少年ジャンプ+で2014年から連載されている
人気漫画「カラダ探し」(第三章)(作画:村瀬克俊、原作:ウェルザード)のネタバレ
幸恵はなぜカラダ探しを仕掛けたのか?
長かったカラダ探しの末、辿る結末とは?
などなど「カラダ探し」(第三章)のあらすじ・ストーリーを
最初から最終話まで話していきたいと思います。
Contents
ここでは
「カラダ探し」(第三章)
のあらすじ・ストーリーについて最初から最後まで
ネタバレありで話しています。
もし、ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!
という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。
⇒(参考)カラダ探しはホラー苦手な人でも読めるホラー漫画かも
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それでは「カラダ探し」(第三章)のあらすじについて話していきます。
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1.プロローグ
「カラダ探し」の他章のあらすじを見たい方は以下からどうぞ
県立逢魔学園に伝わる怪談
50年前にバラバラ殺人の犠牲者となってしまった少女
この少女が「赤い人」として学園に現れる
赤い人は放課後に現れる。
赤い人は一人になった生徒の前に現れる
赤い人を見た人は校門を出るまで決して振り返ってはならない
振り返ったものは体を八つ裂きにされて、校舎に隠される
そんな伝説がありました。
第二章で棺桶に入り、カラダ探しを終わらせた美雪。
主人公の明日香は解放されて5日が経ちましたが
記憶を持ったまま現世に戻ってきた
明日香、留美子、結子、翔太、高広はボーっとしていました。
それは前回のカラダ探しで美紀が激怒した時に
入った空間の亀裂が現実世界でも入っていた事も大きな理由でした。
もう一つの呪いを解く方法について考える明日香。
そんな中、村田幸恵は遥にカラダ探しを頼み
その後、幸恵は明日香にもカラダ探しを依頼します。
もう一つのカラダ探しはどんな意義をもたらすのか??
なぜ、幸恵は明日香達をカラダ探しに誘ったのか??
2.初日~四日目 遥の過去が明かされる
幸恵は日菜子、小川、中島、武司にも声を掛けて
この6人でカラダ探しが始まります。
悪態をつきまくる遥は役に立たない男子を放置して
明日香、日菜子とカラダを探しはじめますが
放送が途切れ途切れで聞き取れないというハプニングがおきます。
それでもカラダを探し続ける遥と明日香ですが
全く動かない武司が死人(報告人)として動き出します。
赤い人を呼ばれて、明日香は殺されてしまいます。
二日目
武司が赤い人に殺された形跡がない事から
遥は一見優等生で通っていながら
中身がクズである中島を疑いますが
明日香はカラダ探しの概要を中島と小川に伝えます。
そして、カラダ探しが始まります。
中島は「自分ひとりでカラダを探すことはたやすい」
と公言し、単独行動をとります。
小川も明日香と一緒に行動し、カラダを探しますが
中島は赤い人に追われた際
すぐに他人に赤い人を擦り付けて
自分だけ逃げきると言う戦法に出ます。
遥はそんな中島のクズさを見抜いて、中島から離れようとします。
そんな中、幸恵の頭を見つけた明日香達は棺桶にパーツを入れますが
中島と出会い、赤い人を押し付けられます。
明日香は赤い人のぬいぐるみに手が入っている事に
気付きますが、赤い人に殺されてしまいます。
三日目
中島の狂気を知った明日香は遥達にそのことを話し
その後、中島とひと悶着を起こします。
(中島は昨日1つパーツを戻している)
