野球漫画「ラストイニング」はかなり奥が深くて面白い!!【感想・レビュー・ネタバレなし】

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ビッグコミックスピリッツで2004年から連載されていた
人気漫画「ラストイニングー私立彩珠学院高校野球部の逆襲」(原作:神尾龍、監修:加藤潔、作画中原裕)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ラストイニング」の素晴らしさや印象的だった点

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「ラストイニング」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「ラストイニング」の魅力も含めて語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「ラストイニング」

です。

「ラストイニング」というタイトルから
どんなジャンルの漫画かというのは分かると思うのですが
まずは最初にジャンルの説明からいきましょう。

この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。

そして「ラストイニング」はスポーツ漫画の中でも
「野球」を扱った漫画です。

 

 

野球漫画と言えば、

古くは「巨人の星」や「ドカベン」のようなスポ根漫画が主流でした。


(ドカベン)

 

今でも純然たるスポ根テイストの野球漫画が多いんですが

「タッチ」のような青春漫画っぽい作風や

「江川と西本」のようなドキュメンタリータッチの作品

「グラゼニ」のような裏話を描いたような作品など

様々なテイストの作品が世に出回るようになってきました。

  
(左:タッチ  右:グラゼニ)

 

そんな野球漫画の中でも
また別の視点で物語を描いているのが

「ラストイニング」です。

 

という事で、「ラストイニング」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点

「ラストイニング」の魅力や世界観について存分に語っていきましょう。

 

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「ラストイニング」はどんな作品?

「ラストイニング」はビッグコミックスピリッツで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはスポーツ漫画(野球漫画)
原案は神尾龍、作画は中原裕、監修は加藤潔
コミックスは全44巻が発刊されています。

 

原案:神尾龍
作画:中原裕
監修:加藤潔

出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
掲載期間:2004年6・7号~2014年4月
巻数 全44巻

 

 

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「ラストイニング」の概要とあらすじ

「ナンバーワン以外は意味がない」
という言葉が口癖の主人公鳩ケ谷(通称ポッポ)は

かつて甲子園を目指していましたが、
最後際どい球をボールと判定され、押し出しにより失点。

ベスト8で敗退してしまいました。


(主人公の 鳩ケ谷)

 

判定に納得がいなかった鳩ケ谷は試合後
審判を殴ってしまい処分を受ける羽目になります。

 

社会人になり、怪しい商品を売りつけ
トップセールスマンになっていた鳩ケ谷でしたが
警察沙汰になり、検挙されてしまいます。

 

そんな鳩ケ谷を救ったのは母校彩珠学院高校の校長先生でした。

校長は鳩ケ谷が野球部に所属していた頃の監督で
現在は経営上の理由から野球部を廃部にするかどうかで
理事長ともめていました。

 

野球部が廃部にしない唯一の方法は
一年以内に彩珠学院高校を甲子園に出場させること。

校長は甲子園に出るため、鳩ケ谷に監督を依頼

ひと悶着ありながらも監督を引き受けた鳩ケ谷は
甲子園予選を勝ち抜くための練習を始めるのでした。

 

野球を技術・体力ではなく、戦術としての側面を強く打ち出すことで
視点を変えて楽しめるようにした熱血野球漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

 

冒頭で話をした通り「ラストイニング」はゴリゴリのスポ根野球漫画じゃありません。

知力の戦いとして野球を描いているですよね~

サッカー漫画だと「ジャイアントキリング」や「アオアシ」のような
戦術・戦略に特化した漫画はあるんですが
野球漫画でここまで戦術・戦略を前面に出した漫画は初めてかもしれません。

という事で

これから「ラストイニング」の
素晴らしさと面白さについて、語っていきたいと思います。

 

 

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「ラストイニング」のここが凄い!

戦略を楽しめる知的野球漫画!!

