「ワイルドライフ」は医療漫画と呼ぶには物足りないけど単純に面白い!【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊少年サンデーで2003年から連載されていた
人気漫画「ワイルドライフ(WILD LIFE)」(作者:藤崎聖人)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「ワイルドライフ(WILD LIFE)」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の魅力なども語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」

です。

 

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は2003年から連載されていた漫画です。

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」というタイトルだけ見ると
何か野生的な感じを受けます。

格闘漫画なのかな?

と思わせるようなタイトルですが
この漫画は格闘漫画ではありません。

この漫画のジャンルは「医療漫画」です。

 

医療系のストーリーってサスペンスと並んで
テレビでは鉄板コンテンツと言われているみたいで
「ドクターX」とか「コードブルー」とか
色々なドラマがやっていますよね。


(米倉涼子さんが主演を務める ドクターX)

 

医療系のドラマは漫画から題材を取り寄せたものがたくさんあって
「Drコトー診療所」とか「コウノドリ」なんかは
漫画発信のドラマなんですよね。

  
(左:Drコトー診療所  右:コウノドリ)

私は医療系のドラマや漫画って結構苦手で
ほとんど読まないんですよ。

たまにチャレンジしようと思って読んでみるんですが
途中で「もう無理!」と諦めてしまう事がほとんどです。

そんな私でも楽しく読めたのが「ワイルドライフ(WILD LIFE)」です。

この「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は
医療系独特の重苦しい感じとか、説明の多い感じを
上手く取っ払ってくれているんですよね~。

 

という事で

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」がどんな漫画なのか?

そして、どんなところが面白いのか?楽しいのか?

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「ワイルドライフ(WILD LIFE)」はどんな作品?

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は週刊少年サンデーで連載されていた人気漫画です。
ジャンルは医療漫画
作者は藤崎聖人
コミックスは全27巻が発刊されています。

 

作者:藤崎聖人
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
掲載期間:2003年2号~2008年8号
巻数 全27巻




 

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の概要とあらすじ

主人公の岩城鉄生(いわしろ てっしょう)は絶対音感を持つ
青年ですが、バイトの面接すら一つも受からないダメダメな学生でした。


(主人公の 岩城 鉄生)

 

鉄生は入学早々にケンカをして問題を起こすような学生ですが
そんな鉄生には絶対音感以外にもう一つ武器がありました。

それは“熱い心”です。

 

犬をエアガンで撃っている銃オタクを懲らしめた鉄生は
犬を心音を聞いて異常に気が付きます。

 

獣医に掛け合うものの法外な値段を請求され
手術を拒まれた鉄生は命を軽んじる獣医に怒りをぶつけます。

その様子に感銘を受けた偶然出会った獣医は
犬を助けると同時に、そのオペを鉄生にも手伝わせます。

 

手術と鉄生の心のこもった手当で息を吹き返した犬

そして、絶対音感と熱い心で動物を救った鉄生は
獣医になることを決心します。

 

もともと勉強も出来ずに頭も悪かった鉄生ですが
なんとか大学へ合格、そして獣医の資格も手に入れます。

 

そして鉄生は友人の紹介により
世界的に有名な動物病院「R.E.D(レッド)」へ就職を勧められます。

「R.E.D(レッド)」への就職試験に合格して
晴れて獣医として活動することになった鉄生。

破天荒な院長やバイセクシャルの天才陵刀先生に
囲まれて悪戦苦闘の日々を過ごします。

果たして鉄生は獣医として活躍できるのか?

数多くの困難に打ち勝つことが出来るのか?

「獣医」という医療系でも異色のジャンルで
ストーリーを構成されたコミカルで痛快な医療漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は
医療系の漫画なんですが、内科医とか外科医の話ではなくて

「獣医」

の話なんですよね。

 

「患者」ではなく「患畜」と呼ぶ極めて基本的なところから
違和感がたっぷりなストーリーは発見が多く
読んでいて「へぇ~」と思う事が多い漫画になっています。

ただ、「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の本当にユニークなところは
「獣医」だというとこではないんですよね~

 

そんな異色の医療系漫画である「ワイルドライフ(WILD LIFE)」について
素晴らしさや見どころなどをたっぷりと語っていきたいと思います。



 

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」のここが凄い!

