「キン肉マン」を読むとヒットする格闘漫画の法則が見える【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊少年ジャンプで1979年から連載されていた
人気漫画「キン肉マン」(作者:ゆでたまご)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「キン肉マン」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「キン肉マン」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか?

「キン肉マン」の魅力なども語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「キン肉マン」

です。

 

「キン肉マン」は1979年から連載されていた漫画です。

1979年というと約40年前
私が子供の頃に大ヒットしていた漫画ですが
いやはや、もう40年経ってしまったとは…

月日の経つのは早いですね~

 

キン肉マン自体は1987年に連載が終了しており
連載終了後から早30年近く経つわけで
普通であれば、人々の心の中からも忘れ去られてしまうんですが
キン肉マンは今でもファンの心の中に残っています。

 

それだけ大ヒットした漫画である

というのは、紛れもない事実なんですが

キン肉マンが心の中に残り続けているのは
今も形を変えて連載されているから

という事が言えると思います。

 

キン肉マンが終了してから約10年後

1997年から「キン肉マン二世」が連載開始となり
2011年まで連載されていましたし

2011年からはWebコミックの週プレNEWSで連載開始

現在に至るまで連載が続いています。

 

キン肉マンに賭ける作者ゆでたまごさんの想いが
ここまでのロングラン連載となっているのが分かりますね。

「ゆでたまごはキン肉マンにすがっている」

という見解もありますが、日本にブームを起こすほどの大人気漫画を
世の中にリリースした訳ですから、莫大な収入を得ているのは間違いなく

無理矢理連載を続けなくてもゆでたまごさんは食っていける訳ですから
キン肉マンで色々な事を表現したいんだろうなぁ

という事は見て取れますよね。

という事で前フリが長くなりすぎてしまいましたが

今の若い人とかは当然「キン肉マン」を知らない人もいるので
最初に、この漫画のジャンルを説明しておきましょう。

この漫画のジャンルは「格闘漫画」です。

 

格闘漫画というと「グラップラー刃牙」のような漫画を
思い浮べる人が多いと思いますが大筋はずれていないです。


(グラップラー刃牙)

ただ主人公達は「超人」と言われる人間を超越した存在で

“人間同士が戦っていない”

というのは一つの特徴ですね。

 

もともとヒーローものとして始まったのがキン肉マンという漫画ですから
その設定がオリジナリティを生んでいると言えます。

 

という事で日本で一大ブームを巻き起こした人気漫画
「キン肉マン」がどんな漫画なのか?
そして、どんなところが面白いのか?

そういったところを伝えられたらいいなぁと思っているので

「キン肉マン」の魅力について存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「キン肉マン」はどんな作品?

「キン肉マン」は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルは格闘漫画(プロレス漫画)
作者はゆでたまご
コミックスは63巻が発刊されています。
(平成30年7月30日時点)

 

作者:ゆでたまご

出版社:集英社

掲載誌
キン肉マン(初期):週刊少年ジャンプ
キン肉マン二世:週刊プレイボーイ→週プレNEWS
キン肉マン(後期):週プレNEWS

掲載期間
キン肉マン(初期):1979年~1987年
キン肉マン二世:1997年~2011年
キン肉マン(後期):2011年~

巻数
キン肉マン(初期):全36巻
キン肉マン二世:1部 全29巻、2部 全28巻
キン肉マン(後期):63巻(37巻からスタート)




 

「キン肉マン」の概要とあらすじ

主人公のキン肉マン(キン肉スグル)は超人と呼ばれる人間を超えた存在。
そして、キン肉星の王子でありながら落ちこぼれのヒーローでした。


(主人公の キン肉スグル)

地球を侵略すべく現れる怪獣たちとバトルを広げるキン肉マン

アメリカのイケメンヒーロー超人であるテリーマンなども加わり
様々な怪獣を退治していきます。

 


(キン肉マンのパートナーである テリーマン)

そんなキン肉マンのもとに

「超人オリンピック」

という世界一の超人を決めようというイベントが行われます。

 

前回の超人オリンピックで優勝したイギリス代表の ロビンマスク
残虐な技を駆使するテクニシャン中国代表の ラーメンマン

など、強豪が出場する中で、キン肉マンは見事に優勝を飾ります。

  
(左:ロビンマスク  右:ラーメンマン)

 

キン肉マンは超人オリンピック優勝の実績を得てアメリカ遠征を行い
キン肉マンはテリーマンと共に戦い続けます。

数々の戦いに勝ち続けてきたキン肉マンに
「超人オリンピック」開催の届きます。

ソ連(今のロシア)代表のウォーズマン
日本代表のウルフマンなど新たな超人たちがキン肉マンの前に立ちはだかります。

  
(左:ウォーズマン  右:ウルフマン)

 

果たして、キン肉マンは超人オリンピックで連覇を果たすことが出来るのか?

超人オリンピック終了後にキン肉マン達に襲い掛かる衝撃の展開とは?

「超人」というキャラクターをベースに
プロレスという競技で競い合う異端の格闘漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

 

と、ストーリーを話してみましたが

ここで話したあらすじの時は
「キン肉マン」という漫画はそれほど人気がなかったんですよね~

「BLEACH(ブリーチ)」でいうところの「ソウル・ソサエティ」編前の感じですね。


(ジャンプで人気を博したBLEACH)

キン肉マンの人気が爆発的に伸びてきたのは
「2回目の超人オリンピックから」です。
(コミックでいうと8巻くらいからです)

なので、1巻を読んで「面白くない」と思った人は
8巻から読んだ方がいいと思います。

 

超人オリンピックから始まり

「七人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「夢の超人タッグ編」「キン肉星王位争奪編」


(七人の悪魔超人編)

ここからは大ヒット連発のストーリーが続きます。

きっと作者のゆでたまごさんも連載開始当時は
こうなると思っていなかったと思いますが

どこでどうヒットするのか分からないですよね~

 

という事で、そんな紆余曲折を経て大ヒット漫画となった
「キン肉マン」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。



 

「キン肉マン」のここが凄い!

