ゲッサンで2009年から連載されている
人気漫画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」(作者:石井あゆみ)のネタバレ
サブローは歴史通りに本能寺の変を迎えてしまうのか?
明智光秀と織田信長の関係はどうなってしまうのか?
などなど「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。
Contents
ここでは「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」のあらすじ
ストーリーについて最初からネタバレありで話しています。
もし、ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!
という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。
⇒(参考)「信長協奏曲」は歴史漫画でありながら、コメディーとしても楽しめる漫画だ
それでは「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」のあらすじについて話していきます。
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タッチ
H2
MAJOR
犬夜叉
今際の国のアリス
今日から俺は
葬送のフリーレン
薬屋のひとりごと
トリリオンゲーム
ゾン100
信長協奏曲
アオアシ 等々
1.プロローグ
主人公のサブローはとにかく自由奔放で授業も聞かず、
制服もちゃんと着ないような問題児でした。
ある日、サブローは学校帰りに塀の上を歩いていましたが、そこから転落し
戦国時代にタイムスリップしてしまいました。
サブローが落ちた先は戦国武将織田信長の上。
信長に覆い被さり、くせ者扱いされるサブローですが、
二人は瓜二つの外見を持っていました。
信長は「自分は体が弱く戦国の世で生きられる人間ではない」という事から、
サブローに影武者(身代わり)になるよう依頼をします。
信長の世話係である池田恒興、平手政秀はサブローを見つけ、連れて帰ると
サブローは自分がタイムスリップした事に気がつくのでした。
果たして、サブローは織田信長として生きていくのか?
日本は歴史通りに動いていくのか?
本能寺の変は本当に起こるのか?
2.桶狭間の戦いで織田信長の名をあげるサブロー
品行方正だった信長がサブローと入れ替わったことで
うつけとなったという噂が立ちます。
この噂を聞きつけて、弟の信行は信長を暗殺しようと企みます。
最初は戦国時代を楽しんでいたサブローですが、信長としての人生に飽きて、
再びタイムスリップをしようと木から落ちますが現代には戻れません。
そんな時に信長の妻である帰蝶に出会い、一緒に遊び出します。
元気になった信長を見た父信秀は喜びますが、
信行は信長を失脚させようと帰蝶を誘拐します。
しかし、この行為がバレて謹慎処分となってしまうのでした。
信長として日々を過ごすサブロー。
そんなサブローの元に竹千代(徳川家康)が人質としてやってきます。
柴田勝家はうつけの信長(サブロー)ではなく、
信行に家督を継がせるべく竹千代を殺害しようとしますが、
サブローはこれを阻止し、信行勢は家督譲渡を諦めるのでした。
そして二年が経ち信長の父信秀が死去。
信長が後を継ぎ織田家を動かしていきます。
そんなサブローの元に今川からの間者がやってきます。
平手政秀が一度は追い払いますが、間者は平手を殺し、信長を狙います。
間者は農民から名前をとり木下藤吉郎と名乗ります。
サブローは信長として、美濃の斎藤道三との会談に臨みます。
マムシと呼ばれる曲者の斎藤道三でしたが、
実は平成からタイムスリップした人間である事が分かり意気投合。
ここで関係を築いていきますが、間もなく
道三は息子の義竜に討ち取られてしまいます。
単身上洛を果たし、将軍足利義輝に謁見した信長。
徐々に尾張の地固めをしていきますが、今川義元が攻め込んできます。
攻め込まれる織田軍ですが、サブローは夜襲を計画すると
スパイの木下藤吉郎はそれを読めず
籠城という情報を今川軍に流してしまいます。
