ヤングキングで2011年4月から連載されている
人気漫画「ドンケツ」(作者:たーし)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ドンケツ」の面白さや魅力などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介する上で若干のネタバレがある点はご容赦下さい)
また、日本中に数多く存在するヤクザ漫画の中で
「ドンケツ」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?
という点についても語っていきたいと思います。
Contents
今回取り上げる漫画は
「ドンケツ」
です。
「ドンケツ」というタイトルで何の漫画か分かる人はまあいません。
というのも、この漫画は「ヤングキング」という雑誌で連載されているんですね~
「ヤングキングって??」
という声が聞こえてきそうなので、ウィキペディアで調べてみたところ
少年画報社が発行する青年向けの漫画雑誌
誌名の「キング」は1982年に休刊となった「少年キング」から継承した。
刊行機関は1987年8月
発行部数は11万部(推定)
という事です。
うーん、とりあえず、良く分かりせん。
私が不勉強なのが原因ですが
世間一般的にも人気度が低いであろう「ヤングキング」で連載されている
人気漫画が「ドンケツ」なんですね~
概要だけ話しても分からないと思うので
まずはこの漫画のジャンルを話していきます。
この漫画は「ヤクザ(裏社会)漫画」です。
ヤクザ(裏社会)漫画といっても、正統派の抗争を描いたものもあれば
「殺し屋イチ」のようなサスペンス調の漫画もあれば
「土竜の唄」のようなギャグアクション漫画もあります。
(左 殺し屋イチ 右 土竜の唄)
しかし、「ドンケツ」は
ゴリッゴリの正統派ヤクザ(裏社会)漫画です。
(ヤクザ漫画に正統派というのも変な話ですが…)
個人的な嗜好になってしまうんですが
ヤクザ漫画とかヤンキー漫画ってあまり好きじゃないんですよね
だけれども、この「ドンケツ」は超面白い!!
そんな「ドンケツ」の 面白い点や魅力的な点を
存分に語っていきたいと思います。
と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
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「ドンケツ」はどんな作品?
「ドンケツ」はヤングキングで連載されている人気漫画です。
ジャンルはヤクザ漫画漫画
作者はたーし
コミックスは全28巻が発刊されています。
作者:たーし
出版社:少年画報社
掲載誌:ヤングキング
掲載期間 2011年4月~
巻数 全28巻
「ドンケツ」を無料で読むには
「ドンケツ」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで
アプリ内で配信されている全巻無料対象マンガは毎日30分間無料で読めます。
もちろん「ドンケツ」も原則無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※1日に無料で読める話数には上限があります。
もし、無料で読める期間が過ぎていた場合は
試し読みも出来ますので、こちらから読んでみて下さいね。
「ドンケツ」と検索して下さいね。
「ドンケツ」の概要とあらすじ
主人公の沢田マサトシ(通称:ロケマサ)は
九州にある月輪会(がちりんかい)弧月組(こげつくみ)に
所属をしているヤクザです。
ロケマサは月輪会で最強と呼ばれるほどの腕っぷしを持っていますが
ならず者で誰の指示も聞かない性格が災いして
立場は月輪会の下っ端という扱いでした。
ロケマサという名称の由来は
昔、敵対する関西の組が月輪会のシマ(なわばり)で
商売をしたいと言い進出した際に
相手の事務所にロケットランチャーを打ち込んだ
という事から来ています。
とにかく強いロケマサですが
シノギ(収入源)はバクチと恐喝
だれかれ構わず手を出し、組のいう事も聞かない
というクズっぷりです。
そんなロケマサを擁する弧月組には
ヤクザならではの色々なトラブルが降りかかってきます。
そして、最強であるロケマサの名前を聞いて
最強を自称する男たちがロケマサに挑んできます。
果たして、ロケマサは最強の名を守る事が出来るのか?
弧月組は抗争に打ち勝ち生き残る事が出来るのか?
ヤクザならではの抗争と最強を自称するロケマサの
喧嘩バトルを描いた本格派ヤクザ漫画
全体の概要・あらすじはこんな感じです。
「ドンケツ」のあらすじ(ネタバレ)を見たい方は以下をクリックして下さい
まあ、あらすじのところで話したように
ドンケツは正統派なヤクザ(裏社会)漫画です。
たま~におちゃらけた部分も出てきますが
基本的には組同士の抗争
人間同士のケンカ
を描いていて、そっちの世界にどっぷりと浸かる事が出来ます。
ここでは、「ドンケツ」の魅力
そして、素晴らしさを語っていきたいと思います。
「ドンケツ」のここが凄い!
