漫画「死役所」は重い話好きにはたまらない仕上がり【感想・レビュー:ネタバレなし】

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月刊コミック@バンチで2013年から連載されている
人気漫画「死役所」(作者:あずみきし)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「死役所」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「死役所」のどのあたりが面白いところなのか?
そして、どのあたりが物足りないのか?

「死役所」の良い点と悪い点を語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「死役所」

です。

 

「死役所」というタイトル

なんとも物騒なタイトルですよね~

 

このタイトルだけを見ると

パニック系のホラー漫画かな?

と思っていたんですが、
読んでいくとホラー漫画でもサスペンス漫画でもなく

この漫画のジャンルは「社会漫画」でした。

 

種類としては「闇金ウシジマくん」に
ちょっと近い感じですかね。


(闇金ウシジマくん)

内容についての詳細は後で話しますが

読んでいると重~い気持ちになってくるような漫画です。

 

「闇金ウシジマくん」の場合はお金をテーマに
人間の闇を暴いていくような作りになっていますが

「死役所」の場合は、文字通り『死』をテーマにして
人間の闇を暴いていくような作りになっています。

 

 

この話をするだけの「死役所」が重い漫画であることは
なんとなく感じるところがあると思います。

 

そんな「死役所」を私がを読んで、面白いと思った魅力や
もう一つ足りないなと思った点を存分に語っていきたいと思います。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「死役所」はどんな作品?

「死役所」は月刊コミック@バンチで連載されている人気漫画です。
ジャンルは社会漫画
作者はあずみきし
コミックスは11巻が発刊されています。
(平成30年7月5日現在)

 

作者:あずみきし
出版社:新潮社
掲載誌:月刊コミック@バンチ
掲載期間 2013年11月~
巻数 11巻
(平成30年7月5日現在)




 

「死役所」の概要とあらすじ

人間が死ぬ前の世界と死んだ後の世界の狭間に存在する

「死役所」

 

いかなる死因で死んでもかならず死役所で
手続きをしてから成仏する流れになっています。

「死役所」で働く主人公のシ村(しむら)は
なにかしらの理由で死んだ人間に対して
死後の世界への手続きを案内する死役所の職員です。


(死役所の主人公 シ村)

 

死役所の職員は死刑宣告を受けた人間のみが勤めることが出来ます。

シ村の過去に何があったのか、最初のうちは明かされませんが
それぞれ死刑宣告を受けた人間だけが死役所で働いています。

人間が死ぬ理由は様々

自殺、他殺、事故死、虐待死

 

などなど様々な理由の末に死んだ人間には
死んだ人間の数だけドラマがあります。

そんな人間に対してポーカーフェイスで対応をするシ村の元に
今日も死んだ人が続々と訪れてきます。

人間の死をテーマに人の人生や死生観について問う
サスペンス調の社会派漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

概要やあらすじはごくごくシンプルです。

この手の社会派漫画は設定はそこそこにして

“1話1話の内容で魅せる”

という感じの漫画なんですよね。

 

なので、主人公のシ村の存在意義はそれほどなかったりします。
(別にシ村はいなくてもいいかも…)

一人の人間が死ぬに至ったドラマティックな経緯を描いていき

読者に生と死について問うてみたり
普段の自分の行いが正しいのかどうか問うてみたり

して考えさせる漫画を作り上げています。

そんな「死役所」の面白い面と足りない面を語っていきたいと思います。

 

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「死役所」のここが凄い!

生と死について考えるいい機会を貰える漫画

冒頭でも話しましたが「死役所」のテーマは「死」なんですよね。

「死」をテーマにしたドラマを見せられる訳で
しかも、漫画になるような残酷な死であったりとか
自分が望まないような死を見せられるので
読んでいると重~い気持ちになってしまいます。

 

漫画を読んでいて特に辛い気持ちになったのが
母親に虐待されて死んでしまった子供の話です。

ニュースをみていても、チラホラと虐待死をさせる親の事件が
取り上げられてそのたびに心が痛むんですが
「死役所」の中に出てきた虐待死の話も辛い話でしたね~

 

子供を持つ身としては、自分の子供が思い通りにならなくて
イライラするという事はあるんですよね。

親とはいえ人間なわけですから、この感情から逃れることが出来ません。

 

ネットとかを見ているとこの感情すら非難するような人がいて

“机上の空論で薄っぺらい話をする人は楽でいいなぁ”

と思ったりしますが、一人の人間を育てるというのは
簡単なことではありません。

 

だけど、そのイライラの感情をどう処理していくのか?

は非常に大切なことだと思うんですよね~

 

「死役所」に出てくる虐待をさせた親は
自分の思い通りにならないからといって

暴力を振るったり、寒い外に締め出したりと
まあ、典型的な虐待親の行動をとっていました。

 

そんな虐待を受けている子供でも親を守ろうとするんですよね~

家庭相談所の人が訪問してきても
母親が責められないように虐待していないふりをしたり

「母親が怒られているのは自分が至らないからだ」と
自分を責めて親の期待に応えようとしたり

この子供の思いと親の行動のミスマッチにめちゃくちゃ心が痛みます。

 

先ほど話した通り、子供を育てる上で親のストレスは切って離せませんが

それでも子供はこんな思いを抱えているんだ、とか

子供の叱り方をもう少し考えなくては、とか

まあ、いろいろと考えさせられます。

 

人間は「お金」と「命」が絡んだ時に醜い顔を出します。

 

「死役所」が綴る命のドラマは
私たちの死生観を見直してくれるので

気持ちと価値観の洗濯が出来る漫画に仕上がっています。

 



 

「死役所」の一歩たりないところ!

全体的に捻りがちょっと足りない!重いテーマなのに深みが…

「死役所」は命を扱ったテーマの漫画で重い仕上がりになっている

という話をしましたが、

正直なところ、

「あと一歩、捻りが足りないんですよね」

 

なんで、捻りが足りないのかなぁ

と、考えたところ

問題提起だけで作者の見解がないから

という答えにたどり着きました。

 

先ほどの虐待の話とかも世間的にはチラホラと起こる事件で
題材としてはいいのですが

じゃあ、主人公のシ村はこの事件について
どのように考えているの?

 

という点について注目してみると

「結局のところ何も考えていません」

 

ただ、こういう重い事件がありましたので
この重い事件を知って下さい。

というところで全部終わってしまっているんですよね~。

 

一つの問題について

例えば、主人公のシ村はこう考えている
だけれども同僚は別の価値観を持っている

 

みたいな意見の対立や価値観の提示がないので

問題を出しっぱなしで終わっているクイズ

みたいな感じで消化不良感を引き起こします。

せっかく重いテーマを取り扱っているのに
なんか、勿体ないですよね~

 

「闇金ウシジマくん」とかは主人公の丑嶋はこういうスタンスの考えを持っている

という事を提示して物語が進んでいるので
対立する人間が現れたり、邪魔する人間が現れたりと

物語に深みが出てくるんですよね~

 

「死役所」も色々なキャラクターを利用して
様々な角度で死というものの正体を照らしてみると
もっと深い作品になって面白くなったと思います。

その点はかなり残念ですね。

 




 

「死役所」の全体評

「死役所」は『死』をテーマにしたドラマを描いているので、
重みがあり、読み応えのある作品になっています。

ストレートに「死」のドラマを描いているだけに
普段、生活している中で気づきづらい「死」というものを
見つめ直すにはピッタリの漫画であると言えますが

もう少し「死」というものを色々な角度から考えられるような
視点が合った方が深みが出てより良い作品になったと言えますね。

重い内容の漫画が好きな人は一度読んでみて下さい。

 

 

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