サンデーうぇぶりで2016年から連載されていた
人気漫画「ジンメン」(作者:カトウタカヒロ)について
最終回・最終話のあらすじを語っていきたいと思います(ネタバレがあります)
マサトは自らの身を犠牲にしてジンメン計画を止めるのか?
国はジンメン計画の責任をどう取るのか?
などなど「ジンメン」最終回のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。
今回、取り上げたのは
サンデーうぇぶりで2016年から連載されていた
「ジンメン」 です。
この漫画での最終回のあらすじ・ストーリーについて
ネタバレありで話しています。
もし、「ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!」
という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。
⇒(参考)「ジンメン」は数あるパニックホラーの中でも完成度の高い漫画だ
それでは「ジンメン」の最終回(ネタバレ)について話していきます。
「ジンメン」を無料で読むには
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ジンメン
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1.最終回までの流れ
最終回までの詳細なあらすじは
別途ブログ記事に書いていますので
そちらを見たい方は以下をクリックしてください。
主人公の神宮マサトは動物を愛する少年。
子供頃から不二サファリワールドに通い、象のハナヨと心を通わせていました。
マサトは幼馴染のヒトミとサファリワールドに訪れます。
すると一人の人間がトラに襲われてしまいるシーンに出くわします。
逃げるマサトとヒトミはハナヨの檻に向かい、
飼育員の中田を探しますが、中田は檻の中で倒れ、
園長はハナヨによって殺されていました。
ハナヨの顔を見ると人間の顔のようになっていました。
ハナヨに追いかけられるマサト達、
気がつくとキリンや他の動物も人間の顔を持っており襲ってきます。
なんとかサファリワールドの外へ逃げ出しますものの街も人面動物が
人間達に襲いかかってパニック状態となってしまいました。
そんな中、ブタの人面動物である園長が電波ジャックして放送を行い
不二山一帯を動物公国と名付けて、国家を樹立する事を宣言。
人間に対して宣戦布告を叩きつけます。
不二山の周りには溝が出来、そこから電磁波で出ており
不二山一帯は完全に孤立してしまいます。
マサトは中田から、人面動物はよりよい世界を築くための
国の裏国家プロジェクトである事
ジンメン計画が失敗して動物が暴走してしまった事を聞きます。
ジンメン以外にも人間が自らの姿を獣に変えて戦力を
強化出来るジュウメンという人物も現れます。
ジンメンと戦う人間達。
ハナヨはその犠牲となって死んでしまいます。
悲しみに暮れるマサトですが、サファリ職員の永長から
マサトがジンメン計画と共に作られた
人造人間(デザイナーズベイビー)である
という事を聞いてしまうのでした。
それでも人間とジンメンを救うためマサトは
ジンメンを解放するために必要なオオカガミという設備を解放すべく動きます。
四季族と言われるジンメンの貴族達との戦い
ブタの園長との戦いを経てオオカガミに辿り着きます。
しかし、オオカガミを開放するにはマサトの命が必要である
という事を父親である神宮博士に聞きます。
絶望に暮れますが、覚悟を決めたマサトはオオカガミを開放
自らの命と引き換えにオオカガミを起動して
ジンメン達を動物に戻すのでした。
そして、マサトはヒトミに想いを告げて、消滅してしまいます。
動物公国を脱出したヒトミ達は総理官邸に乗り込み
総理大臣に計画の中止と自分達の安全を約束させるのでした。
そして、半年後へと舞台を移して、物語は最終回へと移ります。
2.最終回のストーリー
ヒトミはいつも通りに戻った学校で授業を受けていましたが、
「自分は何をやっているのだろう??」
と痛感していました。
不二の溝が出来てから半年。
そこに暮らす人々は何事もなかったかのように
溝の存在を受け入れて、平穏な日常を過ごしていました。
ヒトミは不二東外郭病院に上級管理権限証を持ち、入っていきます。
ここは政府の機密施設。
守衛達はヒトミが過酷な体験をした事を感じるのでした。
その病院には中田がいました。
中田は総理官邸で暴れた後、倒れ込んでしまい、病院に運ばれていました。
そんな中田にヒトミは問いかけます。
「せっかく内海が命がけで取ってきた情報を、
結果的には自らの保身の為に使ったような形になってしまった。
これで良かったのだろうか?」と。
その問いに対して、中田は
「ヒトミが総理と戦った事で、
ジンメンの被害に遭った人を救う事が出来た」
と諭すのでした。
ここで李と三美が現れます。
二人は溝の内側にいた人間を救助する役割についており、二次感染はないと言い切ります。
ヒトミは計画を隠蔽する手助けをしたことに罪悪感を感じますが、
李はヒトミのおかげでジンメン計画が完全に停止されたのだと言います。
ヒトミの行動が正しかった、それを守る為に私達がいる。
と、李と三美が言います。
「何よりここはマサト君が残してくれた世界だから」
と李は続けて、言い残します。
人間とジンメンの平和を願い続け、最後はジンメンとの和解したマサト。
そのマサトの側にいたヒトミは自分の想いを
伝えていくことが重要であり、マサトが望んでいる事だ。
中田がこう付け加えるのでした。
そして場面が変わり、ある一人の女性と一匹の犬のシーンへと移ります。
犬に忍び寄る一匹の虫のシルエット。
キャンと鳴く犬に近づいた飼い主の女性は
ジンメンとなった犬の顔を目の当たりにします。
最後にジンメン犬が「見てんじゃねーよ」
と言い放ったところでジンメンは終了となります。
「ジンメン」最終回の感想
「ジンメン」の最終回はマサトが消滅した後の
エピローグとして語られる形となりました。
スタートはジンメンの気持ち悪さと
とにかく逃げるというゾンビ系の導入でしたが
マサトが抱く「動物への想い」「愛情」というものが
どんどん存在感を出てきて
パニックホラー漫画からサスペンス調に変わっていきましたね。
このあたりのストーリーの変化は見事でしたし
マサトの心の葛藤は痛いほどに伝わってきました。
ただパニックホラー漫画で終わらないのが「ジンメン」なので
このジャンルが苦手だという人にも
是非見てほしいなぁと思います。
「カトウタカヒロ作品」の特集記事
このブログでは「ジンメン」「カクカゾク」の作者である
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素晴らしい作品ゆえに様々な角度から
この漫画の魅力を伝えているので、是非見て下さい
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