漫画「ウイニングチケット」面白い視点で競馬を描いているね~【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊ヤングマガジンで2006年から連載されていた
人気漫画「ウイニングチケット」(漫画:小松大幹、原案:河村清明)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「ウイニングチケット」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「ウイニングチケット」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか、魅力を語りながら

「ウイニングチケット」の素晴らしい点も語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「ウイニングチケット」

です。

 

「ウイニングチケット」は2006年に連載開始されて
2012年まで連載されていた漫画です。

タイトルを見てピンとくるオールドファンも多いかもしれませんが
最初にこの漫画のジャンルを説明しておきましょう。

この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。

 

スポーツ漫画の中でも「競馬漫画」ですね。

競馬ファンであれば「ウイニングチケット」という言葉は馴染みがあると思います。

1993年に柴田政人騎手を鞍上に日本ダービーを制覇した
馬の名前が「ウイニングチケット」なんですね~

ちょうど私が競馬を見始めた頃に日本ダービーを勝った馬なので
40歳以上の競馬ファンなら知っている人が多いかもしれませんね。

 

私は競馬が好きで、競馬のメルマガもやっているくらいです。

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で、話が戻るのですが、競馬が大好きな私にとって
「ウイニングチケット」というタイトルを見た時点で

「ああ、競馬の漫画だ。これは見なきゃ」

と思ったんですが、競馬の漫画ってストーリーにそれほど捻りがなくて
ディープな競馬ファンにとってはもう少し深いストーリー展開が
欲しいなぁと思わせる作品が多いんですよね~

武豊騎手が監修した「ダービージョッキー」とか
週刊少年チャンピオンで連載されていた「優駿の門」とか

それなりに面白くて楽しめるんだけど、
「ご都合主義が過ぎる」というか…

 

競馬のあの思い通りにならない奥深さみたいなのが
描けていないなぁと感じてしまうんですよ。

  
(左:ダービージョッキー  右:優駿の門)

「ウイニングチケット」も同じ感じなんだろうなぁと
あまり期待をしていなかったのですが
ぶっちゃけこの漫画は他の競馬漫画よりも面白かったです。
(まあ、多分にご都合主義の部分はあるんですが…)

という事で、「ウイニングチケット」がどんな漫画なのか?

そして、どんな点に魅力があるのか?

いったと点について魅力を存分に語っていきましょう。

 

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「ウイニングチケット」はどんな作品?

「ウイニングチケット」は週刊ヤングマガジンで連載されていた人気漫画です。
ジャンルは競馬漫画(スポーツ漫画)
漫画は小松大幹、原案は河村清明

1部・2部と分かれており
コミックスは1部が全21巻、2部が全4巻発刊されています。

 

漫画:小松大幹、原案:河村清明
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン
掲載期間:2006年~2012年
巻数 1部 全21巻  2部 全4巻




 

「ウイニングチケット」の概要とあらすじ

主人公の二階堂駿(にかいどう しゅん)は
「馬商」という職業についている切れ者です。


(主人公の 二階堂 駿)

「馬商」とは競走馬の目利きをする仕事で
優秀な仔馬を判断し、馬主や調教師にアドバイスをすることで
そのアドバイス料を貰う仕事です。

そんな二階堂駿の父親はかつて牧場経営をしていました。

二階堂の父親は優秀な牧場経営者で
裕福ではないながらも堅実な経営をしていました。

しかし、ある日同じ牧場経営者に騙され連帯保証人になってしまい
多額の借金を背負う羽目になってしまいます。

その借金を返すことが出来ず
苦しみに苦しみ抜いた二階堂の父親は自殺

二階堂駿はそのトラウマを引きずったまま仕事をしていました。

 

そんなある日、二階堂の父親に借金を背負わせ破滅に追い込んだ
外国人ジョン・ランドルフに偶然出会います。

そして、ジョン・ランドルフと行動を共にしている
エドワード・マクラーレンが外国人馬主の資格を取得して
日本競馬を牛耳ろうという計画を知り

エドワード・マクラーレンの野望を阻止するべく二階堂駿は立ち上がります。


(エドワード・マクラーレン)

 

二階堂駿は馬券で儲けた資金を元手に牧場経営をはじめ
マクラーレンの野望を阻止するべく優秀な競走馬を育てる決意をします。

立ち上げたばかりの小さな牧場は

資金面、施設面、人材面、コネクションの面

 

と様々な苦労が襲い掛かっていますが
類まれなる相馬眼を持つ二階堂駿は
騎手時代の同期である佐伯らと共に困難を乗り越えていきます。


(騎手時代の同期である 佐伯)

果たして二階堂駿はマクラーレンの野望を阻止することが出来るのか?

日本ダービー馬を勝つ馬を出すことが出来るのか?

