漫画「累(かさね)」は外見の美醜と人格形成について問題提起をしてくれるサスペンス漫画【評価・感想】

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イブニングで2013年から連載されていた
人気漫画「累(かさね)」(作者:松浦だるま)について
感想(レビュー)を語ると同時に 「累(かさね)」の印象的だった点
などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

「累(かさね)」のどのあたりが魅力的なのか?

見所も含めて語っていきつつ話したいと思います。


今回取り上げる漫画は

「累(かさね)」

です。


「累」という字を「かさね」と読むことは分からなかったように
タイトルを聞いているだけでは、この漫画がどんな漫画か分かりません。

という事で、まずはこの漫画が、どんなジャンルの漫画なのかを説明していきましょう。

この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。


サスペンスっぽい艶っぽいタイトルがつけられていますよね。

最初にこのタイトルを聞いたときに
「なんてオシャレなタイトルなんだ」と思いましたが
漫画の内容もかなり艶っぽく仕上がっています。


この「累(かさね)」という漫画は連載後、徐々に人気を博していき

2015年には講談社漫画賞の一般部門にノミネート
全国書店員が選んだおすすめコミック2015で9位
マンガ大賞これから売れてほしいマンガ部門で10位

と数々の評価を受けたのちに


2018年には土屋太鳳さんを主演として映画化。

この漫画が面白い作品であることは
ここまでの経歴で証明されていますよね。

と、ここでやめてしまってもいいのですが
「累(かさね)」の見どころは経歴だけではないので
具体的な魅力について話していきたいと思います。


と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています。

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「累(かさね)」はどんな作品?

「累(かさね)」はイブニングで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画
作者は松浦だるま
コミックスは全14巻

作者:松浦だるま
出版社:講談社
掲載誌:イブニング
掲載期間:2013年10号~2018年17号
巻数 全14巻


「累(かさね)」を無料で読むには

「累(かさね)」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)


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「累(かさね)」の概要とあらすじ


主人公の淵累(ふち かさね)は
大女優である淵誘(ふち いざな)【芸名:淵透世(ふち すけよ)】の
子供でありながらも醜い顔を持っている事で
学校でイジメにあっていました。


酷いイジメにあった事で不条理を恨む累


母親は既に他界しており、累は八方塞がりの状態でしたが
生前、誘は累にある口紅の存在を示し

「あなたのほしいものに、くちづけを」

と言い残していました。


半信半疑ながら口紅を引く累。

イジメの一環として学芸会の主役にまつり立てられた
累は持ち前の演技力で観客の目を引きますが
いじめっ子のリーダー西沢イチカによって、主役交代を告げられます。

怒り心頭となった累はイチカに口づけをすると
累とイチカの顔が入れ替わります。


イチカの外見で主役を演じきった累。

顔を奪われたイチカは学校の屋上から飛び降りてしまうのでした。


顔を奪うことが出来るようになった累は
今後、女優への道を歩むことが出来るのか?

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

(参考)「累(かさね)」のあらすじ、最終回までを解説


一見すると、ダークファンタジーを含んだサスペンス漫画

という感じのシナリオではありますが
ここには大きなテーマが含まれているんですよね~


そんなテーマを含めて「累(かさね)」という漫画に
どんな特徴があるのかを話していきたいと思います。


「累(かさね)」の特徴

美人は得で、ブスは損??


「累(かさね)」の最大の特徴は

”美醜に対する人間の業”

ここにあると言えます。


醜い外見を持ってしまった事で
いじめを受け、性格がひねくれてしまった累

世の中ではどんな外見であろうと
平等に受け入れなくてはいけない

という風潮がある中で、無情な現実が突きつけられます。


そして、累の前に現れる美しい女性達。

美しいがゆえにちやほやされて育つ彼女たちは
かたや素直に真っ直ぐ育ち、かたや他人を見下しながら育つ。


美醜がその人間にもたらす特性をしっかりと描けています。

どんなに人間がルールを作ろうが、周りに呼びかけようが
人間が本能的に備えている美醜に対する業があるんですよね。


この対比を感じながら見ると、より一層味わい深くなります。


人間の外見に関する考察は以下で詳しく考察しているので
興味のある方は、是非一度見て貰えたらと思います。

(参考)美人が得でブスは損?累の美醜について考察

想定を超えた憎しみが入り混じるスリルがたまらない


「累(かさね)」がテーマにしているのは人の美醜。

そして、そのテーマを元に進められているのが
おどろおどろしい憎しみが交差するドラマです。


キスすることで顔が入れ替わるという設定は
非現実的なファンタジーなのですが、
このファンタジーから生まれる人生の奪い合いが
想像を超えた憎しみを生んでいくんですよね。

これは累に顔を交換された身としては当然の感情です。


美しい外見を持っていた恵まれた状態から
急に底辺の顔(外見)を与えられ、自分の人生を奪われてしまう。


しかも、累の演技は天才レベルで、
その者が本来歩むべき人生以上の
人生を歩んでいかれてしまう。

これ以上の絶望はありません。


しかしながら、そんな累の凶行に気付く者が一人…


累の母親である淵透世に顔を奪われ
人生を台無しにされた女性の子供、野菊

野菊は美しい顔の母親から生まれ、美しい外見を持って生まれますが
母親は累の母親に顔を奪われたことで人生がめちゃくちゃになった女性。


累は透世譲りの美しさを持つ野菊に惹かれ
野菊も天才的な演技を見せる累に惹かれ、親交を深めていきます。

そんな中、野菊は累が透世の子供である事に気付くんですよね~


さあ、どうなるでしょうか??

野菊と累の取る行動一つ一つがスリリングで
ハラハラドキドキさせられます。


狂った人生を輝かしいものにしようとする罪深き女性と
輝かしい人生を他人によって狂わされた慈悲深き女性

この2人のやり取りは必見ですよ。

「累(かさね)」の全体評


「累(かさね)」は顔をすり替える事が出来るという
たった一つの設定を活かして
極上のダークファンタジーサスペンスを見せてくれる漫画です。


人間は才能だけでは輝けないのか?

人生は外見によって左右されてしまうのか?


タブーとされるような問題提起を行いながらも
累、野菊の二人が織り成すドロドロしたドラマは必見そのもの。


この漫画を読んだ貴方はこう思うはず。

「これは面白い!映画化されるだけのことある」

私の予感が当たっているのか、いないのか…
是非漫画を読んで確かめてみて下さいね

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