「今際の路のアリス」の最終回あらすじをひとまとめ（ネタバレ）、人気漫画の最後・結末はこうなった！

 

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月刊サンデーＧＸなどで２０１５年から連載されていた
人気漫画「今際の路のアリス（いまわのみちのアリス）」（原作：麻生羽呂、作画：黒田高祥）について
最終回・最終話のあらすじを語っていきたいと思います（ネタバレがあります）

現実世界に戻ったのは誰なのか？？

キーナの仕掛けた爆弾は回避出来たのか？？

などなど「今際の路のアリス」最終回のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。

今回、取り上げたのは月刊サンデーＧＸなどで２０１５年から連載されていた

「今際の路のアリス」　です。

この漫画での最終回のあらすじ・ストーリーについて
ネタバレありで話しています。

もし、「ネタバレは見たくない！どんな漫画かだけを知りたい！」

という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。

⇒（参考）「今際の路のアリス」ガチ評価！前作との違いと魅力を語ってみた

「今際の路のアリス」を無料で読むには

「今際の路のアリス」をすぐ読みたい方は
「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。
（ｉＯＳ・Android双方で使えるアプリになっています）

１．最終回までの流れ

最終回までの詳細なあらすじは
別途ブログ記事に書いていますので
そちらを見たい方は以下をクリックしてください。

⇒（参考）「今際の路のアリス」全編のあらすじ（ネタバレあり）

世の中を下らないと思い、生きる事への希望を失っていた
一人の女子学生、佐野紀奈（さのきーな）

彼女はいつの間にか気を失っていて
気が付くと何十年も野ざらしになった京都の街におり
「クローバーのＱ」のトランプを持っていました。

どこへ行っても植物が建物を覆い
機能もしていなければ、人も居ないという状況で
歩き回っていると、一人の女子学生と出会います。

その娘の名前は　小島亜里朱（こじまありす）

二人は意気投合して京都の街を歩き回り、夜を迎えます。

このまま誰も居ないのかと絶望に近い感情を持って
外を見ていると大きな花火が打ち上がります。

その場所へ向かっていくと数人の人間が集まっていました。

集まった人物は

弥刀邦松
金夏英
金ア英
久喜杜男
加納我文
富井幹比呂
由良倫義
安食柊
木鞠隆一

そして、アリスとキーナの１１人。

彼らは紀奈達と同じく東京に居ながら急に京都に移動しており
トランプのカードを持っていました。

そして、１２人目と思われる人物から
東京へ戻るというメッセージが残されていました。

ここで元々居た東京へ戻ろうとするグループと
京都で謎を解こうというグループに分かれ、意見が対立する中
由良倫義が何者かに殺されてしまいます。

前日口論になっていた安食柊が疑われる中で
アリス達はキャンピングカーで東京へ向います。

極限と言える状況で徐々に本性がむき出しとなり争いが起こり
メンバーはバラバラになっていきます。

金夏英は拳銃を持ち出し、殺し合いが始まります。

そんな金夏英は本能が剥き出しとなった狂人久喜杜男に殺されてしまいます。

その後も加納我文、木鞠隆一、金アヨン、富井
先に東京へ向かった茂呂源也らが死んでしまいます。

冒険をしていく中で、この世界の秘密が明らかになります。

この世界は黄泉路で、この世のあの世の狭間でした。

現実世界での肉体が、今まさに死を迎えようとしている人間の
意識だけが停滞する場所であり、臨死体験中の状態。

そして、木鞠、金姉妹、加納、茂呂は
ある事件の重要参考人であるキーナから、
この国の安全を揺るがす極めて重要な情報を手に入れる

という目的で、プロジェクトチームを立ち上げ
人工的な臨死体験をしてキーナから話を聞くために
黄泉路の世界へ潜り込んだのでした。

東京に到着したアリスは日本橋に向かうと
現実世界に戻る方法を知ります。

