おすすめの歴史漫画一覧ランキングベスト5!第1位はあの名作漫画!【感想・レビューあり】

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日本には数多くのジャンルの漫画がありますが、ここでは
私がおすすめする歴史漫画の一覧について
ランキング形式で紹介をしていきたいと思います。

また私が実際に読んでみた感想(レビュー)も語っていきたいと思います。

 

 

はじめに

日本は漫画大国というように言われていますが

「本当に漫画が多い!!」

私が子供の頃は週刊少年ジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年サンデーなどの
メジャー雑誌しかないのかなと思っていましたが
今は当時(30年以上前)と比べて本当に漫画雑誌が多くなっていますし
なんなら「web漫画」なるものも出てきています。

なので、面白い漫画を読みたいと思っていても
本当に面白いと思える漫画に出会えない!

これが現状ですよね~

 

ネットで面白い漫画を調べようとググってみると
色々な漫画を紹介しているブログに出会いますが

「明らかに読んでないだろっ」と思われるブログが多すぎっ!!

正直、そんなブログを見ても内容が薄すぎて見る気にならないんですよね~

いやいや、そんな紹介だったら公式ホームページを見りゃ分かるよ。

と思ってしまうんですよね~。

「毒にも薬にもならぬ」とはこのこと

そんな記事読んでいて意味ありますかね?

せめて毒か薬になれよ!

と思ってしまう訳です。

 

このブログでは

“私が読んだ漫画しか載せません”

ですので、ランキングされている漫画の数は少なくなってしまうのですが
ちゃんと全巻を読んで、自分が率直に思った感想を交えたうえでランキングしたいんですよ。

ランキングって完全な主観なので、当然私の好みは出てしまいますが
このブログで紹介している漫画が客観的に見て
どんな人におすすめなのかという点についても書いていきたいと思います。

 

他のブログのように歴史漫画にどんな漫画があるのかその一覧表を見たい

というような感じではなくて、

どんなところが面白いのか?

どのシーンに心がうごかされるのか?

この漫画を読んで学びになったことは何か?

みたいな事も書いていますので、
ランキングに掲載した漫画を読んでもらえたら嬉しいです。

 

逆にこんな歴史漫画も面白いよというものがあったら教えて下さい。

その漫画を読んでランキングに入れたいと思います。

 

それでは前置きが長くなりましたが
歴史漫画ランキングに行ってみましょう!!

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

歴史物でオススメの漫画は? → 人気ブログランキングへ

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サスペンス物でオススメの漫画は? → にほんブログ村 漫画ブログ

 

第5位 劉邦

作者:高橋のぼる
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミック
掲載期間:2017年7月~
巻数 3巻
(平成30年8月9日現在)

【あらすじ】

紀元前219年、中国の咸陽に劉季(劉邦)という男がいました。


(主人公の 劉邦)

劉季(以降、劉邦と呼びます)という男は不真面目なゴロツキ。

農民の子でありながら、実家の畑仕事を一切手伝わず
20歳を過ぎても街をほっつき歩き無銭飲食と喧嘩に明け暮れる日々

そして、女のケツばかりを追いかけるどうしようもない人間でした。

しかし、劉邦の身体には一つの特徴がありました。

それは王たる資格を持つものにだけ与えられる
「左ももに72個のホクロがある」ということ

とは言え、ゴロツキである劉邦を認める人物はいませんでした。

 

そんな劉邦にある事件が起こります。

劉邦と同郷である蕭何(しょうか)が辱しめにあっているところを
劉邦が助けた事で「炮烙の刑(ほうらくのけい)」を受ける事になります。

 

生存率0%と言われる「炮烙の刑(ほうらくのけい)」ですが
劉邦は奇跡的に生き残ります。

その悪運の強さからもてはやされる事を恐れた秦は
劉邦が田舎に帰る事を許して追い出そうとします。

蕭何と共に故郷である「沛」の国に帰る劉邦

 

しかし、帰る途中に秦の兵士に仲間を殺されてしまいます。

この事件により「秦の始皇帝」を倒す決意をする劉邦

 

時を同じくして「楚」の国では項羽という豪傑が
打倒秦に向けて立ち上がります。

果たして劉邦は秦を打ち倒すことが出来るのか?