多種多彩なキャラクター、読者が考えたキャラクターが素晴らしい!

「キン肉マン」の一番の特徴と言えば

『キャラクター』

です。

 

キン肉マンやテリーマンなど初期から出ていたキャラクターは
作者のゆでたまごさんが考えたものですが

キン肉マンを代表する人気キャラクターである

ロビンマスク、ラーメンマン、バッファローマン、ネプチューンマン

など、ほとんどの超人は読者が考えたものです。


(人気超人の ネプチューンマン)

出てくるキャラクターを読者に考えてもらう

という構成は数えきれないくらい多くの漫画が
世の中に輩出されている現代においても珍しく
おそらくキン肉マンだけかもしれません。

 

キン肉マンって良くも悪くも

「行き当たりばったり」

なんですよね~

 

なので、細かい事は考えずに読者に考えてもらった
キャラクターをどんどん作中の登場させて

人気の出てきたキャラクター、反響の多かったキャラクターを
次回のシリーズ以降も使っていく。

結果として、人気のあるキャラクターが増えていくので
漫画の人気もどんどん上がっていく

という相乗効果を生んでいます。

 

週刊少年ジャンプという本番の場でありながら

“常に実験を繰り返している”

んですよね~

 

 

実験を繰り返すという事は

“失敗したものを淘汰していって、成功したものをすくい上げていく”

という事ですから、

 

シリーズが進めば進むほどどんどん面白くなっていくんです。

これってなかなか出来ないですよ。

 

私達が普段勤めている会社の事を考えてみても分かる通り

ある程度やる業務が決まったりしていると
新しい事を導入しようとしないんですよ。

失敗が怖いですからね~

 

キン肉マンは「行き当たりばったり」という側面を多分に持っている漫画なので

“失敗を恐れる事がありません”

だから、思い付きで「これ、いいかも!?」と思ったものは
どんどん漫画に反映されていきます。

伏線とか細かい設定とか「そんなのくそくらえ」なんですよ

 

とにかく良いと思ったものは出してみる。

それが成功すれば、その後も使っていくし
それが失敗すれば、もう使わないし
少し工夫すれば成功しそうなら、すぐに方針転換をします。

 

この柔軟性が魅力的なキャラクターを生み出していると言えますし
読者から募集したキャラクターを使いきれる懐の深さに繋がっています。

 

黄金のマスク編でソルジャーチームとして出場した
「アシュラマン」や「ザ・忍者」などはその典型例ですよね

  
(左:アシュラマン  右:ザ・忍者)

 

“一本筋を通す”という事は大切なことではありますが

「柔軟な姿勢や思考は失ってはいけない」

という事ですね。




 

プロレス技がカッコよすぎ!超人という設定が活きた!

「キン肉マン」は格闘漫画ですが、

『プロレス』という競技でバトルをする

という設定になっています。

 

「グラップラー刃牙」のようにストリートファイトをする訳でもなく
「ドラゴンボール」のように気で戦うわけでもなく
「BLEACH(ブリーチ)」のように剣技で戦うわけでもありません。


(BLEACHのバトル)

だいたい、格闘漫画というと上の3パターンに分かれますが
キン肉マンは「プロレス」で戦うので、

“キャラクターが繰り出す技が全て新鮮です”

 

キン肉マンの必殺技である「キン肉バスター」は
当時、小学生がプールの中で真似しまくったくらいに
抜群にカッコイイ見た目の技に仕上がっていますし


(キン肉マンの キン肉バスター)

 

ロビンマスクの必殺技である「タワーブリッジ」は
中学生であれば一度は試した事のある技です。


(ロビンマスクの タワーブリッジ)

 

作者のゆでたまごさんがそこまで計算をして
「プロレス」という題材を取り上げたわけではないのは
察するに余りありますが、

当時、ゴールデンタイムで放送されていたほどの人気を誇っていた
「プロレス」と「格闘漫画」という要素が上手くかみ合いました。

 

キン肉マンに出てくるのは人間ではなくて「超人」なので
普通のプロレス技と比較すると真似できないようなものもたくさんありますが

ネプチューンマン、ビックザ武道の二人で繰り出す

「クロスボンバー」


(ネプチューンマンの クロスボンバー)

 

モンゴルマン(ラーメンマン)が繰り出す

「レッグラリアート」


(モンゴルマンの レッグラリアート)

など、キン肉マンに出てくる技は
読者の心を惹きつけるようなカッコいい技ばかりです。

 

読者が作った中でもカッコいいキャラクターが
カッコいいプロレス技でバトルを繰り広げる。

キン肉マンが細かい設定や伏線などを無視しても
面白い漫画に仕上がっているのは

“魅力的な個性”

が、凝縮されているからだと言えますね。

日本に一大ブームを巻き起こした漫画「キン肉マン」は
誰でも楽しく読める漫画に仕上がっていますよ。




 

「キン肉マン」の全体評

「キン肉マン」は週刊少年ジャンプを代表するバトル漫画です。

正直なところストーリーは行き当たりばったりで
練り上げられた感じはまったくないのですが

「キン肉マン」に出てくるキャラクター
そして、そのキャラクターが繰り出す必殺技はどれもカッコよく
魅力的に仕上がっているので、白熱するバトルに夢中になれるし、素直に楽しめます。

子供でも安心して読める作品になっているので
純粋に楽しめる作品を読みたいという人にオススメですね。

 

 

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