「QED」は名探偵コナンを優しくしたようなミステリー漫画だった!【感想・レビュー:ネタバレなし】

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マガジングレートで1997年から連載されていた
人気漫画「Q.E.D-証明終了-」(作者:加藤元浩)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「Q.E.D-証明終了-」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「Q.E.D-証明終了-」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「Q.E.D-証明終了-」の魅力なども語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「Q.E.D-証明終了-」

です。

「Q.E.D-証明終了-」は1997年から連載されていた漫画です。

マガジングレートというマニアックな漫画で連載されていた事もあり
「Q.E.D-証明終了-」は知名度の低い漫画だと思いますが
実はこの漫画、テレビドラマ化されているんですね~

 

連載が開始されたのが1997年なのに対して
テレビドラマ化されたのが2009年という事で
年数を重ねることでじわじわと人気を得てきた漫画だといえますね。

週刊少年ジャンプなどのメジャーな雑誌で連載されると
割とヒットしやすいのですが、グレートマガジンのように
マイナーな雑誌でヒットしたということは

“面白い漫画である”

という事の証明のような感じですね。

内容の説明をする前に「Q.E.D-証明終了-」が
どんなジャンルの漫画なのかを説明しましょう。

この漫画のジャンルは「サスペンス漫画」です。

 

サスペンスの中でも、殺人事件を取り扱った「ミステリー漫画」

というジャンルですね。

ミステリー漫画の有名作と言えば

週刊少年サンデーで連載されている「名探偵コナン」

そして週刊少年マガジンで連載されていた「金田一少年の事件簿」

この2つですよね。

  
(左:名探偵コナン  右:金田一少年の事件簿)

「金田一少年の事件簿」と「名探偵コナン」

この2つの漫画がミステリー漫画の先駆けと言える存在で
どちらもテレビアニメ化(金田一少年の事件簿はドラマ化も)されています。

テレビドラマ化されている「Q.E.D-証明終了-」は
この2大巨頭と対等とは言いませんが

内容を評価された漫画であることは間違いありません。

 

 

内容が評価されている割には評価がされていない
「Q.E.D-証明終了-」という漫画がどんな漫画か気になりますよね?

という事で「Q.E.D-証明終了-」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白い点や素晴らしい点

「Q.E.D-証明終了-」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「Q.E.D-証明終了-」はどんな作品?

「Q.E.D-証明終了-」はマガジングレートで連載されていた人気漫画です。
ジャンルはサスペンス漫画(ミステリー漫画)
作者は加藤元浩
コミックスは全50巻が発刊されています。

ただ「Q.E.D-証明終了-」は続編が多数出ており
『Q.E.D iff -証明終了-』が発刊されています。

『Q.E.D iff -証明終了-』は現在少年マガジンRで連載されており
現在10巻までが発売されています。
(平成30年6月28日現在)

 

 

作者:加藤元浩
出版社:講談社
掲載誌:マガジングレート → 少年マガジンR
掲載期間:
マガジングレート:1997年7号~2014年8号
少年マガジンR:2015年1号~
巻数:
『Q.E.D-証明終了-』 50巻
『Q.E.D iff -証明終了-』 10巻
(平成30年6月28日現在)




 

「Q.E.D-証明終了-」の概要とあらすじ

主人公の燈馬 想(とうま そう)は秀才

ずっとアメリカに住んでいて、その優秀さから
高校生の年齢ながらどんどん進級していき
マサチューセッツ工科大学を既に卒業したという噂のある青年です。


(主人公の 燈馬 想)

 

しかし、燈馬は頭脳明晰過ぎて人の感情がよく汲み取れない
という一面も持っています。

 

そんな燈馬がゲームセンターの格闘ゲームで
相手の動きを完璧に読み取り連戦連勝を続けていましたが
その強さから逆恨みをされいちゃもんをつけられます。

 

そんな燈馬を救ったのがヒロインである水原可奈(みずはら かな)


(ヒロインの 水原 可奈)

可奈は燈馬とは真逆と言える人物

運動神経抜群で格闘技にも精通しているため
頭よりも体力という感じの女の子です。

そんな燈馬と可奈は可奈の友人である有田の父親が殺されてしまう
という殺人事件に遭遇します。

 

 

体力だけで一向に頭の回らない可奈をサポートする燈馬

 

有田の父親はセキュリティーのかかった社長室で
誰も出入りのない時間に殺害されていて不可能犯罪となっています。

犯人が何かしらのトリックを仕掛けられた事は明白で
燈馬は事件の解明に向けて動いていきます。

 

体力バカの可奈を使い、事件の容疑者達に当時の状況を聞き、
事件への情報を収集していく燈馬

 

そして、推理の材料が全て揃ったときに
燈馬は「Q.E.D-証明終了-」という言葉を残し
見事に事件の解明をします。

水と油である燈馬と可奈のコンビは初めての事件を解決しました。

そして、今後も一緒に事件を解決していくことになります。

果たして燈馬は今後待ち受ける難事件を全て解決できるのか?

