漫画「ライアーゲーム」を見て正直者が良いとか思っちゃダメよ!!【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊ヤングジャンプで2005年から連載されていた
人気漫画「LIAR GAME(ライアーゲーム)」(作者:甲斐谷忍)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「LIAR GAME(ライアーゲーム)」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

このあたりを踏まえていきながら「LIAR GAME(ライアーゲーム)」から
得られる人生の教訓についても語っていこうと思います。

今回取り上げる漫画は

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」

です。

私自身、「LIAR GAME(ライアーゲーム)」という作品を
ドラマで初めて知ったので、漫画でなくてもこの作品を知っている人は
多いのではないかと思います。

テレビドラマでやって、そのあと映画でもやっていたくらいですから
ドラマ自体も好評だったと思うんですよね。

それでも、もうテレビや映画が終わってから結構立ちますし
「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の事を知らない人もいると思うので
まずは「LIAR GAME(ライアーゲーム)」がどんなジャンルの漫画か

という事を話しておくと

この漫画は「ギャンブル漫画」です。

ギャンブル漫画の元祖といえば「カイジ」を
思い浮かべる人が多いかもしれませんね。


(ギャンブル漫画の大作 カイジ)

ただ、ドラマで取り上げられたことで
「LIAR GAME(ライアーゲーム)」は一気にカイジに並んだかな
という感じもするくらいギャンブル漫画では有名になりましたね。

そんな「LIAR GAME(ライアーゲーム)」について、面白いと思った魅力や
人生に役立つ教訓を語っていきたいと思います。

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「LIAR GAME(ライアーゲーム)」はどんな作品?

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」は週刊ヤングジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはギャンブル漫画
作者は甲斐谷忍
コミックスは全19巻が発刊されています。

作者:甲斐谷忍
出版社:集英社
掲載誌:週刊ヤングジャンプ
掲載期間 2005年12号~2015年8号
巻数 19巻

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「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の概要とあらすじ

バガ正直が取り柄の主人公神崎直(かんざきなお)は
100円玉を遠くの交番に届けにいくのに
100円以上の出費をしてしまうような人間です。

そんな直のもとに「LIAR GAME事務局」から小包が届き、
否応なしに「ライアーゲーム」に参加をさせられます。

1億円を奪い合うゲームに参加させられた直は
一回戦で自分のクラスの教師をしていた藤沢先生と戦うことになります。

恩師との対決という事で、
こんなバカバカしいゲームは辞めようと
藤沢と示談をするものの、藤沢に騙されて一億円を奪われてしまいます。

このままでは一億円の負債を追ってしまうと
絶望の底についてしまった直が助けを求めたのが
天才詐欺師である秋山深一(あきやましんいち)です。

秋山は策を講じて藤沢から奪われた一億円を奪い返そうとします。

果たして、直は一億円を奪い返せるのか?

ライアーゲームとは何なのか?

嘘をつきながら、いかに相手を騙して
自分に大金を呼び込むか

究極の頭脳戦と描いたエンターテイメントギャンブル漫画

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

ストーリーとしてはかなりベタなストーリーなんですよね。

何かギャンブルを仕掛ける組織があって
その組織が作ったルールに沿ってギャンブルを行い
悲喜こもごもが含まれた勝負を行う。

「嘘喰い」とか「カイジ」とかと同じストーリーです。

そんな中にも「LIAR GAME(ライアーゲーム)」には
物語をサクサクと読んでいける仕掛けが施されています。

そんな仕掛けや特徴的なところを語っていこうかなと思います。



「LIAR GAME(ライアーゲーム)」のここが凄い!

チャチいキャラクター、設定で低年齢層向きの漫画へ

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」のストーリーは
ギャンブル漫画の王道である

という話をしましたが、ギャンブル漫画って
結構読みづらさを伴うんですよね~

「嘘喰い」とかはその代表例なんですが

まず独自のルールが複雑になりがちで
その説明がくどくなってしまったりとか

騙す側と騙される側のトリックの解説(ネタばらし)も
複雑になりがちでくどくなってしまう事が多いんですよ。

だけれども、「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の場合は
神崎直というバカがいるおかげで
騙される側のハードル下がり、

ネタばらしの複雑さが緩和しています。

神崎直以外にもおバカさんをたくさん登場させる事によって
ルール自体も比較的理解しやすいルールを作り出しているので

ルール把握もしやすく、読者が読みやすい作品になっています。

常識的に考えて、こんなにアホで単純な奴らはいないだろ?

と思うかもしれませんが、
まあそこは物語を読みやすくするためのエッセンスだと
思って貰えばいいと思うんですよね。

リアルを追求するのが目的ではなくて
面白いストーリーを作るのが目的ですからね~

考えられた上で、おバカを揃えて
分かりやすいルール設定になっているのか

なんとなくで、そのような設定になっているのかは分かりませんが

分かりやすいストーリーを作るために
相対的にレベルを下げる

というのは秀逸なアイディアだと思いますね。

これがテレビドラマや映画でも受けた理由でしょうね。

素晴らしい着眼点だと思います。




バカは搾取される!そのは世の中の常

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の主人公は
騙されやすくおバカなキャラクターである事は
前述したとおりなんですけど

悲しいかな、漫画の世界なので

誰か(特に秋山)助けてくれることが現れて
ことごとくピンチを乗り越えていきます。

まあ、漫画なんでね。

こんな結末もありだとは思いますけど

『バカは搾取される』

というのは世の中の鉄則です。

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」を見て

「正直者は救われる」

とか思っちゃう人はいないとは思いますが…

どうしても日本人ってのは

“なんでも人のせいにして自分だけを正当化する”

習慣がありますよね。

人のせいにするってことは自分で責任を負わない

という事なので、そんな傾向を助長する
受け取り方はしてほしくないなと思います。

正直者が正しいわけでもないし、
嘘をつく人が悪な訳でもないんですよ。

よく友達の子供の写真とか見て
全然可愛くないのに「可愛いね~」とか言うじゃないですか。

こういう愛のある嘘は全然アリだし

自分を騙してくる人、陥れてこようとする人なんて
生きていればたくさんいる訳ですから

そういう人に足を引っ張られないしたたかさは必要です。

バカな人は必ず搾取されるのが世の中ですから
バカにならないよう勉強する必要はあるんですよ。

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の直はご都合主義で
全てが上手くいってしまうわけですが

これが現実世界であれば、借金を背負わされて
体を売る仕事をさせられて、犯罪まがいの事に手を出して
人生ボロボロになって「はい、終わり」です。

なので、直の生き様を反面教師として受け止めるのが
「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の正しい読み方かなと思います。

私達が生きている世の中は常日頃から
小さいライアーゲームをやり続けているようなものですから

敗者にならないよう頭を使いたいですね。



「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の全体評

「LIAR GAME(ライアーゲーム)」はギャンブル漫画の弱点である
ルール設定やトリックの複雑さを緩和するために
キャラクターに仕掛けをしてある

「読みやすいギャンブル漫画」

です。

主人公神崎直のバカっぷりには
「おいおい、やりすぎじゃね?」
と思わずにはいられせんが

この漫画を反面教師にすることで
いろいろと人生を学べる作品にも仕上がっているので
オススメ出来る作品ですね。


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