「将太の寿司」は寿司ではなく柏手と笹木のクズっぷりを堪能する漫画だ【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊少年マガジンで1992年から連載されていた
人気漫画「将太の寿司」(作者:寺沢大介)について

感想(レビュー)を語ると同時に
「将太の寿司」の素晴らしさや面白さ

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「将太の寿司」はどのあたりが特徴的なのか?

どのあたりが面白いところなのか?

「将太の寿司」の魅力なども語っていくと共に
「将太の寿司」を無料で読める方法も話していきます。

 

 

今回取り上げる漫画は

「将太の寿司」

です。

連載開始となったのは1992年という事で
久しぶりにレジェンドの漫画を紹介する形になります。

40代以上の人は分かると思いますが

「将太の寿司」の作者である寺沢大介さんは
この漫画を発表する前に「ミスター味っ子」という漫画を書いていて

まさに”料理漫画のパイオニア”と言える存在なんですよね~

 

という事で、既にネタバレしてしまいましたが

「将太の寿司」がどんな漫画のジャンルなのかを説明していきましょう!!

この漫画のジャンルは「料理漫画」です。

 

タイトルに「寿司」とついていますからね~

勝利の中でも「お寿司」を題材にした漫画な訳です。

 

この漫画の前作となった「ミスター味っ子」も
アニメで放送されていましたが

「将太の寿司」も企画ものとしてはアニメ化されています。

 

そして「将太の寿司」はドラマ化もされているんですよ。

1996年にフジテレビ系のドラマとして
約半年間に及ぶ放送をされていたんです。

この事実からも「将太の寿司」という漫画が
如何に読者の支持を得たのか??

そして、料理漫画というジャンルが当時は画期的だったのか?

というのが分かりますよね~

 

そんな「将太の寿司」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「将太の寿司」はどんな作品?

「将太の寿司」は週刊少年マガジンで連載されている人気漫画です。
ジャンルは料理漫画
作者は寺沢大介
コミックスは全48巻までが発刊されています。

 

作者;寺沢大介
出版社:講談社
掲載誌:
将太の寿司 週刊少年マガジン
将太の寿司~全国大会編~ 週刊少年マガジン
将太の寿司2 World Stage イブニング

掲載期間:
将太の寿司 1992年37号~1997年
将太の寿司~全国大会編~ 1997年~2000年34号
将太の寿司2 World Stage 2013年28号~2015年10号

巻数
将太の寿司 全27巻
将太の寿司~全国大会編~ 全17巻
将太の寿司2 World Stage 全4巻

 

 

「将太の寿司」を無料で読むには

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「将太の寿司」の概要とあらすじ

舞台は北海道の小樽市。

小樽には数多くの寿司屋が軒を連ねており、
その中でも市場を独占している
笹寿司が20店舗以上も出店しており、幅を利かせていました。

 

そんな中、少し離れた場所にあるお寿司屋の巴寿司。

主人公である関口将太の父親は夢を持って
オープンした念願のお店でしたが、
笹寿司の傘下に入ることを断った事で嫌がらせを受け、
母親は過労で五年前に他界していました。

同級生には笹寿司の息子である笹木剛志がおり、お互いにいがみ合っていました。

 

そんな小樽で笹寿司主催の寿司コンテストが行われる事が決まり
巴寿司はこの大会に出場してお店の評判を上げようとします。

しかし、将太の父親は笹寿司の陰謀により事故にあってしまい、
寿司を握れない体になってしまいます。

将太はこの危機に自らが出場する事を決めます。

父親の指導のもと修行する将太。

不屈の闘志と諦めない根性で修行を続け、コンテスト当日を迎えます。

しかし当日、魚を卸す業者の船が壊され、
クロマグロ一匹のみでコンテストに望む事になります。

将太はそんな逆境にめげずに最高のマグロづくしを出品。

この作品が東京の名店「鳳寿司」の五代目店主である

鳳征五郎の目に留まり、評価を受けます。

コンテストは笹寿司の勝利となり、将太は負けてしまいますが、
終了後、征五郎から声をかけられ鳳寿司で修行するよう誘われます。

この誘いを受けて東京に行く将太。

 

果たして将太は一人前の寿司職人になれるのか??

巴寿司は笹寿司に負けずに盛り返すことが出来るのか??