ライバルとなる項羽とはどのような運命を辿るのか?

 

『土竜の唄』をベースとなっている「ギャグ」「男くささ」といった作風を
「項羽と劉邦」の作品に当てはめた骨太の歴史漫画

 

【感想】

「劉邦」の作者である高橋のぼるさんは
全作として「土竜の唄」という漫画を描いていましたが

「土竜の唄」のテーマになっていたのが

「エロ」・「バイオレンス」・「ギャグ」

この3つです。


(土竜の唄のワンシーン)

「バイオレンス」はともかくとして
「エロ」や「ギャグ」の要素は歴史物にはそれほど採用されていません。

 

どうしても、歴史上の大物ってカッコよく書きたくなるじゃないですか

 

だから、ギャグで描かれる事はほとんどないですし
「エロ」にしてもそこまでクローズアップされません。

(歴史上、戦争の後に略奪行為は頻繁に行われていたので
どうしても強姦のような事は出てしまうんですけどね)

そんな「エロ」や「ギャグ」の要素を「劉邦」は取り入れているんですよね~

その2つの要素が入らないと高橋のぼるさんの
作品としては物足りなくなってしまう

という事は当然あるのですが

今までの歴史漫画とは違ったコンセプトで描かれている

というのはめちゃくちゃ魅力的ですよ。

 

「劉邦」のレビューを描いている段階では
まだ3巻しか単行本が出ていないので

この違ったコンセプトが読者に受けていくのかどうかは
未知の部分がありますが

歴史物の漫画って原則結末が決まっている訳ですから

そこに到達するまでにどう面白くしていくか?

という事が大きな問題になってくるんですよね~

 

最初に紹介した、横山光輝さんの「項羽と劉邦」や
川原正敏さんの「龍帥の翼 史記・留候世家異伝」は
定石どおりにシリアスに項羽と劉邦の物語を描いています。

そこに「ギャグ」という要素を放り込んできた高橋のぼるさん

1巻を見てみるとギャグの要素をふんだんに取り入れています。

 

だけれども、決して劉邦はカッコ悪くないし
その人徳で大物になり上がっていった魅力を存分に発揮しています。

「劉邦」のギャグを大いに楽しんで
劉邦の器の大きさを堪能できる漫画ですね。

劉邦について書いた熱いレビュー記事はコチラ

 

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第4位 ちるらん新撰組鎮魂歌

原案:梅村真也、作画:橋本エイジ
出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌:月刊コミックゼノン
掲載期間 2012年10月号~
巻数 20巻
(平成30年1月30日現在)

 

【あらすじ】

江戸時代後期、浦賀湾に現れた黒船で受けた外国の脅威に日本国内は大混乱に陥っていました。

弱体化する幕府を強化させて外国と戦おうとする「佐幕派」と
幕府を倒し、天皇陛下を中心に新しい日本を作り直そうとする「尊王攘夷派」

に分かれ、血生臭い死闘が繰り広げられる日本。

そんな中で「佐幕派」の中で大きな存在感を示した「新撰組」

孤高の戦闘集団である新撰組が
どのような経緯で結成をされて
そして、変わりゆく日本でどんな末路を辿っていくのか?

