「みどりのマキバオー」は絵とは対照的に深みのある競馬漫画だよ~【感想・レビュー:ネタバレなし】

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週刊少年ジャンプで1994年から連載されていた
人気漫画「みどりのマキバオー」(作者:つの丸)について
感想(レビュー)を語ると同時に
「みどりのマキバオー」の素晴らしさや得られる人生の教訓

などを話していきたいと思います。
(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介上、若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

また「みどりのマキバオー」はどのあたりが特徴的なのか?
どのあたりが面白いところなのか、魅力を語りながら

「みどりのマキバオー」の素晴らしい点も語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は

「みどりのマキバオー」

です。

 

「みどりのマキバオー」は1994年に連載開始されて
1998年まで連載されていた漫画です。

漫画の表紙をみて貰えれば分かると思いますが
最初にこの漫画のジャンルを説明しておきましょう。

この漫画のジャンルは「スポーツ漫画」です。

 

スポーツ漫画の中でも「競馬漫画」ですね。

「みどりのマキバオー」は1998年に終了しましたが
その後に週刊プレイボーイで「たいようのマキバオー」
(正確にはたいようのマキバオーWまで)
という続編漫画が描かれたくらい人気を博した漫画でした。

ただ、競走馬とは思えないほど小さな「ミドリマキバオー」という馬や
作者のつの丸さん特有の良くも悪くも雑で清潔感のない画風から
結構読む人を選ぶような漫画だったんですよね~

だけれども、この「みどりのマキバオー」はテレビアニメにまでなっていて
人気作品として週刊少年ジャンプで連載されていたのは
雑な絵の中に含まれた深みのあるストーリーが評価されたものだと言えます。

 

私は競馬が好きで、競馬のブログ・メルマガをやっているくらいの
競馬狂なのですが、その私が見ても

「みどりのマキバオー」は競馬漫画として成熟されており
他の競馬漫画よりも深みがある

といえるだけのクオリティーになっているので
競馬好きにはオススメの漫画だと言えます。

 

個人的にな話になってしまいますが

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で、話が戻るのですが、競馬が大好きな私も大満足できる
「みどりのマキバオー」という漫画ががどんな漫画なのか?

そして、どんな点に魅力があるのか?

といった点について魅力を存分に語っていきましょう。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を3作品紹介しています

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「みどりのマキバオー」はどんな作品?

「みどりのマキバオー」は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
ジャンルは競馬漫画(スポーツ漫画)
作者はつの丸
コミックスは全16巻が発刊されています。

 

作者:つの丸
出版社:集英社

掲載誌
みどりのマキバオー:週刊少年ジャンプ
たいようのマキバオー:週刊プレイボーイ→週プレNEWS

掲載期間
みどりのマキバオー:1994年~1998年
たいようのマキバオー:2007年~2016年

巻数
みどりのマキバオー 全16巻
たいようのマキバオー 全16巻
たいようのマキバオーW 全20巻




 

「みどりのマキバオー」の概要とあらすじ

北海道にあるみどり牧場は借金を抱える牧場でした。

そんなみどり牧場の救世主として期待されていたのが
現役時代に桜花賞を勝利した「ミドリコ」という繁殖牝馬でした。


(ミドリコ)

ミドリコは凱旋門賞を勝利したタマーキンという種牡馬と交配をしており
その子供(産駒)には大きな期待がかかっていました

 

難産の末に生まれた仔馬、それが「ミドリマキバオー」です。

(ちなみに子供が生まれた時点では名前は決まっていませんでした)


(主人公の ミドリマキバオー)

 

ミドリマキバオーは遺伝子上では決して生まれる事のない「白毛馬」

そして、サラブレッドとは思えないほど小柄な馬体に短い脚という見た目から

突然変異で生まれてしまった「駄馬」

という扱いを受けてしまい、競走馬としてのデビューを閉ざされてしまいます。

 

しかし、そんなミドリマキバオーには秘めたるパワーと
弱気の性格の中に内包された勝負根性を持っていました。

そんなミドリマキバオーの能力が牧場関係者に知られることとなり
ミドリマキバオーは競走馬としてデビューすることになります。

 

そんなミドリマキバオーの前に立ちはだかるのは
父にサンデーサイレンスを持つカスケード


(マキバオーのライバル カスケード)

カスケードの母親であるヒロポンはカスケードを
出産してそのまま死んでしまいました。

そのため、カスケードは感情を持たず、ただひたすらに最強馬を狙います。

 

果たしてミドリマキバオーはカスケードに勝つことが出来るのか?

日本ダービーを勝つことが出来るのか?

騎手などの競馬関係者だけではなく、馬が人間と喋るという
つの丸ワールドによって描かれたギャグ満載の競馬漫画

 

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

 

 

競馬漫画を描くにあたって、どうしても描きづらくなる
「馬の感情」や「状態」といったところを
ギャグ漫画の要素を多分に含ませることで

「馬と人間を会話させる」

という点が斬新であり、ストーリーや感情が伝わりやすくなっているのが
「みどりのマキバオー」の特徴ですね。

 

その反面、ねずみのチュウ兵衛が騎手と一緒に
ミドリマキバオーに騎乗したりと
かなり非現実的な設定になっているので

リアルな競馬を愛する人にはちょっと受け入れられない部分もあるかもしれないですね~

私も最初に「みどりのマキバオー」を見た時は
つの丸ワールドに染まり切れず、若干の拒否反応を示したんですが

なんといっても漫画の醍醐味であるレースのシーンを見たら
「みどりのマキバオー」を好きになりました。

そんな癖の強い漫画ではありますが
「みどりのマキバオー」の素晴らしさとを語っていこうかなと思います。



 

「みどりのマキバオー」のここが凄い!