この結果、サブローは桶狭間の戦いを制するのでした。
3.本物の織田信長が明智光秀に!浅井・朝倉軍との戦いへ
その後、徳川家康と同盟を結び、茶器の文化や
武士と農民を職業で分けるなどの政策を実施するサブローは
美濃の斎藤竜興との戦いに移ります。
竜興は酒と女に溺れた事で家臣から見離され信長が勝利を収めます。
今川の間者だった木下藤吉郎もここで名をあげるのでした。
そんな信長にある老人が明智光秀という人物を紹介しますが、
この人物は入れ替わる前の織田信長でした。
サブローは信長を明智光秀として仕えさせます。
その頃、将軍の足利義輝が松永秀久によって殺されてしまいます、
サブローは足利義昭を将軍に立てて上京を計画。
妹のお市の方を浅井長政に嫁がせて京都へ向かいます。
足利義昭を将軍にした事で織田信長の名前は上がっていきます。
しかし、サブローは将軍になった足利義昭には気を使わず
歴史の教科書を思い出し、天下を取ると豪語してしまいます。
自分をないがしろにされたと感じている義昭は
信長を討つよう様々な大名に声をかけます。
そんな中、松永久秀が織田信長に会いにきます。
久秀は平成からタイムスリップしたヤクザであることが判明するのでした。
足利義昭の呼び掛けに応じた浅井長政は
サブローが朝倉義景を攻めているときに
織田軍との同盟を解消し、信長軍目掛けて攻めていきます。
挟み撃ちにあったサブローは退却を決意
秀吉は殿を申し出ながらも、信長を裏切ってのし上がろうと画策しますが、
明智光秀と竹中半兵衛により、阻止され殿としての務めを全うする形となります。
一方のサブローは途中族に襲われながらも松永秀久の助けもあり、京都に戻るのでした。
その途中で信長は刺客から発砲されますが、間一髪のところで助かります。
その刺客を放ったのが秀吉であることは誰にも知られないのでした。
信長家には上杉謙信のスパイであるおゆきがいました。
おゆきは明智光秀が信長と瓜二つである事を見つけてしまいます。
南近江の六角を倒した織田軍は北近江の浅井長政との戦いに備えます。
織田、徳川連合軍は姉川で、浅井、朝倉軍と激突。
徳川が朝倉軍を撃破して、浅井軍は籠城します。
攻め倦ねる織田軍を尻目に京都では三好三人衆が挙兵。
浅井の監視を秀吉に任せ、サブローは京都に向かいますが、本願寺顕如が挙兵。
これに呼応するかのように、浅井、朝倉軍も挙兵して、織田軍は追い詰められます。
この戦いで忠臣の森可成が死亡
追い詰められる織田軍ですが、足利義昭の仲裁でお互いの兵を引く事になり
なんとか一命を取りとめるのでした。
4.時代は織田信長の味方に!武田信玄、上杉謙信、強敵の死去
一旦立て直しを図る織田軍ですが、
ここにプロ野球選手でホームラン王のヤングがタイムスリップしてきます。
鬼扱いをされていたヤングを助けたサブローは自軍に引き入れるのでした。
サブローは浅井との対決の前に比叡山延暦寺を攻め焼き討ちにしてしまいます。
この行為によって更に包囲網が敷かれる織田軍は
武田信玄の上洛、松永久秀の謀反などで更に状況が悪化します。
進軍する武田信玄を止めようとする徳川家康ですが、
武田軍の強さの前に完敗し、命からがら敗走するのでした。
将軍足利義昭も挙兵して更に追い込まれる信長ですが、
武田信玄が進軍中に病死してしまい、状況が一変
信玄の死により松永久秀は降伏、足利義昭も降伏します。
権力への未練が捨てられない足利義昭は再び挙兵しますが、
あっさりと敗れ追放されてしまいます。
ここで240年続いた室町幕府が終わりを告げ
サブローはすぐさま元号を変えます。
元号を変えた事で勢いを増す織田家は
武田軍との決着をつけんと進軍を始めます。
決戦に挑む前に森蘭丸に明智光秀の顔を見られて
サブローとそっくりであるという事を知られる事件がありますが
なんとかごまかし、サブローは鉄砲をかき集めて決戦に挑みます。
後に長篠の戦いと言われる武田勝頼の戦いは
鉄砲をふんだんに使った織田軍の圧勝となります。
勢力を広げる信長軍ですが、上杉謙信の忍びである
おゆきにサブローの命を狙うよう指示が出ます。
サブローの情が移り決断がつかないおゆきは
サブローの寝床に入りすんでのところまで行きますが、
信長を殺す事が出来ずに、サブローの下を去って行くのでした。