中島の狂気に対応するべく武司にお願いをしますが、武司は動きません。
カラダ探しに入る前に明日香の部屋に美紀の霊が現れ
「黒くて怖い人」から助けてほしいと言われます。
カラダ探しが始まると日菜子が既に死んでおり、
中島は武司を殺してしまいます。
そんな中、必死にカラダ探す明日香達
小川は殺されてしまいますが
ぬいぐるみから手を取り出しており、
明日香は棺桶にパーツを入れます。
追い詰められる明日香の前に美紀が現れ
カラダ探しの世界中でも、助けてほしいとせがまれます。
美紀は幸恵によって放送室から追い出された事を告げ
幸恵は嫌いな人たちをカラダ探しに選んだのではないか
という疑問を持ちます。
明日香は左胸のパーツを見つけますが
棺桶に入れる事が出来ずに殺されてしまいます。
四日目
目が覚めると様々な環境が変わっており
高広は土下座をして武司に協力を促すのでした。
そして、明日香は黒くて怖い人を探すため、
小野山邸を探索する事を決め
八代、高広と3人で屋敷に入り込みます。
隠し部屋を発見する3人ですが、明日香は入る事が出来ずに
八代と高広の2人で隠し部屋の奥を調べます。
すると黒くて怖い人が現れ、3人は必死で逃げます。
その夜、日菜子は遥に襲われます。
日菜子を助けた明日香ですが、遥は前回のカラダ探しの時に
男性陣が日付が変わらない事を良い事に女性をレイプしまくっていたこと
そして、自分も被害に遭っていたこと、
日菜子の兄もそこにいたことを明かすのでした。
そして、その日のカラダ探し。
武司は活力を戻し、カラダ探しに参加をし始め
赤い人と戦いますが、黒くて怖い人が現れた事で、殺されてしまいます。
中島はパーツを2つ集め、集まったパーツは5つになりますが
明日香が黒くて怖い人を呼び寄せて、全滅してしまいます。
3.五日日~カラダ探し終了迄 カラダ探し終了後に待ち受けている運命は?
五日目
明日香は日菜子と遥の仲を取り持ち
武司と小川の仲も取り持ち、カラダ探しに向かう体制を強化します。
カラダ探しが始まり、全員で計画的にカラダを探し始めます。
順調に行きそうな雰囲気を醸し出しますが
幸恵は放送のボリュームを最大にしてカラダを探しを邪魔します。
武司は黒くて怖い人を呼び出しますが、返り討ちにあい殺されてしまいます。
黒くて怖い人は小川に化けて明日香も追い詰め、殺してしまい
五日目のカラダ探しは成果を得られず、終了します。
六日目
明日香は呪いを解くべく遥達を呼び出し、話を始めます。
そして、中島を除く5人で小野山邸に向かいます。
美紀と美子の母親が遥と酷似していることや
美子の死体を小さな山に埋めたことを知り
悪意を持っている幸恵への対策を練ります。
そして、カラダ探しの時間。
この日が最後のカラダ探しになる事を予感していた全員は
死なない様に注意をしてカラダを探しますが
明日香が赤い人に見つかってしまいます。
ここで中島が身代わりを買って出て犠牲になります。
カラダを全て揃え、棺桶に入れた5人ですが
遥は日菜子との約束で、日菜子を殺し、記憶を消すようにします。
カラダ探しの犯人だった幸恵は自分勝手な妄想を膨らまし
逆恨みのような形で6人に悪意を持っていました。
それゆえに美紀に正体を消されてしまいます。
カラダに入る人物がいなくなったことで、
小川が名乗り出て棺桶に入り、
3回目のカラダ探しは終了となります。
最終日
カラダ探しを終えた明日香は
美子の亡骸が埋められている場所に向かおうとします。
八代に場所を聞き、高広、遥と3人で山に到着する明日香は
美子の亡骸を掘り出し、赤い服を供養として収めます。
その後、小野山邸に行き、呪いを解く方法を探ろうとしますが
黒くて怖い人の禍々しいオーラを感じた事から立ち去ります。
4.復活した美雪、美紀・美子の呪いは解けたのか??