それはアリス達が瀕死の状態となった事故現場にトランプを添えること。

任務を与えられた５名以外は日本橋で交通事故を起こしていました。

お金さえ貰えば何でもやるチンピラの由良倫義。

彼は安食の所属する組の組長を裁判で貶める発言を繰り返していたことから
街中で安食の襲撃（拳銃による発砲）を喰らいます。

その流れ弾に当たったトラックドライバーの富井

富井の運転するトラックが暴走して
アリス、キーナ、久喜、弥刀邦松を轢いてしまった事から
全員が瀕死の状態になり黄泉の国へと導かれたのでした。

弥刀邦松はキーナが東京に爆弾を仕掛けている事を
木鞠から事前に聞いていました。

アリスと弥刀はキーナと安食の元に行き、キーナを説得し
キーナから爆弾を隠した場所を聞きますが
キーナは安食に撃たれ、死んでしまいます。

アリスと弥刀はその情報を忘れないよう
腕に「キーナ」と刻み、現実世界へ戻ります。

久喜は現実世界に戻ることを拒否して、
黄泉の国で暮らしていくことを選択するのでした。

現実世界に戻ってきたアリスは弥刀と出会うものの
キーナのことを思い出せずに、日常生活を送っていました。

ここで物語は最終回を迎えます。

２．最終回のストーリー

大きな事故で入院してしまったアリスですが、見学だけという条件で
部員達と一緒に試合会場である京都まで行く事になります。

東京駅から新幹線に乗り込むアリス。

その時、キーナが仕掛けた爆弾のタイマーは４時間を切っていました。

部員達と仲良く話しながら新幹線は出発します。

外の景色を見ていたアリスですが、箱根湯本を通過したところで
ある記憶が頭の中をよぎっていきます。

富士山を通過した際に火山灰にまみれた
黄泉の国の富士山が頭をかすめ、茂呂との思い出が蘇ってきます。

静岡、浜松、名古屋、岐阜羽島、米原と駅を通過していく毎に
ぼんやりした形でキーナの顔を思い出していき、
弥刀、富井などの顔とセリフを思い出していきます。

新幹線が京都に到着し、アリスは部員達と駅を降りますが、ただ一人清水寺に向かいます。

バスに乗り、観光客を掻き分けながら、走って清水寺に向かうアリス。

清水寺に到着するとアリスはキーナの顔、キーナとの思い出、
自分に与えられた任務など全てを思い出します。

爆弾のタイマーが残り１８分となる中、急いで警視庁へ連絡するアリス。

公安部の木鞠の名前を使って爆弾のある場所を伝えることに成功します。

そして、京都の平和な街並み。

そこで楽しむアリスの姿が描かれ、
キーナに向けて「楽しかったね！」と呟いたところで
今際の路のアリスは終了となります。

「今際の路のアリス」最終回の感想

「今際の路のアリス」の最終回はアリスが
現実世界に戻ってきた後に爆弾による爆発を防ぎ
一応のハッピーエンドという形での最終回となりました。

黄泉の国で激しい死闘を演じてきた最終回以前のストーリーから見ると

もう少し爆発を防ぐハラハラ感であったり
キーナとの思い出を振り返るシーンや
弥刀とのその後の進展を描くシーンがあっても良かったのかなぁ

と思わせる最終回でしたね。

とは言え、「今際の国のアリス」で描かれたような
スリリングな展開でストーリーが続いたこの作品は
十分に満足できる漫画だったと思います。

貴方がこの「今際の路のアリス」を読んでどう思うのか…

まだ読んでない人は、是非一度読んでみて下さい。

「今際の国シリーズ」の全体評

このブログでは今際の国シリーズの感想・評価を行っています。

どの作品も緻密に練られた世界観が爆発しており
面白い作品になっているので、興味がある方は見て下さい。

⇒（参考）「今際の国のアリス」は面白い？ひどい？ぶっちゃけ評価
⇒（参考）「今際の路のアリス」ガチ評価！「アリス」との違いと魅力を語った

まだ見た事がない人は是非一度見てほしいですね。

実際に作品を読んで内容が良く分からなかったという事であれば
こちらのあらすじ（ネタバレあり）を読んでみて下さい。

⇒（参考）「今際の国の」あらすじまとめ、最初から最終話までを解説
⇒（参考）「今際の路のアリス」のあらすじまとめ、最初から最終話までを解説

今際の国系作品の真の面白さはあらすじを見ても分からないので
あらすじを見たい方は同時に読んで見て下さい。