 

【感想】

「ちるらん新撰組鎮魂歌」の主人公である土方歳三は
かなりストイックな人物だったと記録に残っています。

討幕派の人間を次々と殺してきたでしょうし
新撰組内での規律を守らない人間に対しても
容赦なく罰して切腹させた

みたいなエピソードを持つ人物です。

そんな人物を主人公として物語を忠実に書こうとすると
かなりシビアなストーリーにならざるを得ないのですが

「ちるらん新撰組鎮魂歌」に出てくる土方歳三は
残虐さを0にして、強さだけを追い求める純然たる武士として描かれています。

ドラゴンボールでいうところの孫悟空みたいな存在です。

「強ぇ~やつ見るとワクワクすっぞ!!」

みたいなキャラクターですね。

なので、幕末の血生臭い感じがなくて
単純に土方歳三を中心とした新撰組が
強い敵をどんどん倒して成長していくヒーロー漫画みたいになっています。

史実をちゃんと書いてほしい人にとっては物足りなさも残るかもしれませんが
「幕末の状況ってよくわかんないよね」という人には
とても入りやすいストーリーになっています。

実際に土方歳三はなかなかのイケメンです。


(土方歳三はめっちゃモテたらしいです)

このイケメンぶりを活かした二枚目ヒーローの活劇漫画に仕上がっているのが
「ちるらん新撰組鎮魂歌」です。

「ちるらん新撰組鎮魂歌」について書いた熱いレビュー記事はコチラ

 

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第3位 三国志(横山光輝)

作者:横山光輝
出版社:潮出版社
掲載誌:希望の友、少年ワールド、コミックトム
掲載期間:1971年~1987年
巻数 全60巻

 

【あらすじ】

西暦180年頃の中国大陸での話

劉邦が中華統一を果たしたのち「漢」という国を創り
しばらくは漢が中華大陸を収めていました。

しかし、年月が経つに連れて国の統治能力は弱まり
黄巾賊という盗賊集団が世の中に蔓延り
荒れた世の中になっていました。


(黄巾賊)

 

そんな中に登場した本作の主人公である「劉備玄徳(りゅうび げんとく)」は
漢王室の血筋をひきながらも田舎で草履を売って生計を立てていました。


(主人子の 劉備 玄徳)

 

ある日、劉備はこの世の中を正すべく立ち上がります。

人徳者でもある劉備の元には関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)といった
豪傑が集い、紆余曲折がありながらも徐々にその勢力を伸ばしていきます。

  
(左:関羽雲長 右:張飛翼徳)

 

その一方で劉備の宿命のライバルと言える
曹操孟徳(そうそうもうとく)も混乱する世の中で
名を挙げようと立ち上がります。


(劉備のライバル 曹操 孟徳)

 

黄巾賊が滅ぼされると同時に
非道な人物としてい知られる「董卓(とうたく)」が漢王室を支配
民衆に圧制をしき暴君として暴れまわります。


(董卓)

劉備玄徳や曹操孟徳をはじめとした諸将は
それぞれの軍隊を連れて董卓を討とうと動きます。

果たして、劉備や曹操は董卓を討つことが出来るのか?

劉備、曹操はどのような人物になり上がっていくのか?

中国三千年の歴史の重みを感じる
壮大なスケールで行われる群雄割拠の歴史物語

 

【感想】

三国志の一番の見どころは

「壮大なストーリー」

です。

「男のロマン」

なんて言葉がありますが、そのスケールの大きさは
見るものを圧倒させてくれます。

義理人情に厚い劉備玄徳とその劉備に魅かれて行動を共にする
関羽雲長、張飛翼徳、趙雲子龍などの猛将たち

そして、作中で一番の知略を持ち合わせている諸葛亮孔明

その他にも、途中から仲間に加わる馬超や黄忠、魏延など
劉備陣営だけでもとにかく多くの人物が現れ
様々な歴史物語を繰り広げていく訳です。


(劉備の軍師である 諸葛亮 孔明)

 

そして、そこに甘ったれた綺麗ごとはありません。

 

自分の命、プライド、名誉、野心、打算

様々な感情が絡み合い、色々な出来事が起きていきます。

まあ、これは当然の事なんですよね。

私達が生きている現実の社会でも同じような事が
絡まり合っていろいろな出来事が起こっている訳ですから

今より2000年近く前の中国でも同じことが起こる訳です。

圧倒的なスケールで繰り広げられるストーリーは
圧巻でもあり、勉強にもなります。

 

