副総長を務める安倍要(あべ かなめ)という人物でした。
一触即発の雰囲気になり、
ダメだと分かっていながら二人はケンカになります。
お互いの力を認め合いながらも最後は達也が要を倒します。
そして、二人には絆が生まれます。
果たして、達也は少年院に戻らず一年間を過ごせるのか??
要や斬人と一緒にどのようなドラマを生むのか??
社会的には決して認められることのない
ヤンキーという人種について
この漫画のモデルであり、原作を描いた人物でもある
井口達也の目線を通してドラマティックに描いた王道のヤンキー漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
詳細なあらすじを知りたい方は以下を見てください。
と、ストーリーを話してみましたが
ストーリー展開としたらヤンキー漫画の王道なんですよね。
喧嘩→絆→トラブル→喧嘩→絆→トラブル…
というシンプルに構成になっています。
まあ、ヤンキー漫画が好きな人にとっては
王道のループなので、楽しめる作品になっていると思いますが
ストーリーに捻りが欲しいという人には
深みは足りないかもしれませんね。
そんな王道のヤンキー漫画である
「OUT」がどんな漫画で、どんな良い点があるのか?
などなどを語っていこうかなと思います。
「OUT」のここが凄い!
ヤンキーとはかくも下らなく、かくも純粋なものなのか??
「OUT」を読んで最初に思う事…
「ケンカ以外にもする事あるでしょ??」
これです(笑)
漫画を読んで初っ端から
井口達也のキレやすさにビックリするんですよね~
自分とは全然関係ない話をしている
人の会話が気に入らなかったから殴ろうとする。
そんなエピソードから始まり
とにかく手を出すのが早いこと早いこと…
手を出さなくても、一気に怒りがピークに達するキレっぷりは
漫画だからいいようなものの
実社会にいたら害悪以外の何物でもありません(笑)
私は個人的にヤンキーという人種が嫌いなので
こういった漫画を読むと
「なんでそんなに暴力ばかりに訴えるんだよ!!」
と、思ってしまいますが
裏を返すと
「自分の感情に素直である」
とも言えるんですよね~
その純粋さが、
「どちら方がケンカが強いか?」
という世間一般的にどうでもいい出来事を
ドラマティックに描くことが出来るのだと思いますし
楽しめるのだと思います。
純粋なケンカ野郎達の戦いを楽しんでください。
危ないキャラクターのオンパレード
「OUT」に出てくるキャラクターで
危ないのは達也だけではありません。
達也と懇意にしているチーム
「斬人」のメンツも危ない奴ばかりです。
総長である丹沢は一見穏やかで
可愛らしさを兼ね備えていますが
斬人に敵対する勢力については容赦がなく
完膚なきまでに叩きのめす徹底ぶり
「特攻の拓」で言うところの
武丸とマー坊を足したようなキャラクターに仕上がっています。
(漫画を漫画で例えるな、という感じですが…)
新人幹部である田口も仲間に暴力を振るいまくり
金をせしめた挙句に、女は無理矢理犯せばいいと思っているキャラ
うーん、ヤンキーはやっぱり滅びた方がいい(笑)
序盤で斬人と抗争を行う爆羅漢もヤバい奴らばかり
兄弟内で暴力が蔓延していて
なぜか長男が次男の口を切ってみたり
三男をダメ人間として精神的・肉体的に追い詰めてみたり
「人間ってこんなんだっけ?」と思わせるくらいに
もうやっている事が訳分からないんですよね。
序盤でこんな狂った人達が出てくる訳ですから
後半はもっとヤバい奴らが登場してきます。
ケンカ屋という立ち位置って
そもそもがクレイジーですからね。
そのクレイジーさをデフォルメしてくれるような
キャラクターが登場してくれるので
純粋にアクション漫画として楽しめる作品になっていますよ。
「OUT」の全体評
「OUT」はヤンキー漫画の王道といえるストーリーを
展開させてくれる漫画になっているので
悪くなってしまうと捻りがないのですが
その分、シンプルに楽しめる作品に仕上がっています。
作風としてはちょっと「特攻の拓」っぽい感じもあるので
ヤンキー漫画が好きだ、という人には間違いのない作品だと思いますので
是非、読んでみてくださいね。
ちなみに「OUT」1冊分を完全無料で読む方法があるのを知っていましたか?
実は「U-NEXT」というところで無料で読むことが出来るんですよ。
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