しかし、サブローの事が忘れられず戻ってきたおゆきは
姉に髪を切られ、忍を卒業する事でケジメをつけるのでした。
そんな折、上杉謙信が越後から攻めてきます。
織田軍は柴田勝家を総大将として対峙しますが、
手取川の戦いで惨敗をはじめとして、上杉軍に完敗してしまいます。
そして、松永久秀が再び謀反を起こします。
しかし、上杉謙信は手取川を越えて攻めて来きません。
この状況を見て、織田軍は松永討伐に動きます。
平成から来た松永を死なせなくないと降伏を勧めるサブローですが、
松永は拒否してそのまま爆死してしまいます。
その後、毛利や本願寺らと事を構える織田軍。
明智光秀がサブローの代わりに信長になって公務を行っていると、
竹中半兵衛が明智光秀の正体に気付きます。
これを機にサブローと明智は森蘭丸とおゆきにも正体を明かすのでした。
またヤングも修行の旅に出て行ってしまうのでした。
そんな折、上杉謙信が死去したというニュースが流れてきます。
この知らせを聞いてサブローは毛利討伐に秀吉を向かわせます。
5.毛利軍と対峙する信長軍!刻々と近づく本能寺の変…
サブローは内政が整わない謙信亡き後の
上杉家に対して柴田勝家を向かわせます。
サブローは柴田勝家を陣中見舞いし、角力大会を開催するなどの労いを見せ
士気を上げようとしますが、配下の謀反を起こされて、思うように物事が進みません。
そんな折、将軍足利義昭は毛利と結託して信長討伐を計画
秀吉に裏切るよう書簡を渡します。
野心のある秀吉ですが、ここは機ではないと行動は起こしません。
一方、明智光秀はおゆきと竹中半兵衛を呼び、
秀吉に謀反の可能性があることを相談するのでした。
そんな最中、秀吉の弟である秀長は
毛利の重臣安国寺恵瓊を呼び寄せて秀吉と交渉させます。
この事実を知った竹中半兵衛は信長に伝えようとしますが
秀長に追い詰められた事で自害に追い込まれてしまいます。
竹中半兵衛はおゆきと同じとき丸にも文を託しており
おゆきはそれを受け取ります。
おゆきから連絡を受けた信長は秀吉を呼び出し、牽制をすることで
当面の謀反の危機からは逃れるのでした。
着々と毛利軍攻略を進める秀吉。
そんな中、サブローは本能寺に拠点を作る事を提案します。
明智光秀はサブローが本能寺の変という言葉を使い
自らの死を暗示するような事をかねてから言っていたので、
本能寺に拠点を作る事に反対をしますが
サブローは地政学的な戦略から本能寺での拠点作りを決定。
光秀はサブローを死なせない事を心に誓います。
毛利を抑え、北条と同盟を結び、本願寺との争いに終止符を打った信長。
着々と天下取りに向かいますが、帰蝶に光秀の素顔がバレてしまいます。
帰蝶は既に気付いていたとばかりにこの秘密を共有します。
足利義満は信長暗殺を目論み、石川五右衛門を雇いますが
おゆきに守られて、なんとか命を繋げます。
そんな中で弥助がサブローの元に戻ってくるのでした。
以上が98話までのあらすじとなります。
「信長協奏曲」の全体評
ここまでずっと「信長協奏曲」のあらすじ(ネタバレ)を語ってきました。
大きく見ると歴史漫画なのですが
織田信長ことサブローの性格を軽くして描いているので
笑いも一緒に入っているのが、この漫画の最大の特徴ですね。
もちろん終盤戦はサブローも大人になるし
大大名としてシビアにやる事も出てくるので
終わらい要素は少なくなってくるのですが
おゆきに対するサブローの態度とか
部下や親族、他の武将に対するサブローの接し方は
戦国時代である事を忘れてしまうような爽快さがあります。
そして何より、明智光秀の存在ですよね~
教科書では織田信長を殺した張本人とされている
明智光秀を一番の味方として描いている点が
この「信長協奏曲」の行く先を楽しみにさせてくれます。
果たして、サブローは織田信長として本能寺の変で殺されてしまうのか?
はてまた現代へと戻ってしまうのか?
明智光秀が死ぬ間際に織田信長へと戻るのか?
興味が尽きない展開は素晴らしいシナリオ力です。
この漫画の面白さは漫画をみてこそなので
是非、興味を持った方は漫画を見て下さいね。
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