「シグナル100」の生み出すスリルが素晴らしい!【感想・レビュー・ネタバレなし】

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WEB漫画で連載されている
人気漫画「シグナル100」(原作:宮月新、作画:近藤しぐれ)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「シグナル100」の素晴らしさや面白さ
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介する上で若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「シグナル100」はどのあたりが特徴的なのか?

という点についても語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「シグナル100」

です。

 

タイトルだけを聞くとどんな漫画なのか想像がつかないかと思いますが
カバー写真からは得も言われぬ不気味な感じが伝わってきますよね。

この漫画のジャンルはお察しの通り「サスペンス」です。

 

このシグナル100という漫画はサスペンス漫画の中でも
ホラーよりの「サスペンスホラー」といった感じなのですが

シグナル100の原作者である宮月新さんは
こう言ったサスペンスホラー系の作品を書かせたら天下一品です。

現在、web漫画で連載している「虐殺ハッピーエンド」や
映画にもなった「不能犯」など、エグイ描写とグロさを合わせて
サスペンスホラー漫画は彼の得意分野です。

  
(左 虐殺ハッピーエンド 、 右 不能犯)

それ故にシグナル100はなかなか読む人間を選ぶ仕上がりになっていますが
ただただグロイだけでないのが宮月新さんの作品のいいところです。

絶妙な感じで謎が絡み合っていて
ミステリーの要素を多分に含んでいるんですよね~

という事で、シグナル100の持ち味を淡々と話していきましょう!!

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「シグナル100」はどんな作品?

「シグナル100」は『漫画Park』という
WEBサイトで連載されている人気漫画です。
ジャンルはサスペンス
原作は宮月新、作画は近藤しぐれ、コミックスは全4巻が発刊されています。

 

原作:宮月新、作画:近藤しぐれ
出版社:白泉社
掲載誌:漫画Park
掲載期間 2016年~
巻数 全4巻




 

「虐殺ハッピーエンド」の概要とあらすじ

舞台はクラス崩壊をしている高校
一年C組は荒れにあれていました。

担当の下部先生(しもべ)は授業が成立していないだけではなく
生徒にいじめられ続けて、精神的に追い詰められていきます。

そんなある日、下部先生は生徒に10万円をはらうことを約束して
生徒を視聴覚室に呼びつけます。

そして、視聴覚室の映像をみて瞬間
1年C組の生徒は集団催眠をかけられてしまいます。

その催眠とはある条件を満たすと自殺してしまう催眠

 

自殺に及んでしまう引き金となる行動は100パターンあります。

同じクラスメイトに暴力を奮った生徒は死に
家族に連絡した生徒も自殺を行い、死亡してしまいました。

この悪夢のような催眠を解くよう生徒たちは下部先生を問い詰めますが
下部先生は間もなく飛び降り自殺を行い、催眠が解けない状態を命懸けで作ります。

 

催眠を解くカギはたった一つ

自分以外のクラスメイト全員が死ぬのを見届ける事だけです。

 

自分以外の人間が全て死なないと自分が死ぬことになってしまう

という最悪の状況で1年C組の生徒達による恐怖がいま始まる。

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

まあ、設定はめちゃくちゃです(笑)

催眠術がまるで魔法のような感じで描かれており
100の条件のうち一つでも条件を満たしてしまった生徒は
速攻で自殺をしてしまいます。

その自殺のスピーディーさは現実離れしていて

「いやいや、そんなに簡単にはいかんでしょ?」

と思ってしまうところもあるんですが

この設定を最大限に活かしてスリリングでスピーディーな展開が用意されています。

 

“さすがにそんな事、起きる訳ないでしょ!”

というような展開が多くみられるのですが
そこはエンターテインメントの漫画の世界なので
無粋なツッコミはなしです。

この奇抜な発想から生まれた漫画「シグナル100」の魅力
そして、素晴らしさを語っていきたいと思います。

 



 

「シグナル100」のここが凄い!