人間という生物の本質が分かるんですよね。

綺麗ごとを言いたがる日本人ですが
そんな綺麗ごとが通用する社会はありません。

どの歴史漫画を見てもそうですが

三国志を見るだけでそれが分かります。

 

 

・人間は地位を与えられると他人を蹴落としてでも必死に守ろうとする。

・民の事ばかり考えて行動しても決してうまくはいかない。

・自分の命を守るためなら裏切りも当たり前

・自分の国を守るには軍事力を強化するのは当たり前。

などなど、人間の本質、社会の本質が「三国志」にはたっぷりと含まれています。

 

壮大なストーリーに含まれた様々な人間ドラマ

これが三国志の魅力です。

横山光輝「三国志」について書いた熱いレビュー記事はコチラ

 

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第2位 おーい!竜馬

原案:武田鉄矢、作画:小山ゆう
出版社:小学館
掲載誌:少年ビッグコミック(後にリニューアル創刊でヤングサンデーへ)
掲載期間
1986年~1996年
巻数
全14巻(文庫版)、全12巻(新装版)

 

【あらすじ】

250年近く続いた江戸時代末期。

このまま末永く平穏に続くと思われた時代に
黒船が襲来して日本は大混乱時代に突入する。

明らかに日本が持っている戦力よりも格段に上の戦力を持つ外国に対して

「徳川将軍を先頭に身を賭して戦いを挑むのか?」
「徳川将軍を倒して新しい日本を作り外国に戦いを挑むのか?」
「相手の条件を飲み、和平を結び平穏に収めるのか?」

日本は揺れに揺れていた。


(写真:黒船襲来)

そんな時代に坂本竜馬はこの世に生を受けた。


(子供時代の坂本竜馬)

客観的に状況を判断できず、玉砕濃厚な中戦いを挑もうとする
多くの勢力(大名や将軍)に対して

坂本竜馬はどのように戦況を判断して
日本をどのような方向に進めていくのか?

また、自分と考え方の違う武士達に対してどのような働きかけを行っていくのか?

当時(江戸時代)としては人が想像もつかないような
視点・視野を持つ坂本竜馬が幕末という激動の時代を駆け抜ける

 

【感想】

タレントで歌手の武田鉄矢さんを知らない人はあまりいないのではないかと思いますが
実はこの武田鉄矢さんは坂本竜馬を心酔している事でも有名です。

NHKの大河ドラマ「龍馬伝」では
坂本竜馬の師匠である勝海舟役としてドラマ出演しており

「坂本竜馬といえば武田鉄矢」

というくらい竜馬通で有名なタレントさんです。

その武田鉄矢の竜馬愛がエグイくらいに凄いです

実際の史実で語られている坂本竜馬は幕末になくてはならないくらいの
大きな仕事をした人物として知られていますが

その竜馬は

「剣術では相手なしの達人」
「頭の回転の速さは日本でもトップレベル」
「女にモテモテに伊達男」
「男にもモテモテの魅力たっぷり男」

と超人ばりの完璧な人物として描かれています。

(作中に登場する竜馬はめっちゃ強い!!)

いくらなんでもそこまでではないでしょ~

と言いたくなりますが、武田鉄矢さんの竜馬愛がとても心地よく伝わります。

今よりも格段に成熟度が低い江戸時代という中で
坂本竜馬は極めて先進的な思想・発想を持っており
その描かれ方は完全無欠のベビーフェイス(善人)です。

かなり、残忍でエグイ当時の様子をそのまま表に出すと
後味の悪さが残ってしまう中で坂本竜馬の超人ぶりは
物語に清々しさと希望を与えてくれます。

武田鉄矢さんの竜馬愛をたっぷりと受け取れる点が見所ですね。

「お~い!竜馬」について書いた熱いレビュー記事はコチラ

 

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第1位 キングダム

作者:原泰久
出版社:集英社
掲載誌:週間ヤングジャンプ
掲載期間:2006年9号~現在連載中
巻数:47巻(2017年9月現在)