本当に医療系?と思うほど適当で軽い物語!

医療系漫画の全体的なイメージを言うと

「堅い」

という事が言えると思います。

 

「ブラックジャックによろしく」とかを見てみると
医師という職業のジレンマなどを細かく描いて
読み応えたっぷりな仕上がりに作り込んでいるのが分かります。


(漫画 ブラックジャックによろしく)

「ブラックジャックによろしく」だけでなく
医療系の漫画はちょっと堅苦しいところがあるんですが

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は軽いです!

 

一言で軽いと言っても

「うーん、軽すぎ!」

と言えるくらい最軽量クラスの軽さを備えた漫画です。

 

 

そもそも超アホだった鉄生がそんなに簡単に大学に入れちゃうの?

そして、そんなに簡単に獣医の免許をとれちゃうの?

という感じでストーリーがどんどん進んでいきます。

 

鉄生曰く

「絶対音感でテストの筆記の音が聞こえたから
その音を基に耳でカンニングした」

と言っていますが、

「いやいや、そんなことできる訳ねーだろ!」

と、ツッコまずにはいられません。

 

鉄生が勤務することになる「R.E.D(レッド)」についても
世界的に有名な動物病院だって言ってるのに

入学試験の内容が

「人に好かれるかどうか?」

ただそれだけ。

「いやいや、そんな訳ねーだろ!」

とここでもツッコミを入れてしまう訳ですが
「ワイルドライフ(WILD LIFE)」にとって
中途半端なリアリティーとかどうでもいいんですよね。

 

この漫画が伝えたいこと、ウリにしていることは

鉄生の熱い心で色々な困難に打ち勝ち動物を助ける事

ただ一つ、これだけです。

 

これ以外はハッキリ言ってどうでもいい

という、いい意味での割り切りが
「ワイルドライフ(WILD LIFE)」にはあります。

 

獣医といえど医療系の漫画なので、
きっと細かい理屈とか誰も知らないような知識を
こねたくなると思うんですよね~

だけれども、そこらへんの堅苦しい事は全てスルー

 

だから「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は
めちゃくちゃ読みやすいんです。

医療系漫画の良いところでもあり
悪いところでもある「堅さ」を取っ払っているので

テンポよくストーリーが進んでいくし
鉄生の熱い心が伝わりやすいようになっています。

このあたりの割り切り方は“秀逸”です。

 

伝えたい事がたくさんありすぎると
割り切れなくなってごちゃごちゃしてしまいます。

これは「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の中に限ったことではなく
仕事でもそうですし、人生でもそうです。

 

最も大事なことは何なのか?

最も伝えたいことが何なのか?

というような優先順位が決まっていないと
なんでもかんでもやりたくなって
ごちゃごちゃして結局悪い結果になることが多くなります。

 

医療系なのに細かい事を色々と取っ払った
「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の手法は見事の一言ですね。

 

医療系だけど、ギャグが冴える!

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は堅さを取り除いた
医療系漫画であることは既に話した通りですが

軽さを前面に出したストーリーになっているので
ギャグの方も冴えわたっています。

 

リアリティーを排除している事から
なんでもありの状況で治療を行ったりするのですが

普通の犬が絶対嗅覚のある犬にまつり上げられたり

 

「R.E.D(レッド)」に勤務してから
問答無用で北極へ飛ばされたり

ギャグとしか思えないようなシチュエーションやシーンのオンパレードです。

医療漫画の常識は「シリアスで知的」というイメージですが

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」のイメージは

「破天荒で常識破り」

 

という普通の医療漫画と真逆のベクトルを向いています。

 

破天荒がゆえに冴えわたるギャグは
「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の見どころなので
堪能してほしいですね。




 

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」の全体評

「ワイルドライフ(WILD LIFE)」は医療漫画ですが
一般的な医療漫画と違い、細かい知識や設定などを全てぶっ飛ばして

“痛快ギャグアクション”

みたいな雰囲気を作っている異色の医療漫画です。

医療系独特の「重苦しい雰囲気」と「堅さ」が
好きな人には物足りないかもしれませんが

テンポよく漫画を読みたいという人には
楽しく読める痛快な医療漫画だと言えます。

また獣医という特別なジャンルで物語を作っているので
動物との触れあいにも注目してほしいですね。

 

 

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