漫画界随一のレース展開!

「みどりのマキバオー」の一番の面白さ、素晴らしさといえばレースシーンです。

「みどりのマキバオー」に限らず、大抵の競馬漫画でも
レースシーンが一番の見どころとなるんですが

他の競馬漫画ってご都合主義なんですよね~

 

週刊少年チャンピオンで連載されていた「優駿の門」とか
週刊ヤングサンデーで連載されていた「ダービージョッキー」とか

それなりにレースシーンは盛り上がるんですけど

ぶっちゃけ“先が読める”んです。

大体、この馬が勝って、この馬が2着で、この馬が3着で…

という事が分かりすぎてしまうので

「競馬の面白さ」をスポイルしてしまっているんですね~


(優駿の門の アルフィーセカンド)

いくらレースシーンを丁寧に描いていたとしても

「馬連が1.0倍の馬券で決まるレース」

って見ていて面白くないですよ。

競馬ファンは自分で馬券を買いますからね。

 

どの馬が1着になるか分からない中、

「必死に予想して1着、2着の馬を当てる」

これが醍醐味なんです。

 

「みどりのマキバオー」はこの競馬の面白さをしっかりと伝えられているんですよね~

 

このレースはマキバオーが絶対勝つでしょ!

というレースでもマキバオーは負けますし

「あっ、この馬はこのレースを勝つという伏線かな」

と思っていてもあっさりをそれを裏切ってくれます。

つまり、レースの結末を読めないんです。

 

これが「みどりのマキバオー」の一番の面白さなんですよ。

 

スポーツ漫画とかだとある程度ご都合主義は仕方がない部分がありますが

週刊少年サンデーで連載されているサッカー漫画「BE BLUES!」とかは
ご都合主義を取っ払って、どっちが勝つか分からないストーリーを作っていますし


(サッカー漫画 BE BLUES!)

週刊少年ジャンプで連載されているバレーボール漫画「ハイキュー」とかも
現実路線のストーリーを展開しているように
最近はスポーツ漫画でもご都合主義は消えつつあります。


(バレーボール漫画 ハイキュー)

「みどりのマキバオー」はかなり昔に作られた漫画でありながら
ご都合主義から一歩離れたストーリーを作れている点が

“斬新であり、面白さを引き出しています”

 

「俺は競馬には詳しいぜ!!」

という人を満足させられるだけのレース内容を見せてくれるのが
「みどりのマキバオー」の素晴らしいところですね。




 

マキバオーのライバル達が何気にカッコいい

「みどりのマキバオー」の主人公であるミドリマキバオーは
大型犬くらいの体格で短足、顔もカバのようなフォルムで
キャラクターとしてはギャグの要素しかないような競走馬ですが

ミドリマキバオーのライバル達が意外にもカッコいい奴、揃いです。

 

最大のライバルである「カスケード」は漆黒の馬体で
いかにも最強馬という風格を匂わせていますが
私、個人的にはカスケードはあまり好きではありません。

だって、強すぎて完璧なんですもん!

 

実際の競馬でもディープインパクトやロードカナロアのような

「非のつけどころのない名馬」

は好きになれない私でもカッコいいと思う馬がいっぱい登場してきます。

 

一番好きなのは2冠馬ピーター2を兄に持つアマゴワクチンです。


(マキバオーのライバル アマゴワクチン)

この馬は最初から強かったわけでなく
自分に自信を持てず気持ちが弱かったため負け続けていました。

しかし、ピーター2がカスケードと調教したことで故障を発生して
引退に追い込まれたことで奮起

朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティステークス)では
カスケード、ミドリマキバオーと並び3強と称され
素晴らしいレースを展開します。

しかし、年明け初戦の共同通信杯ではレース中に骨折

万全な仕上がりではない状態で挑んだ皐月賞でも
奇策を使いながら、必死に勝とうとするが…

という感じでめちゃくちゃドラマチックなんですよね~

強いから毎回勝つわけではなく、紆余曲折ありながらも
名馬としての走りを全うするアマゴワクチンは
めちゃくちゃカッコいいキャラクターです。

 

 

他では外国産馬であるニトロニクスもカッコイイです。


(外国産馬の ニトロニクス)

「みどりのマキバオー」が連載されていた当時は
まだ外国産馬が日本ダービーに出走できなかったんですよね~

そんな劣等感を抱きながらミドリマキバオーやカスケードに向かっていくニトロニクス

もともとの気性の荒さと卓越したパワーは重戦車さながらで
そのレースぶりはめちゃくちゃカッコいいんですよ。

レースに負けて、これだけのカッコ良さを出せるのは
ニトロニクスだけかもしれないです。

 

あとは能力的には日本最強でありながら
頭が悪くて力を発揮できないベアナックルとか


(ベアナックル)

 

地方競馬の星であるサトミアマゾンなども
それぞれのストーリーを持っていて良い味を出しているんですよね~


(サトミアマゾン)

 

これだけ豊富なキャラクターを作る事が出来るのも

「ご都合主義に走らなかった結果」

なんですよ。

それぞれのキャラクターが持ち味を発揮して
適性のある舞台で大レースを勝っていく

競走馬のドラマとストーリーがしっかりと練られている事が
「みどりのマキバオー」の素晴らしい点ですね。




 

「みどりのマキバオー」の全体評

「みどりのマキバオー」は一見ただのギャグ漫画のように見えて
しっかりと競走馬のキャラクターとストーリーを作り込んでいる競馬漫画です。

漫画の最初の方を見ていると

「競馬を舐めているの?」

と思わせるような感じの話に見えますが

その裏では競馬の面白さを凝縮させて表現している
骨太で中身の濃い競馬漫画である事がわかります。

競馬が好きな人は是非見てください。

 

 

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