 

【あらすじ】

中国の春秋戦国時代(紀元前230年あたり)を舞台に
秦の始皇帝である政(えいせい)が中華統一するまでの道のりを描いた戦国作品です。

主人公は政ではなく、信(しん)という少年

 

下僕の身でありながら大将軍という武官の
最上位の地位まで登り詰める過程を描いています。

まあ、最初から偉い人だったりすると物語を書きづらくなるので
身分の低いところから成り上がりのストーリーを描く
というのはある意味王道のストーリーの作り方ですよね。

 

秦の国王である政、そして政の下で武功を重ねて大出世を狙う信

秦、趙、魏、楚、燕、韓、斉の7国がひしめく中華大陸の中で
政と信はどのように戦いを勝ち抜いていくのか?

そして、政の王座をよしとしない弟の成蟜(せいきょう)や
虎視眈々と玉座を狙う文官のトップ呂不偉らとの
秦国内での権力争いをどのように勝ち抜いていくのか?

 

今から2000年以上も前に繰り広げられた
キリキリとした政治と外交、そして戦争の様子を描いた作品です。

 

【感想】

キングダムの主役は信という青年ですが、
並行して主役級の扱いを受けているのは
後の秦の始皇帝である秦国の大王、政です。

この政という人物は英雄というよりも悪人として歴史に名を残しています。

政がやったことをざっくりと説明すると

中国全土を統一した後に万里の長城を築く為に
多くの罪なき人を奴隷として働かせたり、
過酷な税を民に求めて人々の暮らしを圧迫

そして自分は阿房宮(あぼうきゅう)という
贅沢の限りを尽くしたハーレム宮殿を造り贅沢三昧をする

というような事です。

 

この時代に万里の長城のようなとてつもなくデカい
建物を作った時点でどれだけの人が犠牲になったのか想像がつきますね。

今の日本に生まれていれば間違いなくネットで大炎上をさせるような人物です。

政の行動を見ていると現代の中国政府が台湾や香港に対して
とっている対応もなんだか納得できるような気がしてしまいます。

 

今まで中国の歴史漫画としては、
秦の始皇帝が死去した後の戦乱を描いた「項羽と劉邦」や
劉邦が漢帝国を創り漢の末期の戦乱を描いた「三国志」が題材としてはメジャーでした。

  

 

これらが漫画の題材としては取り上げられたのは、
項羽と劉邦で言うところの劉邦や三国志の劉備が“仁の人”であったからです。

ベビーフェイス(善人)だからこそ漫画の主役に相応しいわけで
歴史上の悪人は普通、漫画の主役になません。

 

そんな理由もあってか秦の始皇帝である
政を主役にした漫画は描かれていませんでした。

ですが、キングダムではその発想を逆転させて、
秦の始皇帝を正義の味方として主人公に選んだことに新鮮さがあります。

キングダムに限らず、正義と悪なんてものは表裏一体で常に移り変わるものです。

見る視点の違いで正義と悪は簡単に立場が変わるんですよね。

 

大人気漫画である「ワンピース」では海賊のルフィーが主人公ですが、
ルフィーが暴れたことで自分の家を壊されたり、食べ物を奪われた住民などがいるはずですが、
主人公のルフィーが正義で海軍が悪のような描かれ方をしているので、
ルフィーって悪い奴だなと思う人はいなくなります。

 

キングダムも同じで政を主役とすることで、
政を悪とした視点を排除して、戦神と言われた秦の始皇帝の生き様、
人生をスリリングに描いて迫力のあるストーリーを
展開しているのがキングダムの凄いところですね。

「キングダム」について書いた熱いレビュー記事はコチラ

 

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以上が私の選ぶ歴史漫画ランキングTOP5です。

色々なタイプの名作が揃っていますので
気になった漫画があったら一度読んで見て貰えれば幸いです。

歴史漫画を楽しみましょう!!