「ラストイニング」は数ある野球漫画の中でも

「戦略」「戦術」に特化したスタイルの漫画です。

 

これまでの王道野球漫画のスタイルとしては

とにかく能力を高めていくことで
ハイレベルかつハイスペックな戦いをしていく

というものでした。

「MAJOR」「H2」「ドカベン」などなど

  
(左:MAJOR 右:H2)

 

一昔前まではこのスタイルの野球漫画しか存在しない

と言っても過言ではない感じでしたが

少しずつ戦略を重視する向きが出てきました。

 

週刊少年マガジンで連載されている「ダイヤのエース」は

能力+戦略という形を上手く取り込んで
奥の深い野球漫画を作っていますよね。


(ダイヤのエース)

 

で、この「ラストイニング」はどうかというと

”戦略に特化した漫画”

なんですよね。

この視点と内容が面白いんですよね~

 

そして、戦略を主として野球を描くことって結構難しいんですよ。

「ラストイニング」と同じく監督を主役とした野球漫画に

「クロカン」という漫画があって
この漫画も戦略ありきな感じでスタートしたんですが

途中から精神論に移っていって
最後の方は「戦術くそ食らえ」みたいな感じになってしまいました。

 

野球はサッカーと違って常に動きがあるスポーツではないので
そのあたりが描きづらいんでしょうね~

 

ただ、「ラストイニング」では、
最後まで戦略に拘って、物語を作ってくれているので

読み応えのある作品になっています。

 

超人達が集う野球漫画に飽きてしまった人や
知的な遊戯を楽しみたい人にはオススメの漫画だと思います。

 




 

意外にも名言の宝庫!人生の役に立つぞ!

「ラストイニング」は戦略を重視している漫画なので
自らを向上させるため、非常に合理的な理論を実践します。

それゆえに野球に限らず、

自分を高めるための名言が隠された漫画なんですよね~

 

という事で、私の心に響いた名言を紹介します。

 

「下手は奴に合わせて練習をするな!自分が下手になる!」

状況としては、

強くなってきた彩学に弱かった頃の
上級生がやってきて一緒に練習をしようと言い、
練習を始めるんです。

しかし、意識も低い上級生なので、ランニングもすぐに止めるし
ハードな練習に愚痴を連発するんです。

 

ここで鳩ヶ谷監督が言い放った言葉がコレです。

これは非常に的を射ているんですよね~

レベルの低い人達に囲まれてしまうと
現状で満足してしまうし

当たり前のレベルが低いので、努力もしなくなるんですよ。

 

よく「自分の仲の良い友達5人の平均年収が自分の年収である」

みたいな事を言いますが、

まさに鳩ヶ谷監督が言ったことと同じですよね。

自分よりも能力が高い人
自分よりも実績を出している人
自分よりも努力をする人

こういった人に囲まれていると
自然と自分の意識や行動が変わるのでレベルアップ出来るんですよね。

一見、冷たいように見えますが
豊かな人生を送る上では大切な名言です。

 

「思わずキレちまうなんて、俺らしくもねぇ」

これのどこが名言なの??

と思うかもしれませんが

根性よりも理論と言い続けてきた鳩ヶ谷が
思う結果が出ずにいきなり怒鳴ってしまった後に
反省するときの言葉なんですよね?

これは非常に大事ですよね。

 

人間って年齢を重ねれば重ねるほど
凝り固まった思考になってしまいますからね

常にどういう理論が正しいのかを追求する姿勢は大切です

根性を推してくるという人は
逆に言えば、理論を勉強していない人ですから

成長するうえで正しい姿勢を示しているんですよね。

 

ある野球評論家が

「投手は故障など恐れてはいけない
疲労があっても、投げるべきだ!!」

みたいな事を言っていましたが

こうなってしまうともう成長がないんですよね~

 

野球に限らず、仕事などでも同じです。

地味ですが、自分が成長するために必要な言葉なので
取り上げてみました。

 

まあ、随所にそんな名言が散りばめられているので
ただの野球漫画だと思わず、人生の教科書だと思って
読んでみると色々な発見がありますよ。

 



 

「ラストイニング」の全体評

「ラストイニング」は根本は野球漫画(スポーツ漫画)ですが
熱血スポ根漫画というよりも、頭を使って戦略で相手を上回る

という視点を変えた野球漫画になっています。

 

その一つ一つの理論はとても納得が出来ますし
人生に役に立つような名言、名シーンも出てくる漫画なので

ただの野球漫画だと思わず、人生の参考書だと思って
読んでもらえるとより一層楽しめると思います。

是非、一度読んでみてください。

 

 

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