イブニングで2013年から連載されていた
人気漫画「累(かさね)」(作者:松浦だるま)について
今回は世の中は美人は得ばかりでブスは損ばかりなのか?
という点について考察していきたいと思います(ネタバレがあります)
今回、取り上げたのは
イブニングで2013年から連載されていた
「累(かさね)」
です。
今回は漫画から学ぶ人生観考察を行っていきます。
考察するテーマは以下となります。
「世の中は美人は得ばかりでブスは損ばかりなのか?」
このテーマで考察をしていきたいと思います。
私の価値観を全開にして話しているので
共感する人も共感しない人も、あくまで一意見として
是非、最後まで見ていってください。
その前に、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています
歴史物でオススメの漫画は? → 人気ブログランキングへ
スポーツ物でオススメの漫画は? → FC2 ブログランキング
サスペンス物でオススメの漫画は? → にほんブログ村 漫画ブログ
それでは
「世の中は美人は得ばかりでブスは損ばかりなのか?」
このテーマについて考察していきます。
Contents
「累(かさね)」を無料で読むには
「累(かさね)」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。
(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)
マンガBangはAppStore無料ランキング2位、
250万DLの国内最大級のコミックアプリで
アプリ内で配信されている全巻無料対象マンガは毎日30分間無料で読めます。
もちろん「累(かさね)」も無料で見られますよ。
是非、ダウンロードして下さいね!
※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。
【iOS専用】マンガBANG!-人気漫画が全巻無料対象読み放題-
【Android専用】マンガBANG!-人気漫画が全巻無料対象読み放題-
※ちなみに配信される漫画作品は全て著作権者からの
配信許諾を受けておりますので安心してお楽しみください。
※1日に無料で読める話数には上限があります。
「マンガBANG!」他にも面白い漫画が揃っていますよ。
⇒(参考)「マンガBANG!」のおすすめ漫画をジャンル毎に一挙紹介
もし、無料で読める期間が過ぎていた場合は
試し読みも出来ますので、こちらから読んでみて下さいね。
「累(かさね)」と検索して下さいね。
世の中は美人は得ばかりでブスは損ばかりなのか?
「累(かさね)」で描かれている設定・世界観について
大テーマである美醜の話をする前に
まずは「累(かさね)」で描かれている
設定・世界観について、お話をしていきたいと思います。
大女優である淵透世を母に持つ 淵累(ふち かさね)
彼女は大女優の娘で抜群の演技力を持っていながらも
究極的に醜い外見を持っていたため
学校で酷いいじめにあっていました。
いじめに遭いながらも女優の娘という身の上を呪う累は
ある日、母親の遺品である口紅を見つけます。
その口紅を塗って、他人とキスをすると
相手の顔を自分の顔が入れ替わるのでした。
累はいじめっ子だった美人の女子生徒とキスをして顔をすり替え
学園祭で演劇を披露し、拍手喝さいを浴びます。
魔法の口紅を手に入れた累は今度どのようにして生きていくのか…
こんな世界観の漫画になっています。
雑にまとめてしまうと
「醜い外見を持つ女性が、綺麗な外見を持つ女性に変身する能力を得る」
という設定ですね。
一人の人間が美醜の両極端を体験した事で
描かれている漫画だからこそ、人間の外見における考察が出来ます。
では、考察を始めましょう。
外見の美醜は、その人間の人生に影響を与えるのか?
