漫画「アラクニド」を読むと虫が怖くなってくる…【感想・レビュー:ネタバレなし】

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月刊ガンガンJOKERで2009年から連載されていた
人気漫画「アラクニド」(原作:村田真哉、漫画:いふじシンセン)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「アラクニド」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「アラクニド」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「アラクニド」の魅力なども語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「アラクニド」

です。

 

「アラクニド」という漫画を知っている人はあまりいないでしょうね~

なにせ「月刊少年ガンガンJOKER」というマイナーな雑誌で連載していますからね。

この雑誌は「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」でお馴染みの
「スクウェア・エニックス」で出版されている雑誌です。

スクウェア・エニックスから出版された漫画で最も有名なのは
「月刊少年ガンガン」で連載されていた「鋼の錬金術師」です。


(鋼の錬金術師)

鋼の錬金術師(略してハガレン)を読んだことがある人は分かると思うんですが
「ストーリーの深さ」と「完成度の高さ」が素晴らしいんですよね。

週刊少年ジャンプとか週刊少年マガジンとかじゃなくても
面白い漫画ってたくさんあるんですよ。

 

そんな面白い漫画の一つが

「アラクニド」

です。

 

タイトルを見ただけではどんな漫画か予想できないと思うので
まずは「アラクニド」がどんな漫画なのかジャンルを説明しておきましょう。

この漫画のジャンルは「アクション漫画」です。

 

ちなみに「アラクニド」とは英語でクモみたいな形をした動物という意味だそうです。

クモだと「スパイダー」という英語が一般的ですが
正確にクモという意味ではなく、クモの形をした動物だというです。

ダニとかがこれにあたるんですが
当然、主題となっているクモが登場してくる漫画です。

 

という事でクモをテーマにした「アラクニド」がどんな漫画なのか?

そして、どんな感じで面白く仕上がっているのか?

「アラクニド」の魅力を存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「アラクニド」はどんな作品?

「アラクニド」は月刊少年ガンガンJOKERで連載されている人気漫画です。
ジャンルはアクション漫画
原作は村田真哉、作画はいふじシンセン
コミックスは全14巻が発刊されています。

 

原作:村田真哉、作画:いふじシンセン
出版社:スクウェア・エニックス
掲載誌:月刊少年ガンガンJOKER
掲載期間:2009年12月号~2016年1月号
巻数 全14巻




 

「アラクニド」の概要とあらすじ

普通の高校生である藤井有栖(ふじいありす)はいじめられっ子でした。


(主人公のアリス こと 藤井有栖)

というのも一度物事に集中してしまうと
人一倍没頭してしまうので、気持ち悪がられていたのです。

 

アリスの母親は昨年の暮れ、うつ病で自殺した事で
身寄りのないアリスは叔父のところへ引き取られました。

しかし、叔父はクズ人間。

多額の借金を抱えているだけでなく、アリスをレイプしようと迫って来ました。

そんな最中に来客があり、しぶしぶ叔父は来客対応をします。

アリスはこの隙に逃げ出そうとしますが、逃げる場所がありません。
切羽詰まったアリスはイチかバチか正面突破を狙います。

正面突破するために入口を覗くと、叔父は殺し屋に殺されていました。

 

叔父を殺した殺し屋はアリスをも殺そうとします。

プロの殺し屋に追い詰められ絶体絶命となったアリス。

 

この窮地を脱する方法を考えるのに集中し
「殺される前に殺す」という結論に達して、殺し屋に襲いかかります。

殺し屋は殺されこそしなかったものの
素人であるアリスに傷をつけられます。

このことに驚いた殺し屋はアリスに興味を持ち
戦いの中でアリスを気絶させ、隠れ家に連れて行った「蜘蛛」という名の殺し屋

蜘蛛のアジトに連れていかれたアリスは叔父を亡くしても帰ろうとしますが
蜘蛛はアリスの言う事には耳を貸さず、自分の部下になるように話をします。

 

アリスと同じ集中し過ぎてしまう癖

「CEC(先天性集中力過剰)」を持っている
蜘蛛はアリスの素質を見込んでいました。

 

 

蜘蛛は組織のボスにアリスを仲間にする許可を貰おうとします。
そして、唯一ボスと連絡を取れる雀蜂(スズメバチ)と呼ばれる男に接触をします。


(組織のキープレイヤー 雀蜂)

しかし、ボスの返事はノー

そして、アリスを殺すように命じられる蜘蛛ですが、
雀蜂の命令に背き、アリスを殺さず連れて帰ります。

ボスの意向に逆らった事で命を狙われる立場になった蜘蛛とアリス。

蜘蛛はアリスの素質を開花させるべく修行を行います。

蜘蛛の糸を使いながら、過酷な修行に耐えて強くなるアリス

殺し屋として戦えるレベルにまで成長したアリスは蜘蛛と共に雀蜂を殺しに行きます。

 

果たして、アリスと蜘蛛は組織から逃れる事が出来るのか?

