月刊少年チャンピオンで2010年から連載されていた
人気漫画「ハカイジュウ」(作者:本田真吾)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ハカイジュウ」の素晴らしさや面白さ
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また「ハカイジュウ」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
「ハカイジュウ」の魅力なども語っていきたいと思います。
Contents
今回取り上げる漫画は
「ハカイジュウ」
です。
「ハカイジュウ」は月刊少年チャンピオンで連載されていた漫画ですが
個人的に少年チャンピオンの漫画が大好きなんですよね~
昔は「ドカベン」のイメージしかなかった
少年チャンピオンですが、今は「弱虫ペダル」のような
熱血のスポ根漫画もあれば
(「鮫島、最後の十五日」も最高でした)
「BEASTARS」のエッジの立った作品があったり
「刃牙シリーズ」のような格闘系があったりと
全体的なレベルが高い雑誌になっています。
(人気漫画 弱虫ペダル)
そんな中で、私が好きなのが
「パニックホラー系」ですね。
週刊少年チャンピオンだと
「魔法少女オブ・ジ・エンド」や「バーサスアース」がありますが
月刊少年チャンピオンのパニックホラー漫画と言えば
今回取り上げる「ハカイジュウ」です。
グロさがあるので、読者を選ぶジャンルですが
少年チャンピオンは結構チャレンジしているんですよね。
そんな「ハカイジュウ」がどんな漫画なのか?
「ハカイジュウ」の魅力は何なのか?
存分に語っていきましょう。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「ハカイジュウ」はどんな作品?
「ハカイジュウ」は月刊少年チャンピオンで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはパニックホラー漫画(サスペンス漫画)
作者は本田真吾
出版社は秋田書店
コミックスは全21巻が発刊されています。
作者:本田真吾
出版社:秋田書店
掲載誌:月刊少年チャンピオン
掲載期間:
第一部:2010年5月号~2014年7月号
第二部:2015年1月号~2017年7月号
巻数 全21巻
ハカイジュウを無料で読むには?
「ハカイジュウ」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで
アプリ内で配信されている全巻無料対象マンガは毎日30分間無料で読めます。
もちろん「ハカイジュウ」も無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※1日に無料で読める話数には上限があります。
「ハカイジュウ」の概要とあらすじ
舞台は東京都立川市
私立立川学園高等学校に通う主人公の鷹代陽(たかしろ あきら)は
バスケットボール部に所属しており
ライバルである久遠瑛士(くどう えいじ)と切磋琢磨していました。
陽と瑛士は幼馴染である未来(みく)に恋心を抱いており
バスケだけでなく、恋愛でもライバル関係にありました。
スポーツに恋に青春を謳歌していた二人でしたが
ある日、突然大きな地震が襲ってきます。
ロッカーに潰され気を失った陽が目を覚まし、周りを見渡すと
訳の分からない化け物によって
腕だけしか残されていない瑛士を発見します。
得体のしれない化け物を目の前にして必死に逃げる陽は
瑛士や他生徒達のおびただしい数の死体を発見
陽は絶望に暮れながらもクラス唯一の生き残りである白崎を発見します。
二人でなんとか学校の外に出ると、大小様々な化け物が
立川の街で大暴れをしている景色を目の当たりにします。
なんとかして安息の地を探そうと知る陽と白崎
そして、地震の前に未来が陽に立川に向かってくると
メールをくれた事を思い出し、陽は未来を探し出します。
果たして、陽達は安全な場所に逃げることが出来るのか?
突然沸いた化け物は何者なのか?黒幕は誰なのか?
化け物たちが息をつかせず襲い掛かってくる王道のパニックホラー漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
と、ストーリーを話してみましたが
まあ、パニックホラー漫画らしい導入ですよね。
何の前振りもなしに一気にカオスな状態になり
化け物に追われ続けてしまう
というこの不条理な設定がパニックホラー漫画の真骨頂です。
そんな王道のパニックホラー漫画である
「ハカイジュウ」はどんな特色を出しているのでしょうか?
という事で、「ハカイジュウ」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。
「ハカイジュウ」のここが凄い!
どこにいても出現する化け物パラダイス
「ハカイジュウ」の一番の特徴は敵キャラクターである化け物です。
漫画の初めから中盤まで何のために生まれたのか?
何で生まれてきたのか?
が、さっぱり分からないんですが
とにもかくにも化け物が出てきます。
ここは安全
↓
化け物出現
↓
何とか逃げて、ここなら安全
↓
化け物出現
シーンが変わって、別のキャラクターへ
↓
化け物出現
↓
安全な地に来た!
↓
化け物出現
どんな状況に陥っても化け物が出てきます。
まさに「パニック系の王道漫画!!」
この系列の漫画は”スリル”と”スピード感”なんですよね~
主人公の陽やヒロインである白崎、未来のもとに次々と現れる化け物
軍隊の集中砲火を浴びながら何度も何度も生き返ってきて
人類を襲う姿はまさに圧巻です。
最初の方は「グロくて気持ち悪っ」と思っていた化け物も
あまりにも登場頻度が多くなってきて愛着すら湧いてきます。
ピンチを乗り越えながらも、なかなか真相に近づけずに
化け物に襲われる登場人物たち
そして、登場する人物も化け物じみた人間が出てきます。
ちょうど変態の剛力教師、根暗な泥棒野郎などなど…
化け物のパラレルワールドをご堪能下さい。
ツッコみたいことは山ほどあるけど黙ってみるのが礼儀!
「ハカイジュウ」はツッコミどころが満載の漫画です。
そもそも何でこんな化け物が出てきたの?
と、まず最初に疑問に思う訳ですが
ストーリーを読み進めていくと
どうやら日本政府がこの化け物を仕掛けているらしい…
「えっ、何で??」
と、思う訳です。
何か生物兵器を開発して、その実験をしたいのであれば
東京都心から程遠くない立川市で行う必要はないし…
で、急にインターネットの検索制限がかかったりするし
立川市を孤立させるために周りに大きな溝を作ったり
お台場を孤立させるために周りに巨大な壁を作ったり
やっている事が
「百害あって一利なし」
なんですよ。
結局、日本政府の軍隊は軒並みやられるし
フェーズが上がって登場する様々な兵器も通用しないし
この漫画に出てくる日本政府がバカ過ぎるんですよね~
普通、何か悪巧みをするときって
「もっと、緻密に計画を練りますよね」
化け物を製造・実験するにも無人島でやるとか…
日本国がダメージを受けないように考えるものですが
「ハカイジュウ」に出てくる日本政府は
自分自身で自爆テロをやっているような感じです。
と、とにかくツッコミどころが満載なのが「ハカイジュウ」の醍醐味です。
前章で登場人物が化け物じみている
という話をしましたが、
とにかくクレイジーな奴ばかり出てくるので
野暮なツッコミはやめて素直に楽しみましょう!!
「ハカイジュウ」の全体評
「ハカイジュウ」は王道のパニックホラー漫画です。
どこもいても化け物が出てきて
『超絶的に襲われまくる』
というコンセプトなので、ストーリー設定も
キャラクター設定もツッコミどころが満載です。
色々とツッコミどころはあるんですが
細かい事を考えないでただひたすらに訪れる
スリルとサスペンスを堪能すれば
かなり熱くて面白い漫画だと言えますよ。
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