「探偵ゼノと７つの殺人密室」評価！正義感ぶらない主人公に注目【無料で読む方法付感想】

 

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週刊少年サンデーで２０１８年から連載されていた
人気漫画「探偵ゼノと７つの殺人密室」（原案:七月鏡一、作画：杉山鉄兵）について
感想（レビュー）を語ると同時に
「探偵ゼノと７つの殺人密室」の印象的だった点を含めたぶっちゃけ評価
などについて話していきたいと思います。
（極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい）

また、漫画「探偵ゼノと７つの殺人密室」を無料で読む方法
についても語っていきたいと思います。

今回取り上げる漫画は 「探偵ゼノと７つの殺人密室」 です。

まあ、これはタイトルを見れば
どんな漫画なのか一目瞭然ではありますが

最初にジャンルの説明だけしておきましょう。

この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。

サスペンスの中でも王道を行く「殺人事件もの」ですね。

漫画で言えば「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」
ドラマで言えば「相棒」「古畑任三郎」

大ヒットするミステリーは常に殺人事件ものです。

ただコナンや金田一の影響が大きくなり過ぎたので

新しく始まる王道のミステリー漫画は
二番煎じのレッテルを貼られてイマイチヒットに繋がらない

という現象が起こっているのも事実。

「探偵ゼノと７つの殺人密室」も８巻で終わっていますが
内容としてはコナンにも劣らない
素晴らしいミステリー漫画に仕上がっています。

という事で「探偵ゼノと７つの殺人密室」がどんな漫画なのか？

そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点

「探偵ゼノと７つの殺人密室」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。

「探偵ゼノと７つの殺人密室」はどんな作品？

「探偵ゼノと７つの殺人密室」は週刊少年サンデーで連載されている人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画

原案：七月鏡一、作画：杉山鉄兵
出版社：小学館
掲載誌：週刊少年サンデー
掲載期間：２０１８年１月～２０１９年３３号
巻数　全８巻

「探偵ゼノと７つの殺人密室」を無料で読むには

「探偵ゼノと７つの殺人密室」をすぐ読みたい方は
「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。
（ｉＯＳ・Android双方で使えるアプリになっています）

「探偵ゼノと７つの殺人密室」の概要とあらすじ

主人公で有名な探偵であるゼノは
１年前路上に血まみれで倒れているところを発見されて
数日、昏睡状態の末に起きた時には記憶喪失になっていました。

退院後に探偵事務所を開設してわずか１年で

「自動人形連続解体事件」
「財閥令嬢すり替え事件」
「カダス大使誘拐事件」

などの難解決して探偵として名を上げるのでした。

そんなゼノが野球場の帝国ドーム内で起こった
殺人事件を解決すべく現場に向かいます。

客席から現場を見ていた高校生のＤ坂エイラ
彼女は実は殺し屋で、ゼノを殺す指令を受けていました。

ゼノは麻薬取引犯などの犯罪者を何人も捕まえますが
殺人事件の犯人を捕まえるに至りません。

エイラについても殺し屋である事を見抜きながらも
逮捕しようとせず、一緒に犯人逮捕に協力するよう要請します。

殺し屋のＤ坂はゼノを殺しに行くのか？

ゼノは今後どういった事件に遭遇していくのか？

密室を中心とした殺人事件を扱う王道のサスペンス漫画

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

最初のストーリー設定を見て頂くだけでも分かると思いますが
王道中の王道、ベタ中のベタです（笑）

この設定だけだと「二番煎じ扱い」を受けてしまいそうですが
キャラとストーリーに一捻りを加えている事で
面白い漫画に仕上がっているんですよね。

という事で「探偵ゼノと７つの殺人密室」の
特徴と見所を話したいと思います。

「探偵ゼノと７つの殺人密室」のここが凄い！

流れるようなストーリーと深い教養は必見！！

「探偵ゼノと７つの殺人密室」を見ていて一番に感じたのは
「スマートな作品だなぁ」という点です。

事件の長さがちょうどいいですし、妙に説明めいたものが少ないので
非常に読みやすくて面白い仕上がりになっているんですよ。

事件によっては長編の事件もあるんですが

大きな流れを維持しながらも短編の謎解きを組み合わせて
間延びしないように結末まで導いている点は秀逸です。

このあたりの作りはミステリー好きの私が読んでも
「うーん」と唸らされます。

殺人事件系のミステリーとなると、どうしても
「コナン」「金田一」の両巨頭と比べてしまう中

「探偵ゼノと７つの殺人密室」の
読みやすさとストーリーの持っていき方は
この両巨頭を上回るクオリティーを誇っています。

そして、教養があり、どこかお上品な作品なんですよね。

ミステリーではお約束となっている見立て殺人などの
見立てに使われている題材も非常に知的で
とてもスマートな印象を持ったまま読み終える事が出来ます。

最初だけを読むと「殺人密室ってなんやねん」とか
一番最初の事件のトリックは無理があるでしょ？？

と思わずにはいられませんが、読めば読むほどに
「探偵ゼノと７つの殺人密室」の魅力にハマっていますよ。

ちなみにトリックは全般無理があるような気がします(笑)

合理的マシーンのゼノがどんどん可愛くなっていく。

「探偵ゼノと７つの殺人密室」の主人公であるゼノ

漫画を好きになる上では主人公のキャラクターは
重要になるんですが、いいキャラしているんですよね。

私が一番好きなところは「正義感を振りかざさないところ」です。

正直、正義感を振りかざす主人公ってウザいんですよ。

その人が受けた苦しみとか環境とか何も分からないのに

「俺はたとえそうなっても人を殺したりしない」
「殺された〇〇はそんなこと願ってなかったはずだ」

みたいな事を高校生とかに言われるんですよ。

「いやいや、親のすねをカジっているだけの
奴が何を偉そうに説教たれてんだよ」

とか思っちゃうんですよね。

その人のヒロインや家族が全員殺された上で
悲しみを乗り越えて、そのうえで自立した中で
同じセリフを言うのであれば分かりますが
そうでないので凄く浅い正義を見せられている感じになるんですよ。

一方、ゼノはというと完全合理主義で
相手に対する思いやりとかは持ち合わせていません。

だから犯人に対して妙な正義感を振りかざさないし
ただひたすらに事件の解決へ向かっていきます。

このあたりが私の感覚と合っていて
良い感情で読み進めていけるんですよね～

癖のあるゼノ、貴方には合うでしょうか？？

「探偵ゼノと７つの殺人密室」の全体評

「探偵ゼノと７つの殺人密室」はトリックにこそ無理はありますが
テンポよく質の高いストーリーを紡いでいる漫画なので
読んでいて、どんどん次を読みたくなります。

このテンポの良さの裏には主人公ゼノの人柄もあり
知識・教養を合わせた品の良さがあったりするので

ミステリー漫画が大好きな人は是非読んでほしいですね。

⇒「探偵ゼノと７つの殺人密室」のあらすじ！最初から最後まで解説

⇒「探偵ゼノと７つの殺人密室」の最終回あらすじをひとまとめ！

ちなみに「探偵ゼノと７つの殺人密室」１冊分を完全無料で読む方法があるのを知っていましたか？

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