「累(かさね)」で描かれていた美醜の世界観は以下の通りです。
醜い外見である累はいじめられ いじめられ続けた累の心は外見同様に醜く、卑屈になり |
この描かれ方なんですよね~。
基本的に人を外見で差別することはいけない事だと言われています。
学校でもいじめはダメだと習いますし
表向きに出ているニュースでも差別はいけない事だと言います。
つまり、美人だから、イケメンだから、ブサイクだからと言って
態度を変えてはいけないわけです。
ただ、現実を見てみるとそうなってはいません。
「世の中は美人は得ばかりでブスは損ばかりなのか?」
と言われれば
「そうですよ」
と答えざると得ないのが現実だと思っています。
これって仕方がない事だと思うんですよね。
いじめはダメだといくら子供に言ったって、学校でのイジメは起こるし
いじめはダメだと教えている大人達の社会だって
職場など様々なコミュニティーの中でイジメは起こっています。
外見だけが原因だとは言いませんが
私が小学生時代に虐められていた子供は
外見が良くない子達でした。
綺麗なものを見ると心が弾むし、醜悪なものを見れば心が落ちる。
それは善悪ではなく、人間が持つ本能です。
「差別は悪いことだよ」と言っても差別するのが人間。
そう考えれば「美人は得でブスは損する」という理屈は
動かしがたい事実だと言えます。
この事実は全員心の奥底では分かっているとのですが
認めようとしない人がいます。
なぜ、認めないのかというと
「人によって態度を変えることが良くないことだと思っているから」です。
でも、それって危険な事だと思うんですよね~
なぜなら事実をすり替えているからです。
臭いものに蓋をして、自分が善人面して話をすると
根本である問題が解決していきません。
私は漫画のブログ以外にも、競馬のブログとメルマガをやっていまして
メルマガ登録して頂いた方に私が必ず言う事があります。
それは
「世の中は賢い奴が勝って、バカな奴が負けるようになっている」
これです。
これは私が「バカは負けてろ!」と思っている訳ではないんですよ。
いくら平等がいいと理想論を掲げていても、真理は変わらないよね。
そして、その真理は賢い人が勝つのが世の中だよね。
という意味で話しています。
”賢い人もバカな人も勝つとか負けるとかない方がいいじゃん”
と思ってはいるのですが、現実がそうでないのは
生きていれば誰もが実感する事だと思います。
それが分かっていれば、自分が賢くなるよう努力が出来ます。
綺麗事を掲げて、成功者を叩いたところで
結局のところ人生は1mmも変わらないので
まずは真理を理解することが大切だという話をしています。
「累」でテーマになっている美人とブサイクの格差も
人間が根底に持っている真理です。
美人であればチヤホヤされるので、素直に育ちやすくなるでしょうし
ブサイクであれば周りの対応が悪くなるので
性格がひねくれやすくなるでしょう。
こればかりはどうしようもありません。
ただ、何も出来る事はないのかと言われるとそうではないと思っています。
髪型、服装、スキンケアなど清潔感を保つようにしたり
表情やリアクションなど雰囲気をまとうようにすれば
その人の魅力は上がっていくと思います。
私が今まで生きてきた中で、周りを見ていると
一概に美人だけがモテる状態ではなく
顔はそんなに可愛くない人でもモテモテの人もいます。
いわゆる努力の部分で一定の部分は取り戻すことが出来ます。
(もちろん全てにおいて対等にはなりません)
まとめ
ここまで話しをまとめると
「都合が悪い事でも、現実は現実として直視しよう
そのうえで、自分が出来る事をやっていこう」
という事です。
ブサイクだからと言っていじめの対象にするというのは
論外(いけない事)の行動だと言えますが
それによって損することはどうしても出てきます。
そこを受け入れずに世の中を恨んでも何も好転しないと思うんですよ。
まずは自分を受け入れて、そのうえで自分に出来ることを考えていく。
そこが凄く大切な事ではないかと思います。
実際に子供の頃からいじめられていた人からすれば
「お前には分からないだろ!簡単に言うなよ!」
と思われるかもしれませんが、
残念ながら
”自分の人生を変える事が出来るのは自分だけ” です。
この点について、少し視点を変えて私の話をします。
私は外見的な不利益を被ったことはありませんが
子供の頃の家庭環境は人一倍貧乏でした。
ルーズな父親の影響で、家が借金まみれになって
電気やガスが止められ、毎日借金取りが家に来て
夜逃げ同然で家を出て、生活保護を受けて幼少期を暮らす。
という環境で20歳くらいになるまで
お風呂場でシャワーを浴びたことがありませんでした。
(シャワーのないようなボロ家に住んでいたという意味です)
思春期はこの境遇に生まれた事を憂いていましたが
この不平等を受け入れたことで、今は幸せに生きています。
例えとして的確かどうかは分かりませんが
何か不遇な状況を抜け出す為には
一度、自分で自分を受け入れる必要があるという事です。
自分の人生を誰かに預けずに、自分の足で生きていきましょう。
今回の考察はいかがでしたでしょうか??
漫画は本当に学びが多いです。
直接的な名言だけでなく、こういったキャラクターってどうなの?
と考えるだけで、様々なケースを学ぶことが出来ます。
「累(かさね)」は本当に好きで素晴らしい漫画で
漫画のレビューなども載せているので
そちらも良かったら見てみて下さいね。
「累」は外見の美醜と人格形成について問題提起をしてくれる漫画
「電子書籍ではなくて、本で読みたい」という人は
【漫画全巻ドットコム】がオススメです。
漫画全巻を新品でも中古でも販売している書店です。
綺麗な状態で全巻揃えたいしたい人も安い価格で全巻揃えたい人も
どちらの要望も受け入れてくれるので希望に沿って購入できます。
ちなみに電子書籍も売っていますが、電子書籍を買うなら
【まんが王国】の方が安く手に入りますよ。