燈馬と可奈の関係は今後どう発展していくのか?

 

巧妙なトリックと意外な犯人が織りなす殺人事件を
緻密かつ大胆な推理で解き明かしていく本格ミステリー漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

世の中には多くのミステリー漫画が存在していますが
まさに「ミステリー漫画の王道」といったストーリーの漫画です。

形から言うと「名探偵コナン」っぽい形ですね。

自分で推理すると言うよりも燈馬の推理を楽しむ

という感じの漫画ですね。

 

一見、読者を選びそうな「ミステリー」というジャンルは
意外にも大衆向けの作品になっています。

そのあたりが「Q.E.D-証明終了-」が支持されて
ドラマ化された理由かもしれません。

まあ、そんなところを含めて「Q.E.D-証明終了-」の
素晴らしさと面白さについて語っていきたいと思います。



 

「Q.E.D-証明終了-」のここが凄い!

ミステリー漫画にありがちな堅苦しさがないので読みやすい!

「Q.E.D-証明終了-」のようなこれぞミステリー漫画という漫画は
基本的に堅苦しさがあるんですよね~

「堅苦しさ」というとちょっと抽象的になってしまうので
別の言葉で置き換えると

「説明が多くて、読みづらい」

という難点があります。

 

日本のミステリー漫画の代表作である
「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」についても
同じ事が言えます。


(名探偵コナン)

これは漫画の性質上、仕方の無い部分があるんですよね。

まず、殺人事件が起きる前提条件を読者に説明しなくてはいけない

次に殺人事件が起こったときの状況や各人のアリバイ、人間関係などを
説明して無くてはいけない。

そして、後々トリックの説明をするのにあたり
現場の状況(不可能犯罪である点)などを説明しなくてはいけない

と、ストーリーを成立させるのに
説明することがとにかくめちゃくちゃ多いんですよね。


(金田一少年の事件簿)

特に名探偵コナンのように何話かで事件を完結させるとなると
1話におけるセリフ数が必然的に多くなりますし

もっと言うと1コマあたりのセリフ数が多くなってしまいます。

 

「Q.E.D-証明終了-」についても同じ事が言えるので
アクション漫画などと比較するとセリフ数が多くなるのですが

「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」と比べると

“セリフ数が少なく、断然読みやすい仕上がりになっています”

 

 

セリフを少なくして、読みやすくすると言うことは

「1話に出てくる謎解きを簡素にしている」

という事と同じ意味となります。

なので、複雑怪奇なミステリー(ストーリー)を読みたい
という人にはちょっと物足りないかもしれませんが

その分、読みやすくてシンプルに楽しめる出来になっています

私はミステリー漫画が好きで
「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」の
コミックを持っていましたが、巻数が進むに連れて

「セリフが多すぎて読みづらっ!!」

と、思うようになりました。

 

謎解きの内容が良くても説明が多くなりすぎると
漫画としては重くなってしまうんですよね。

そういった意味で「Q.E.D-証明終了-」は
楽しみながら読めるボリュームになっています。

 

このバランス感覚は素晴らしいですね。

 

 

キャラクター設定の妙あり!読みやすい漫画へ一直線

先ほども話した通り「Q.E.D-証明終了-」という漫画は
読みやすいタイプのミステリー漫画です。

 

その読みやすさに合わせてキャラクター設定がされているのも
「Q.E.D-証明終了-」のいいところですね。

理屈でしかものを考えない燈馬想

そして、感情のみで動いてしまう水原可奈

 

この二人が物語の主軸となって動いているのですが

“二人とも良い意味で深みがありません”

 

ある程度の背景やバックボーンを与えられてはいるのですが
基本的に二人とも

「問題を解決するためだけのキャラクター」

です。

 

悪くいってしまうと「深みがない」という事になるのですが

「Q.E.D-証明終了-」はミステリー漫画が持っている
堅苦しさを排除している点がいいところなので
キャラクターに深みがないことがプラスに左右しています。

 

『シンプル is ベスト』

という言葉を地で行くような感じですね。

「深みがない」というとネガティブに聞こえるかもしれませんが
何事も表と裏があって、プラスに働くこともあるんだ。

「Q.E.D-証明終了-」を見ているとそんな事を思いますね。




 

「Q.E.D-証明終了-」の全体評

「Q.E.D-証明終了-」は王道のミステリー漫画です。

ミステリー漫画の特徴である状況説明を出来るだけ簡略化して
読者に読みやすいようなストーリーに仕上がっている点は秀逸で
ミステリー初心者でも楽しく読める仕上がりになっています。

謎解きの難易度はそれほど高くなく、キャラクターも深みはありませんが
その分「読みやすさ」を追及している漫画なので
楽しく漫画を読みたい人には是非オススメの漫画ですね。

 

 

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