 

情熱を持って上京してきた関口将太が

努力と根性で寿司職人として成長を遂げていく料理漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

「将太の寿司」の別シリーズのあらすじを知りたい方は
以下をクリックしてください。

「将太の寿司」の全編あらすじはコチラ

「将太の寿司~全国大会編~」の全編あらすじはコチラ

「将太の寿司2 World Stage」の全編あらすじはコチラ

 

 

まあ、料理漫画としては王道と言える展開ですよね。

基本的にはお客様を相手にして

「美味しい料理を作りま~す」

という展開だと見ていて退屈になってしまう訳ですから
”相手を作っての料理対決”というシナリオは自然な訳です。

 

「将太の寿司」は今から約30年前に作られた作品ですから
ストーリーの粗い部分や「おいおい」と言いたくなるところはありますが

それを超える魅力がある作品である事も間違いありません。

 

そんな「将太の寿司」の面白い点、素晴らしい点や
この漫画から得られる教訓など

そんなところを踏まえて、語っていこうかなと思います。

 



 

「将太の寿司」のここが凄い!

真面目に書いているんだけど、突っ込みどころの多い愛すべき作品

「将太の寿司」を見て真っ先に感じること。

「柏手、最高!!」

これです。

 

ちょっとネタバレになってしまいますが
将太が新人寿司職人コンクールに出場するときに
審査員委員長を務める溝口安二郎さんという人がいるんですが

その人が本当に素晴らしいと思ったお寿司を食べたときに
思わず、柏手(一回、拍手をする)を打ってしまうんですよ。

そんなもんで、将太をはじめとした寿司職人達が
自作の寿司を提出したときに

全員が安二郎の柏手待ちになる。

という奇妙な現象が起こるんです。

 

安二郎もこの柏手待ちという現象を悦に入ったのか

あ~、柏手打ちそう、打ちそう・・・
だけど、打たな~い

みたいなフェイントまでかます始末(笑)

大事なコンクールが「吉本新喜劇」的な
コメディー要素満載の場所になっているのが、なんとも笑えます。

 

そもそも新人寿司職員コンクールって何?

参加資格も良くわからないし
コンクールで勝つための市場の魚を買い占める奴も出てくるし
「料理の鉄人」みたいになっちゃってるし

もう開催目的そのものがカオス化しています。

 

そして、登場人物全員に盛りに盛った過去を付加しています。

将太は大手寿司屋に嫌がらせをされて
魚をマトモに回して貰えないお店の子供という設定だし

ある人物は海外に行かないと治らない
妹の手術代金を捻出するためにマグロを不要に買いたたいたり

ある人物は子供を育てるために海女になって
エビを捕りまくって体調不良になったり

逆に感情移入出来なくなってしまうレベルでオーバーに演出しています。

 

多分、作者としては大真面目に漫画を面白くするために
脚色を加えているんだと思うんですが

その情熱が別の方向へ漫画を導いていて

”突っ込みどころの多い愛すべき作品” になっています。

 

笹木のクズっぷりとかも素晴らしいほどですからね。

たかだか寿司コンクールで勝つ為だけに
ホームから落として電車に轢かせていますからね。

バカ丸出しレベルです(笑)

「将太の寿司」ワールドを体感してみてください。

特に柏手は必見です(笑)

 




 

昔の今の漫画の違いを感じる事が出来るレジェンド作品

さっきは「将太の寿司」が突っ込みどころの多い
漫画であることを話してきたのですが

結論としては「面白い漫画」なんですよ。

スポ根漫画のように人一倍努力を重ねて
技術を磨いて、素材を手に入れて、真心を込めた寿司を作る

 

そして、ライバル達としのぎを削って

熱い戦いを繰り広げていく。

この姿はシンプルに面白いです。

 

「将太の寿司」は30年近く前に連載されていた漫画なので
今の漫画と比較して『粗い』んですよ。

ストーリーも粗いし、キャラクター設定も粗い。

でも、それが読みやすさを助長してくれるんですよね~

 

「細かいことは考えずに、楽しく漫画が読めれば良い!」

こんなハリウッドのアクション映画みたいなスタンスなんですよ。

「将太の寿司」と同じ時期に連載されていた
「キン肉マン」とか「キャプテン翼」とか
みんな粗かったですからね。

”この時代を通じて、今の漫画につながっている”

「将太の寿司」を読むとこんな事を実感出来ると思います。

 

今の漫画はキャラクター設定もしっかりしていて
ストーリー設定もしっかりしている上に
画が綺麗、という三拍子揃った漫画が多い反面

さらっと読めないような不自由さもあったりするので

「将太の寿司」を読むことで昔の今の漫画の違いを感じる事が出来ます。

 




 

「将太の寿司」の全体評

「将太の寿司」は王道の料理漫画ではありますが
料理というジャンルの影響か
かなりオーバーなアクションが散りばめられており

突っ込みどころの多い愛すべき作品になっています。

ストーリーやキャラクターの粗さが目立つ
昔の漫画という感じですが

粗い分、スラスラ読んでいける気軽さを備えています。

きめ細かいクオリティーを求めてしまうと
辛い部分はありますが、何も考えずにさらっと
楽しく読める漫画に仕上がっています。

「将太の寿司」を読んで漫画界の時代に流れを感じてください。

 

 



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