週刊少年チャンピオンで連載されていた
「バチバチ」「バチバチBURST」「鮫島、最後の十五日」(作者:佐藤タカヒロ)をみて
相撲の番付って一体どうなっているんだろう??
と気になったので
相撲の番付表ってどうなっているのか?について
幕内、幕下、十両って何?
漫画を読む上で気になる番付表について調べてみました。
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週刊少年チャンピオンで連載されていた
「バチバチ」「バチバチBURST」「鮫島、最後の十五日」
という、めちゃくちゃ面白い漫画があります。
相撲の漫画なんですけどね。
基本的に相撲に全く興味のない私でも楽しめるので
オススメの漫画なんですが、この漫画の中で出てくる番付表の意味が良く分かりません。
ですので、相撲の番付表について調べてみました。
ちなみに「バチバチ」「鮫島、最後の十五日」のレビューについては
以下で話しているので、良かったら見てください。
めちゃくちゃ面白いですから。
⇒(参考)漫画「バチバチ」を見て嫌いだった相撲の見方が少し変わった
⇒(参考)漫画「鮫島、最後の十五日」は松本清張ばりの重厚な話だよ
相撲における番付(階級)ってどうなっているの?
大相撲には番付と呼ばれる階級制度(身分制度)があります。
身分制度は以下の通りです。
(幕内以上)
(幕下以下)
※ 大相撲のルールと決まり手の紹介サイトより引用
ちなみに序ノ口の下には前相撲というランクがあります。
という事で、デビューした力士がどうやって番付を上げていくのか?
という事について話していこうと思います。
前相撲
相撲の中で一番下にランクされる番付です。
(正確には番付外という感じです)
まず力士になるには「新弟子検査」というものに合格する必要があります。
この新弟子検査を合格すると
番付外の「前相撲」に格付けされます。
この前相撲は新弟子検査に合格したもの以外に
序ノ口で結果を出せなかった人や
前の場所での前相撲で結果を出せなかった人が集まります。
当然、開催の一番最初に行われる前座で
目安としては、ここで2勝を挙げると序ノ口に昇格出来ます。
序ノ口
相撲の番付の中では一番下にランクされる番付です。
(前相撲は番付外)
主に前相撲で結果を出した人が格上げされて出場します。
一場所につき十五日(15戦)が一般的に知られている相撲ですが
序ノ口は15日間で7番(7戦)を戦います。(例外アリ)
特に定員が決まっていないので、人数は場所ごとに変動します。
(ちなみに令和元年5月場所では34枚目、68名がいます)
序二段への昇格基準は特に決められておらず
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められますが
勝ち越しを決めれば、おおよそ序二段には昇格出来るようです。
序二段
序ノ口から昇格すると序二段という番付になります。
主に序ノ口で結果を出した人が昇格して出場します。
序ノ口と同様に
序二段では15日間で7番(7戦)を戦います。(例外アリ)
定員についても序ノ口同様、決まっていないので、
人数は場所ごとに変動します。
(ちなみに令和元年5月場所では112枚目、224名がいます)
三段目への昇格基準は特に決められておらず
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められますが
35枚目以内で5勝以上
70枚目以内で6勝以上
71枚目以下で7戦全勝
が、三段目への昇格基準となります。
「バチバチ」で最後の舞台になっているのはここですね。
三段目
序二段から昇格すると三段目という番付になります。
主に序二段で結果を出した人が昇格して出場します。
序ノ口、序二段と同様に
三段目では15日間で7番(7戦)を戦います。(例外アリ)
序ノ口、序二段では定員が決まっていませんでしたが
三段目では東西100人ずつの200名と決められています。
幕下への昇格基準は特に決められておらず
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められますが
25枚目以内で5勝以上
50枚目以内で6勝以上
51枚目以下で7戦全勝
が、幕下への昇格基準となります。
幕下
三段目から昇格すると幕下という番付になります。
主に三段目で結果を出した人が昇格して出場します。
序ノ口、序二段、三段目と同様に
三段目では15日間で7番(7戦)を戦います。(例外アリ)
幕下の定員は東西60人ずつの120名と決められています。
十両以上を関取と呼んでおり、関取であるかないかは
天と地ほどの待遇差があるので、
十両での下位力士と幕下での上位力士との競争が最も激しい番付となります。
十両への昇格基準は特に決められておらず
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められますが
十両を含む幕内力士の人数の都合もあり
昇格する基準は序ノ口、序二段、三段目よりも厳しい条件になっています。
「バチバチBURST」の舞台になっているのはここですね。
十両
幕下から昇格すると十両という番付になります。
(正式には十枚目と呼ばれているそうです)
主に幕下で結果を出した人が昇格して出場します。
ここで序ノ口、序二段、三段目、十両と異なる
15日間で15番(15戦)を戦うようになります。
十両の定員は東西14人ずつの28名と決められています。
この番付になると幕下力士とは待遇がガラッと変わります。
・大部屋の集団生活から解放され、個室に住める。
・日常生活は付き人に世話をして貰える。
昇格基準は特に決められていませんが
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められますが
白星(勝ち)と黒星(負け)との差分だけ昇格及び降格となる形が目安となります。
幕内(横綱~前頭)
十両から昇格すると幕内に入ります。
幕内とは十両以上の地位にいるクラスの総称であり
横綱・大関など、トップを張る力士も幕内というランクになります。
幕内のランクを順番に書いてみると
「横綱」
「大関」
「関脇」
「小結」
「前頭」
となります。
「前頭」については○枚目という表記がされており
前頭筆頭(一枚目)から始まり
二枚目、三枚目とどんどん格が下がっていき
十八枚目までが前頭の地位として用意されています。
昇格基準は特に決められていませんが
全体のバランスや他の力士の成績次第で昇格が決められます。
「鮫島、最後の十五日」の舞台になっているのはここですね。
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まとめ
私は相撲が好きではありませんが
幕内以上のランクは知っていたので
おそらく多くの方が、同じような知識なのかと思います。
ですので「バチバチ」や「バチバチBURST」で描かれているような
幕下の世界や番付の仕組みなどは全く知らなかったんですよね~
という事で番付を調べてみたんですが「かなり奥が深い」
前頭の相撲などを見てみると
「もっと頑張れよ!」とか軽く思っていましたが
ここの地位まで登ってくるのが如何に難しいのか?
そして、どれだけ熾烈な競争を勝ち抜いてきたのか?
という事が番付を調べてみて分かりました。
この仕組みを知ったうえでバチバチシリーズを読んでもらうと
より一層漫画が面白くなりますよ。
是非「バチバチ」「バチバチBURST」「鮫島、最後の十五日」を
見てくださいね
「佐藤タカヒロ作品」の全体評
このブログでは佐藤タカヒロ作品の感想・評価を行っています。
どの作品も甲斐谷忍さんの世界観が爆発しており
めちゃくちゃ面白いので、興味がある方は見て下さい。
⇒(参考)「バチバチ」を見て嫌いだった相撲の見方が少し変わった
⇒(参考)「鮫島、最後の十五日」は松本清張ばりの重厚な話だよ
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⇒(参考)「バチバチ」最終回あらすじ!人気漫画の最後・結末はこうなった!
⇒(参考)「バチバチBURST」最終回あらすじ!人気漫画の最後・結末はこうなった!
⇒(参考)「鮫島、最後の十五日」の試合結果、鮫島の全取組を公開
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