2018年から週刊漫画ゴラクで連載されていた
人気漫画「LOSERS(ルーザーズ)」(作者:山本隆一郎)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「LOSERS(ルーザーズ)」の素晴らしさや得られる人生の教訓
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
「LOSERS(ルーザーズ)」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
「LOSERS(ルーザーズ)」を
無料で読む方法なども話していきたいと思います。
Contents
今回取り上げる漫画は
「LOSERS(ルーザーズ)」
です。
「LOSERS(ルーザーズ)」
なんだかよくありそうなタイトルの漫画ですよね。
ヤフーとかで「ルーザーズ」と検索すると
山本隆一郎さんが描いた漫画ではないルーザーズが出てきたりします。
ちなみにこんな感じです。
今まで人生で負けていた人達が逆襲していく
ストーリーがなんとなく想像できますが
それだけでは、どんな漫画か分からないと思うので
まず最初に漫画のジャンルについて説明をしていきましょう。
この漫画のジャンルは「ヤクザ漫画」です。
私は特段ヤクザものの漫画が好きな訳じゃないんですが
このブログで取り上げているのは以外にヤクザものが多かったりします。
(左:殺し屋イチ 右:ドンケツ)
⇒(参考)「ドンケツ」は裏社会(ヤクザ)漫画の最高峰かもしれない
ヤクザ漫画と言えば「バイオレンス」と「エグさ」が
特徴的なものが多いですが、
「LOSERS(ルーザーズ)」はちょっと違うんですよね~
果たして「LOSERS(ルーザーズ)」は
どんなところが違うのか??
また「LOSERS(ルーザーズ)」はどんなところが面白いのか?
そんなことについて話をしていきたいと思います。
それでは「LOSERS(ルーザーズ)」の魅力について存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「LOSERS(ルーザーズ)」はどんな作品?
「LOSERS(ルーザーズ)」は週刊漫画ゴラクで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはヤクザ漫画
作者は山本隆一郎
コミックスは全5巻までが発刊されています。
作者:山本隆一郎
出版社:日本文芸社
掲載誌:週刊漫画ゴラク
掲載期間:2018年11月~
巻数 全5巻
「LOSERS(ルーザーズ)」を無料で読むには
「LOSERS(ルーザーズ)」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで
アプリ内で配信されている全巻無料対象マンガは毎日30分間無料で読めます。
もちろん「LOSERS(ルーザーズ)」も無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※1日に無料で読める話数には上限があります。
「LOSERS(ルーザーズ)」の概要とあらすじ
浪速閻魔会の会長である轟昇誠がなくなり
閻魔会は跡目争いが始まろうとしていました。
そんな跡目争いとは別の世界に住んでいる
志水哲太(しみず てった)は昔ボクシングをやっていましたが
今は引退して打ち込むものがない宙ぶらりんの存在でした。
哲太のバイト仲間には覚せい剤を捌いていた事をきっかけに
轟塁時という男が売人グループを潰しに来ます。
そこに割って入ったのが、十河組の轟魔理雄
魔理雄は売人グループのリーダーを
さらっていくのでした。
轟昇誠が亡くなり、跡目を決める話し合いがなされている時に
最大勢力である十河組の十河一は
魔理雄と塁時を跡目に推薦します。
塁時は跡目を辞退しますが、魔理雄はやる気満々
実力で他の組員に跡目になる事を認めさせると宣言します。
しかし、古参の閻魔会七人衆は魔理雄が会長になる事に大反対し
魔理雄の組長就任を妨害しようとします。
果たして、魔理雄は閻魔会のトップのなれるのか?
哲太と轟兄弟はどのように絡んでいくのか?
圧倒的なスペックを誇る轟魔理雄と轟塁時が
ヤクザの世界でのし上がっていく痛快アクション漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
と、ストーリーを話してみましたが
まあ、ヤクザ漫画では良くある組内の跡目争いという
王道ストーリーです。
そんな王道のストーリーの中でどこで捻りを加えていくのか??
という点が最大の焦点になっていく訳ですね~
という事で、王道のヤクザ漫画である「LOSERS(ルーザーズ)」が
どんな漫画で、どんな良い点があるのか?悪い点があるのか?
などなどを語っていこうかなと思います。
「LOSERS(ルーザーズ)」のここが凄い!
魔理雄のカッコ良さだけで満足できる作品!
「ルーザーズ」の最大の見どころは
”魔理雄のカッコ良さ” です。
ヤクザものとはいえ、ルーザーズはアクション漫画です。
アクション漫画といえば、色々なタイプの主人公がいますが
ルーザーズの主人公である轟魔理雄は完全無欠タイプです。
ハラハラドキドキを楽しむというよりも
相手方が策を弄して頑張って頑張って抵抗したところを
魔理雄がすべて蹂躙する気持ちをよさを堪能する漫画ですね。
ただ、何事も順調に進んでしまっては
物語としてのメリハリがなくなってしまうので
そのやられ役として哲太が存在しています。
相手が攻め込んだ時に
哲太がピンチを引っ張って、盛り上げたところで
魔理雄がズドン!!
これがルーザーズの面白さです。
逃げ馬が一生懸命に前を走っていながら
ディープインパクトが後方から一気に差し切る!
競馬でいうとこんな感じですし
時代劇的に言うと、水戸黄門的な感じですね。
魔理雄の全てを上回ってくる頭脳と
何事にも動じることのない度胸
この魔理雄のカッコ良さを堪能できるのが
ルーザーズの最大の魅力ですね。
ヤクザ漫画離れしたスマートさは必見!
私はヤクザ漫画が好きという自覚がないんですが
このブログでレビューを書いている漫画を見ていると
以外にもヤクザ漫画が多いんですよね~
「ドンケツ」
「土竜の唄」
「殺し屋イチ」
などなどがありますが、ヤクザ漫画ってエグみがあるんですよね。
基本的に暴力シーンが多いですし
拷問するようなシーンも多いですし
ヤクザには女がツキモノなので、
エロいシーンも多々出てきますからね。
そんな中で「ルーザーズ」はとにかくスマートです。
まず絵が綺麗ですからね。
ここでヤクザ漫画特有の泥臭さが取れて
ストーリーとしても、かなりもスマートです。
魔理雄の弟である塁時とかはヤンキーを
引っ張るリーダーをやっていた割には
”めちゃくちゃ純粋!!”
途中から表情も純朴な少年のような表情になっていたりと
良い意味でヤクザ漫画らしからぬスマートさがあって
アクション漫画っぽい仕上がりになっています。
”ヤクザ漫画特有のエグい描写が苦手”
という方でも楽しめるヤクザ漫画
それがルーザーズですね。
「LOSERS(ルーザーズ)」の全体評
ルーザーズはジャンルとしてはヤクザ漫画ではありますが
内容を見てみるとアクション漫画という感じの仕上がりで
ヤクザ漫画特有のエグさはなく、
爽やかに読んでいける漫画になっています。
主人公である魔理雄は基本的に無双モードなので
魔理雄が敵を蹂躙する姿は爽快の一言です。
ヤクザ漫画ではなく、
「ヒーローもののアクション漫画」として楽しんでください。