アリスと蜘蛛の間に訪れる悲しい出来事とは?

殺し屋組織での争いを描いたアクションバトル漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

と、ストーリーを話してみましたが

現実離れした設定でバトルを中心に描かれた漫画だなぁ

という印象ですね~

「グラップラー刃牙」とかでもそうですが
格闘を中心に描かれているバトル漫画は

“バトルが面白ければ、何でもいい”

というのがテーマなんですが、
「アラクニド」の場合もバトル中心の熱い展開で楽しませてくれます。

 

という事で、「アラクニド」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。

 

「アラクニド」の全話のあらすじ(ネタバレ)について知りたい方は
以下をクリックして、ネタバレページへ行って下さい。

「アラクニド」のネタバレ(あらすじ)、アリスはどうなった?

 



 

「アラクニド」のここが凄い!

昆虫博士もビックリ!虫が怖くなってしまうような昆虫バトルが凄い!

「アラクニド」は最初のあらすじで話したようにクモ(みたいなもの)という意味です。

主人公のアリスは殺し屋である蜘蛛から引き継いだ
蜘蛛の能力を使って強敵と戦っていくんですが

登場人物が何かしらの虫の特徴を元に能力を保持しています。

 

普通、虫の能力を用いて相手と戦うとかなると

「カブトムシ」とか「クワガタ」とか「カマキリ」とか
昆虫の中でも人気があって、実際に強さを見せている虫を
モチーフにして物語を展開していきそうなものですが、「アラクニド」はそうではありません。
(カブトムシは登場するんですけどね)

主人公であるアリスの側近的な役割として
活躍する女キャラクターがモチーフにしているのが

「ゴキブリ」です。

 

「えー、マジかぁ~」
「ゴキブリをモチーフにしたキャラって気持ち悪すぎでしょ」

と思わずにはいられません。

 

ちなみに「ゴキブリ」の能力を持ったキャラクターはこんな感じです。

「いやいや、可愛いんか~い!!」

と、ツッコミたくなるような感じなんですが
このキャラクターがゴキブリの特性を生かして
全身から油を出しまくる姿はもう見ていられません。

 

このキャラクターのチョイスが絶妙なんですよね~

「ゴキブリ」だけに飽き足らず

「ゲジ」とか「イモムシ」とか「ムカデ」とか

 

とりあえず万人に気持ち悪いと
言われるような虫を中心に選んでいるような感じがして
原作である村田真哉さんのSっ気が見どころです。


(イモムシ)

 

それだけではなく、強敵として現れてくるのが
「スズメバチ」であったり、「サソリ」であったり、
とても凶暴な「アリ」であったり

気持ち悪さではなく、強さとして人間が嫌う虫もふんだんに登場してきます。

  
(左:スズメバチ  右:サソリ)

 

そして、このキャラクターが技を発動するときに
その虫がどんな能力を持っているのか解説してくれるので

「へぇ~、こんな虫もいるんだぁ」

と感心させてくれます。

と同時に、

「虫ってこんな能力あるのかぁ、怖ぇ~!!」

という気持ちにもなってしまいます。

 

この昆虫博士のような様々な虫によるバトルが
「アラクニド」の面白さであり、凄さですね。




 

サクサク進むストーリーはアクション漫画のお手本!

「アラクニド」はアクション漫画ですが
王道と言えるべきストーリー展開を見せてくれます。

「アラクニド」は全部で14巻が発売されているんですが
起こった出来事を考えてみると、

あまり大きなストーリーの動きはありません。

 

アリスが敵対する組織は、
世界をひっくり返そうとするくらいの
規模感のある組織なんですが

まさかの

“学校の中でストーリーが完結する”

というコンパクトな仕上がりになっています。

 

逆にいうと、学校内でストーリーが完結するくらいの

バトルをふんだんに取り込んでいます。

見るからに明らかなバトルメインの漫画なんですよね~

バトル漫画(格闘漫画)の場合って

ストーリーは割とどうでも良くて、バトルの内容勝負!

 

という構成になっている漫画が多くて

「アラクニド」もまさにそんな感じです。

 

 

ストーリーの捻りがあれば、さらに完成度の高い漫画になっていたと思いますが

「昆虫大戦争」

の様相を呈している「アラクニド」は十分に特徴的ですし

妙に捻っていないだけに

サクサクと気持ちよく読める漫画になっています。

 

「アラクニド」は深い事を考えずに楽しめる漫画ですよ。




 

「アラクニド」の全体評

「アラクニド」は王道のアクションバトル漫画ですが
なによりも特徴的なのは

“キャラクターが虫をモチーフにしている”

という点です。

 

しかも、虫のチョイスも気持ち悪いものであったりとか
凶暴で凶悪な虫であったりとか、絶妙なところをついてきます。

「虫ってなんだか気持ち悪いけど、その気持ち悪さをちょっとみてみたい」

とか思っている人には楽しめる漫画になっていますので
虫に興味がある人も、興味がない人も是非、一度読んでみてください。

 

 

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