11月28日
カラダ探しで棺桶に入っていた美雪が目を覚まします。
カラダ探しを経験したみんなで屋上に集まり
眠る前に呪いを解くと言っていた美雪とその方法について話します。
美雪は美子が待つ場所を探し、美子と対話する事が必要だとし
その場所として大職員室に行く必要があると言います。
八代に協力をしてもらい大職員室に入り、美子と話す美雪。
美雪は呪いを解くには美子を美紀に会わせ
美子の手によって、美紀を倒すことだと解釈し
屋上で美紀を会い、美子を呼び出します。
すると美子は美紀と美雪を殺してしまい、世界が崩れて始めます。
これにより留美子と武司が意識を失い、何かしらの記憶が入り込んできます。
留美子は美雪が殺されている事を感じ、
屋上に向かうと美雪は死んでいました。
留美子は美子の心臓を見つければ、呪いを解く事に繋がると判断し
生産棟の中庭に入り、心臓を見つけます。
美子の亡骸に心臓を戻しつつ、小野山邸にある赤い人が入った壺を壊す。
これが同時に出来れば、呪いが解かれるのではないかという解を出します。
明日香、遥、高広は小野山邸に。
留美子、武司、八代は美子の亡骸の元に
それぞれ向かいます。
途中で山岡泰蔵に憑りつかれている雰囲気がある健司も一緒にお墓に向かいます。
その道中で赤い人が現れ、健司が赤い人を止めますが
赤い人の力に負けて、健司は死亡してしまいます。
結子も負傷して、留美子と八代は2人で墓を掘り出そうとしますが
赤い人が現れ、八代も殺されてしまいます。
ここで武司が助けに走り、赤い人と戦い始めます。
必死に赤い人を止める間に留美子は心臓を亡骸に入れますが
二人とも赤い人に殺されてしまいます。
一方、小野山邸に向かう明日香達は禍々しい空気が
支配する中、壺のある部屋に入ります。
ここで今まで以上に強力な黒くて怖い人が現れ
3人は首を絞められたような感じで苦しみます。
しかし、高広は抵抗して、黒くて怖い人と戦い始めます。
高広は黒くて怖い人の魂を壺に入れる事に成功しますが
遥は明日香を庇って殺されてしまいます。
美子の魂が壺に入った時を見計らって明日香は壺を叩き割ります。
今までカラダ探しの世界で時間を奪っていた事が正常化し
時空が崩れていき、小野山邸も崩壊していきます。
明日香と高広はなんとか脱出します。
崩れいく小野山邸からは光となって空に昇っていく
美子と美紀の魂が登っていくように見えていくのでした。
そして、二人は意識を無くして、気が付くとベッドに寝ているのでした。
外に出ると高広が迎えに来ていて、
空に入っていた空間の日々が無くなっていました。
明日香は呪いは本当に解けたのかと心配して登校します。
すると留美子が明日香の前に現れ、明日香は泣きながら喜びますが
留美子は昨日の出来事を覚えていませんでした。
高広と明日香以外の人間は
一つは、11月28日の記憶が全く無いという事。
一つは、「カラダ探し」を知らないという事。
一つは、遥の事を誰も覚えていないという事
という共通点がありました。
その後、学校を抜け出し美子の墓に行く二人。
すると亡骸があった場所には何もなく
小野山邸も存在が消えていました。
これで呪いが終わった事を二人は実感します。
小野山邸から帰る途中、生きている遥にも出会い
明日香は全部元に戻ったのだと安堵します。
そして、卒業式の光景が描かれます。
明日香は、記憶が無くなっても繋がっている
この状態を何よりも大切にしたい、と高広に告げ
高広は改めて明日香に告白すると
二人は手を繋いで歩いていくのでした。
ここでナレーションが流れます。
「カラダ探し」私達二人だけが覚えている
二人の少女と”呪い”の恐怖
そして皆でそれを乗り越えた絆の物語
このナレーションを以て「カラダ探し」は終了となります。
「カラダ探し」の全体評
ここまでずっと「カラダ探し」のあらすじ(ネタバレ)を語ってきました。
ホラー漫画で始まった「カラダ探し」ですが
最終的にはとてもきれいな結末を迎えましたね。
三章共にシナリオも整っていましたし
キャラクターも様々な性格の人間が出てきて
ヤキモキしたり、スリリングな展開にしたりと
非常にまとまっていたと思います。
スピード感もちょうどよく、
「良い漫画を読んだなぁ」
という感想を素直に持ちました。
ただのサスペンス漫画ではないので
ちょっと苦手な人も、是非一度読んで欲しいですね。
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