クズのロケマサがいつの間にかヒーローになっている!
「ドンケツ」の最初の数話を見た私の感想は
ロケマサ、クズ過ぎて嫌い!!
という感じでした。
とにかく自分勝手で、相手に迷惑をかけて
そのくせケンカだけは強い
という一昔前の悪ガキをすごくデフォルメした感じで
まったく好感が持てなかったんですよね~
だけれども、「ドンケツ」をずっと読み進めていくと
ロケマサがカッコ良くなってくる!
自分勝手で、悪い奴なのになんでカッコ良く見えちゃんだろうなぁ
年も45歳なのになぁ
なんだか、めっちゃ悔しい!!
と、思っている中、ロケマサに通ずるキャラクターを見つけてしまったんですね~
それは「ワンピース」の ルフィー です。
ルフィーも海賊という悪の立場にいて
相手の話は聞かずに、自分勝手にふるまって
市民に迷惑をかけるような破壊行為を散々行っています。
(おちゃらけて描いているので悪い感じはうけませんが…)
なのに、なぜか仲間思いの正義のヒーローになっています。
ルフィーの根底にあるのは「仲間への想い」と「真っ直ぐな気持ち」
だからこそ、ルフィーは評価されていると思うんですが
ロケマサも「仲間への想い」と「真っ直ぐな気持ち」を持っているんですよね~
親分のいう事は聞かないし、組にとって不利になる行動をとるし
自分勝手でわがまま極まりない存在ですが
自分の好きなものは守るし、自分の感情に素直です。
話が進んでいく中で、そういったロケマサの魅力が爆発していくんですよね~
序盤に出てきてロケマサのよきライバルであり、仲間でもある
大阪のゲンコとかも同じようなキャラクターで
(ロケマサよりもだいぶ賢いですが)
めちゃくちゃカッコイイんです!!
アメリカのトランプ大統領じゃないけど
人間は悪くても素直で分かりやすい人間に魅力を感じてしまうのかなぁ
なんて、思ってしまいます。
「ドンケツ」はまさにヤクザ界の「ワンピース」
といっても過言ではないかもしれません。
まったく知らない世界であるヤクザ同士の抗争がエグイ上に面白い!
「ドンケツ」はロケマサのケンカバトルも
見応え十分な漫画ですが
物語の軸となってくるのが
ヤクザ同士の抗争です。
あまり話をしすぎてしまうとネタバレになってしまうので
多くは話しませんが、この抗争がエグイ上に面白いんですよね~
実際問題としては「ドンケツ」がどれだけヤクザの世界を
忠実に描いているのかは分かりませんが
言葉遣い一つとっても迫力十分です。
この言葉遣いは九州弁も混ざっているのかもしれませんが
一度読むと耳から離れないようなフレーズがどんどん出てきます。
まあ、ここで出した以外にも魅力的で迫力満点の台詞回しが聞けます。
まさに「ドンケツ」ワールドという感じですね。
また少年誌向きのアクション漫画やヤンキー漫画と違って
「抗争によって人が死にます」
ここはヤンキー漫画とヤクザ漫画の一線を画すところなのかなぁと思いますが
迫力というか恐怖度が全然違うんですよね~
当然、人が死ぬという描写に賛否はあると思うんですが
実際問題それくらい厳しくて辛い世界なんだろうな
と思うので、下手にマイルドにしていない点が
「ドンケツ」という漫画の凄みを増しているんだろうなぁ
と、思ってしまいます。
「ドンケツ」という漫画はどこの角度から切り取っても
迫力満点で面白い仕上がりになっています。
「ドンケツ」の全体評
「ドンケツ」は正統派のヤクザ漫画で
組の抗争やロケマサのバトルシーンを売りにした漫画です。
読み始めの頃はロケマサというキャラクターに反感を買うと思いますが
「ワンピース」のルフィーを思わせるような
ロケマサの姿からはカッコよさがうなぎ上りになります。
いい意味で捻りのない作品なので
読んでいてサクサクと読んでいけますし
スリル満点の面白い漫画です。
正統派のヤクザ漫画を見たいという人は是非見てください。
ちなみに「ドンケツ」1冊を無料で読む方法があるのを知っていましたか?
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