騎手や馬ではなく「馬商」そして「牧場主」という立場から競馬を描き
華やかな競馬界において「牧場運営」という仕事の光と闇を見せている本格派競馬漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

 

競馬漫画というとどうしても「騎手」と「馬」が主役になってしまうんですが
「ウイニングチケット」では騎手や馬にスポットを当てていません。

正確にいうとスポットは当てているんですが
そこだけに特化していないという事ですね。

もちろん、ツッコミどころはたくさんあるんですよ。

二階堂駿とマクラーレンの相馬眼が凄すぎる、とか

とにかく二人が見た馬が馬券に絡みまくるんですよね~

 

二階堂もマクラーレンも馬券で儲けたお金で牧場買ってますからね

いやいや、1億円も馬券でどうやって当てるのよ!!

と、総ツッコみ状態です。

 

しかも、1開催とか2開催くらいで稼いでいますからね。

いくら実力があったって世の中そんなに甘くないって!

という超ハイスペック人間がお送りしている漫画ではあるんですが
根っこには面白さが詰まった漫画なので

「ウイニングチケット」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。



 

「ウイニングチケット」のここが凄い!

競馬に対するディープな知識が凄すぎる

「ウイニングチケット」の主人公である二階堂駿は
“相馬眼に長けた人間である”という設定から
とにかく競馬に対する色々な役立ち情報やトリビアがいっぱい出てきます。

 

ストーリーの冒頭で単勝グリグリの馬を切って
単勝万馬券の馬を的中させる馬券があるのですが
(最終的にはマクラーレンが大量買いした事で万馬券ではなくなる)

その時の解説とかは競馬ファンでも全く知らないレベルの情報です。
知らない情報というよりは馬の見方を教えてもらっている感じですね。

 

他にも長距離を走るのに適した馬体かどうかの見極め方

なども教えてくれています。

 

これは知っている人は多いかもしれませんが
凱旋門賞を制覇した馬がなぜジャパンカップで凡走するのか?

そういった理由についても話してくれています。

 

そして、騎手の力量が馬券に与える影響なども教えてくれるんですよね~

競馬は馬だけで走るのではなく、騎手と一緒になって走るので
騎手が下手な乗り方をしてしまうと
いい馬でも結果を残すことが出来ません。

騎手の癖を掴むことが、馬券攻略にむけてどれだけ大事なのか

という事もご丁寧に教えてくれます。

 

「ウイニングチケット」を描いているのは小松大幹さんですが
おそらく原案の河村清明さんが相当に競馬に詳しいんでしょうね~

この河村清明さん(かわむら きよあき)さんについて
ウィキペディアで調べてみたところ
競馬のルポライターをやっている方のようで

JRAの雑誌「優駿」が主催する
「優駿エッセイ賞」なるものを獲っている方のようです。

豊富な競馬の知識は、丹念な取材から生まれているんですね~

 

「俺は競馬には詳しいぜ!!」

というような人でも勉強になる事が多く
たくさんの学びを得られる点は
「ウイニングチケット」の素晴らしいところですね。




 

「馬商」という立場で描いているから色々な事が新鮮!

二階堂駿は馬商という職業についている
という話は最初にした通りですが
(最終的には色々な肩書がどんどん加わっていくんですが)

「馬」や「騎手」という表舞台にいる人達にスポットを当てていないので
競馬のディープな世界を描き出すことに成功しています。

 

億を超える高額取引がなされる点だけがフォーカスされ
一見、華やかに見えるセリなどについても
売れなかった馬がどのような末路を辿るのか?

競馬界が抱えているシビアな現実を見事に映し出しています。

また、競馬を外から見ている立場を活かして

「ディープインパクトは決して飛んでいない」

というメカニズムも解明してくれている部分とかも
非常に興味深くて面白かったですね。

 

巻末には競馬界の抱える問題についての説明や
基礎知識の補足と言った

競馬ファンであれば食らいつく情報が載っているのも嬉しいところです。

競馬予想をする上で今やデータは欠かせない存在ですが
そのデータも抽出方法や解釈によっては

全く役に立たないどころかマイナスになるんです。

 

なので、事象やデータを表面的に受け取って
浅く活用してしまっては馬券では勝てない

という事も教えてくれる貴重な漫画だと言えます。

 

漫画の方は徐々に牧場長色や馬主色が強くなってくるので
少し毛色は変わってくるのですが
河村清明さんの豊富な知識は後半に入っても披露されています。

河村清明さんの持っている豊富な競馬知識に触れれば
競馬ファンでも今まで以上に競馬を楽しめること間違いなしです。




 

「ウイニングチケット」の全体評

「ウイニングチケット」は騎手や馬に焦点を当てずに

「馬商」という視点から競馬の裏側を
しっかりと描いている骨太の競馬漫画です。

コアな競馬ファンでも新たな発見をすることが出来るくらいに
河村清明さんの情報が詰まっている漫画なので
競馬が大好きという方には是非読んでほしいですね。

馬券の収支が上がるかもしれませんよ。

 

 

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