サンデーうぇぶりで2020年から連載されていた
人気漫画「カクカゾク」(作者:カトウタカヒロ)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「カクカゾク」の印象的だった点を含めたぶっちゃけ評価
などについて話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また、漫画「カクカゾク」を無料で読む方法
についても語っていきたいと思います。
Contents
今回取り上げる漫画は
「カクカゾク」
です。
もちろんタイトルは「核家族」という言葉から
来ていると思うんですが、
カタカナにするとちょっと不気味な感じがしますよね~
「核」という言葉は核爆弾とかで使われるので
なんだか物々しい雰囲気も感じたりします。
という事で青春漫画ではない事だけは確かですが
この漫画がどんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。
この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。
サスペンスの中でもサスペンスホラーという感じのテイストですね。
「カクカゾク」を描いたカトウタカヒロさんは
前作で「ジンメン」という作品を描いているんですが
こちらはパニックホラー漫画、わかりやすく言うとゾンビ物だったので
こういった作品に長けている漫画家さんだと言えます。
「カクカゾク」も「ジンメン」も
漫画アプリでの限定連載であるにも関わらず
圧倒的な人気を誇っていて
アプリ内にある過去のレジェンド漫画よりも
高評価を受けているというあたりが
カトウタカヒロさんの才能を感じます。
という事で「カクカゾク」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点
「カクカゾク」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。
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「カクカゾク」はどんな作品?
「カクカゾク」はサンデーうぇぶりで連載されている人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画(ホラー漫画)
作者はカトウタカヒロ
コミックスは全4巻までが発刊されています。

作者:カトウタカヒロ
出版社:小学館
掲載誌:サンデーうぇぶり
掲載期間:2020年4月~2021年
巻数 全4巻
「カクカゾク」を無料で読むには
「カクカゾク」をすぐ読みたい方は
「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
「サンデーうぇぶり」は人気漫画を無料で読むことが出来ます!
もちろん「カクカゾク」も無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※ タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
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※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
もし、無料で読める期間が過ぎていた場合は
試し読みも出来ますので、こちらから読んでみて下さいね。
「カクカゾク」と検索して下さいね。
「カクカゾク」の概要とあらすじ
主人公の縁(えにし)は家庭に絶望していました。
リストラに遭い、新しい職を探さずに飲んだくれる父の大輔
義父の介護でくたびれる母の真由美
児童買春でお小遣いを稼ぐ姉の凛
引きこもりで家から出ない妹の紬
認知症となってしまった祖父
全員が家庭は終わったと認識しており
離婚寸前と言う状態まで進んでいました。
そんな時に地球に隕石が降り注いできます。
凄まじい衝撃に気を失った縁たち。
気がつくと家族全員が合体して一つの大きな体になっていました。
ふと見ると周りにも人間が複数合体した化け物がいて
縁達は化け物に襲われます。
が、家族全員が意思を一つにして、化け物を倒します。
街に出てみると化け物が人々を襲う地獄絵図が展開されていました。
人間を合体させる謎の隕石の正体は何なのか?
バラバラだった縁の家族はどうなるのか?
ダークファンタジーの設定に家族の在り方という要素を加え
大胆な設定で描いたサスペンスホラー漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
「カクカゾク」と検索して下さいね。
最初のストーリー設定を見て頂くだけでも分かると思いますが
めちゃくちゃです(笑)
普通の日常が隕石の落下により阿鼻叫喚の世界になる
というのは基本的にパニックホラー漫画のやり方で
前作の「ジンメン」を踏まえている感じはあるのですが
そこからの展開がちょっとシリアスになるんですよね。
このあたりのギャップが見所なのですが
「カクカゾク」の特徴を見所を話したいと思います。
「カクカゾク」のここが凄い!
ギャグに見える位にシリアスとホラーのギャップが凄い
「カクカゾク」の最大の特徴と言えば
『ギャップ』です。
先ほども話したとおり最初の導入がパニックホラー漫画なんですよね。
いきなり隕石が落ちてきて複数の人間が合体してしまう。
そして、合体した人間が合体していない人間を襲い捕食する。
完全にゾンビ漫画です。
だけれども、ここに「家族って何?」という
重たい定義をぶっ込んでくるんですよね~。
縁の家族は子連れ同士の再婚家族という設定も利かせて
家族の定義を問いただしてきます。
家族の関係って簡単なようで難しいと思うんです。
昔は一つの生活共同体としてなくてはならないコミュニティーだったので
個人がどう思おうと一緒にいる以外になかったのですが
それゆえに家族に価値観や思想などを支配されて
メンタルをやられてしまう人がかなり多かった。
と、田舎出身である私の母親は言っていました。
引きこもりとかニートとかって現代の問題に感じるかもしれませんが
今は情報の通りが良くなったから顕在化して見えるだけであって
昔はもっと酷かったんだろうなぁと思ってしまいます。
そもそも人権なんて概念はなかったですからね。
子供の教育に親の暴力なんてつきものだったことを考えると
家族というものを再定義する時代に来ているのかもしれません。
父親の大輔はリストラされて腐ってしまい
凜は自分に興味を持ってくれなくなった親に絶望してしまう。
なんか、端から見ていると
「たいしたことないじゃん!」
って思うような事で悩んでいるんですが
家族だから自分の悩みを全てフォローしてくれるはずだ
みたいな家族観がそろそろ終焉を迎えているのかなと
思わずにはいられません。
家族であろうが一人の人間な訳ですから
自立して、自分の居場所を自分で作っていかないと
家族として成立しないのかもしれません。
みたいな事を考えさせられる中で
急に合体した化け物が狂ったように
他の人間に襲いかかる訳ですから
感情がついていかなくなるんですよね(笑)
シリアスなシーンからのむちゃくちゃなグロシーンへの移行は
「ギャグ漫画なの?」と思うくらいに振り幅が大きくなり
読み手に大きなインパクトを与えてくれます。
新鮮味があって面白い漫画ですよ。
「カクカゾク」の全体評
「カクカゾク」は基本のラインとしては
「家族とは何か?」という哲学的なテーマを取り上げながらも
前作の「ジンメン」を彷彿とさせるパニックホラーの要素を
ふんだんに取り入れたシリアス&ホラー作品になっています。
この2つの要素の振り幅から漫画のレビューなどを見てみると
「これってギャグ?」みたいなコメントも出てくるほどです。
とにかく”ユニーク”で読む側の感情を揺さぶる作品なので
このレビューをみて気になった方は
是非「カクカゾク」を見てみてくださいね。
ちなみに「カクカゾク」1冊分を格安の60円で読む方法があるのを知っていましたか?
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