人の心の弱さ、そして脆さの描かれ方が絶妙!

「シグナル100」の主人公は樫村怜奈(かしむら れな)という女子生徒です。


(主人公の 樫村 怜奈)

樫村は学級崩壊に積極的に加担している生徒ではなく
下部先生の復讐に巻き込まれたような形になるんですが
「シグナル100」の中ではかなり正義感の強い人間です。

ただ、そんな樫村も含めて、生徒たちの心が揺れるんですよね~

なにせ下部先生が残した条件は

クラスの中でたった一人が生き残れるという条件ですから
自分が死なない為には周りが全員死ななくてはいけないんです。

だけれども、自分から人を殺すのは抵抗がある

 

まあ、これは当たり前ですよね。

当たり前のことですが、私は人を殺したことがないので

自分が人を殺さなくてはいけない

という状況に陥ったらもうパニックですよ。

だって、怖すぎて出来ないんですもん。

だけれどもやっぱり死にたくない。

となると、自分が思うのは

他の人達が自滅するなり、殺し合いするなりして
自分が生き残れるようにならないかなぁ

こんな事を思ってしまいます。

ただこれって結局自分が手を下したくないという欲求に従っているだけで
結局のところ自分さえ生き残れば人はどうなってもいい

という心の表れなんですよね

 

自分は良い人でありたい、だけれども自分の身が可愛い

 

身勝手で弱いのが人の心です。

「シグナル100」の中でも心の弱い生徒が
いろんな状況に振り回されて揺れまくります。

強欲でリーダーシップの強い和田という人物に心を奪われ、誰かを攻撃したり
榊というクラスのリーダーの行動に心を改めたり

まあ、とにかく人の心の弱さを存分に見せてくれます。

このあたりがシグナル100の深さと面白さですね。




 

救いようのない漫画を見たいならこれだ!

「シグナル100」の原作者である宮月新さんは

“救いようのない作品”

を生み出すプロです。

冒頭でお話をしましたが「不能犯」や「虐殺ハッピーエンド」などの作品も
かなり救いようのない作品に仕上がっており
この手の作品を好物としている人にとってはハズレ無しです。

 

宮月新さんの心の中はどうなっているんでしょうね~

何事も卑屈な目で世間を見ているような人なのか?
それとも、実はとっても明るい人なのか?

めちゃくちゃ興味がありますが

「シグナル100」でも救いようのない展開のオンパレードです。

 

自分達が集団催眠から逃れる薬をゲットしたと思ったら実は…

クラスのみんなが一丸となって謎を解明しようと思ったら実は…

集団自殺を解決すべく先生が来てくれたと思ったら実は…

 

どんなストーリーでも救いようのないオチを持ってきてくれます。

 

そして、エンディングです。

こういったサバイバルものって最後に生き残った人間が
一服の清涼剤を与えてくれるもんなんですよね。

「バトルロワイヤル」とかもそんな感じでストーリーが終わっていくんですが
「シグナル100」ではそんな簡単に清涼剤はくれませんよ。

このあたりの徹底した絶望感のプレゼントは
宮月作品の真骨頂でもありますし、「シグナル100」の見せ場でもあります。

 

しかも、救いようのないくせに話を上手くまとめてくる!

これだけダークなのに、何綺麗に話をまとめてくれちゃってんだよ!!

というような展開は「あっぱれ」の一言ですね。

いずれにしてもこの救いようのない展開は劇薬のように中毒性を秘めてきます。

ダークな世界を楽しんでください。




 

「シグナル100」の全体評

「シグナル100」は救いようのない展開で
進んでいく絶望色の強いサスペンス漫画なので
読む人を選ぶレベルの暗い漫画になっています。

だけれども、ストーリーは筋道が通っていて
エンディングに向かって綺麗な一本道を辿っていくという
奇異な作品になっています。

ダークサスペンス、サスペンスホラーが好きな人
そして、宮月作品が好きな人には
「シグナル100」を是非読んでほしいですね。

 

 

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