福本伸行の隠れた名作「天」の最終回あらすじをひとまとめ(ネタバレ)、ラストはこうなった!

 

 
MOTOが今オススメする漫画アプリ3選[PR]
アプリ
ヤンジャン サンデーうぇぶり マンガUP
主な掲載漫画 ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
キングダム
嘘喰い
推しの子
ブンゴ-BUNGO-
ゴールデンカムイ
DINER(ダイナー)
TOUGH-タフ-
ウマ娘
リクドウ
名探偵コナン
タッチ
H2
MAJOR
今際の国のアリス
今日から俺は
葬送のフリーレン
薬屋のひとりごと
トリリオンゲーム
ゾン100
鋼の錬金術師
ホリミヤ
遺書、公開。
無能なナナ
スライム倒して300年…
俺の現実は恋愛ゲーム?
左遷された最強賢者…
ドラゴンクエスト エデンの戦士たち
ゴブリンスレイヤー
地獄の教頭
インストール

 

Pocket

近代麻雀ゴールドで1989年から連載されていた
人気漫画「天~天和通りの快男児~」(作者:福本伸行)について
最終回・最終話のあらすじを語っていきたいと思います(ネタバレがあります)

赤木の死後、天とひろゆきはどうなったのか?

赤木の死はどのような影響を与えたのか?

などなど「天」最終回のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。

 

 

今回、取り上げたのは
近代麻雀ゴールドで1989年から連載されていた

「天」 です。

この漫画での最終回のあらすじ・ストーリーについて
ネタバレありで話しています。

もし、「ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!」

という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。

(参考)麻雀漫画「天」は福本伸行作品の最高傑作!読んでほしいなぁ

それでは「天」の最終回(ネタバレ)について話していきます。

 

PR「天~天和通りの快男児~」を無料で読むには

「天~天和通りの快男児~」をすぐ読みたい方は
「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。

(iOS・Android双方で使えるアプリになっています)

? 

『マンガBANG!』は公式アプリなので安全に利用できます。
アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

※タイトルによっては期間限定で見られない可能性がありますのでご了承ください。

「マンガBANG!」で過去掲載された漫画

七つの大罪
カイジシリーズ
グラップラー刃牙シリーズ
火ノ丸相撲
信長のシェフ
LIRE GAME
GIANT KILLING(ジャイアントキリング)
シュートシリーズ 等々

※掲載される漫画は時期によって変更されます。

 

1.最終回までの流れ

最終回までの詳細なあらすじは
別途ブログ記事に書いていますので
そちらを見たい方は以下をクリックしてください。

(参考)「天」全編のあらすじ(ネタバレあり)

 

井川ひろゆき(いがわ ひろゆき)は合理的で明晰な頭脳の持ち主

その分析能力の高さから麻雀で負け知らず
学生でありながら雀荘で小遣いを稼ぐ日々が続いていました。

そんなひろゆきに手を焼いたお店の常連たちは
主人公である天貴志(てん たかし)を呼んで
外馬に乗る形でひろゆきとに勝負を挑みます。

天はひろゆきの計算しつくされた麻雀の前に苦戦を強いられますが
最後は部屋を停電させた暗闇に乗じて
「天和・九蓮宝灯」というバレバレのイカサマで勝利を飾ります。

天がこのようなイカサマバレバレの戦法で勝ちに行くには理由がありました。

それはイカサマで分かる勝ち方をして
相手に自分を殴ってもらう為自分が相手から金銭を奪う見返りに自分も傷つく相手に対してわずかながらの罪滅ぼしをするため
イカサマバレバレの勝ち方をしていました。

そのことに気づいたひろゆきは天に尊敬の念を抱くのでした。

天とひろゆきは沢田というヤクザを助けるため麻雀勝負を受けます。

この勝負に相手は天才を呼んできます。

その男の名前は 赤木しげる

裏麻雀界で敵なしと評判だった伝説の雀士でした。

天は苦戦を強いられますが
たった一回のチャンスを逃さず赤木を破ります。

この勝負を機にひろゆきは天と別れて
連絡が取れなくなりますが
健という人間から東西のヤクザ同士の抗争
「麻雀東西戦」が行われるという事を聞きます。

東軍のリーダーはひろゆきが探していた天貴志

ひろゆきは赤木の口利きで東軍メンバーに入り
「麻雀東西戦」が開始されます。

西軍の大将は原田、そして裏麻雀界のドンだった僧我らを
相手に1回戦、2回戦、3回戦と戦っていき
最後は原田vs天の二人麻雀での戦いへ移行

大接戦の末、天が勝利するのでした。

東西戦が終了して9年が経ったころ
サラリーマンとして暮らしているひろゆきに
“赤木しげるの通夜を行う”という案内が届きます。

不審な点を感じながらも赤木しげるの葬儀場に向かったひろゆきですが
葬儀場に着くと生きている赤木と対面します。

話を聞くと、アルツハイマーにかかっており
これから記憶や理性を失うだけの状態になってしまったので
今夜自らの手で命を絶つことを決めたことから
今日の通夜を開催したという事情を聴きます。

死を迎える赤木と対話を行う東西戦のメンバー

全員が赤木の決断に異を唱えて自殺を止めるように説得しますが
赤木は結局聞き入れることなく、その場で死を遂げます。

そして、物語は最終回へと向かいます。

 

2.最終回のストーリー

アカギが死んでから2年5ヶ月が過ぎた現在。

ひろゆきはあの告別式の後、会社を辞め
天と共に行動するようになっていました。

天の勧めでおじいちゃん、おばあちゃんに麻雀を教える講師。
その収入を軸に暮らすようになっていました。

たまに雀荘のオーナーに頼まれて、
面倒な客を追い払う為の勝負麻雀を行う毎日

勝負麻雀は短期間で大金を稼げますが、
依頼件数はそれほど多くなく、基本的にはいつもピーピーしていて、
周りから見れば定職に就かない雀ゴロもどきのろくでなし。

という状態でした。

しかし、ひろゆきは自分でこの道を選び、そして満足していたのでした。

赤木とと話して得た教訓。
『人はいずれは死ぬのだ』
なら、可能な限り、自分の心に沿うべきだと

ひろゆきはある場所へ向かっていました。
赤木が死んでから、ひろゆきは赤木の事を頻繁に考えるようになっていました。

ある場所へ向かう途中でひろゆきは天に出会い、二人は共に行動します。

二人が向かった場所は赤木のお墓でした。

郊外にある小さい墓に向かう途中で天はひろゆきに話し掛けます。

「あの時、俺は止められたんだよな」
「チューブを掴むなんて悠長な事はせずに、
針を引っこ抜いていれば、少なくともあの時死ぬ事はなかった」と

ひろゆきは

「いや、あれはあれで良かったんだと…」
「あの死に方は正真正銘赤木さんの意思だった」

天はひろゆきの意見に理解を示しながらも、心の整理がついていない事を告げます。

ただ、二人が赤木の事を思い返す時に

あまり笑った事のない赤木の笑顔を思い返していることから、
救われた気持ちになるのでした。

赤木の墓に着いた二人ですが、先に金光がお墓に向かい拝んでいました。

金光は癌で余命宣告されていた銀次がピンピンしている事を報告した上で、
お墓の石を削って持ち帰ろうとしていました。

天が注意するものの金光は削った石を持って帰ってしまいます。

赤木の死後、二年半でお墓は削られ、ボロボロになっていました。
理由は博打打ちが御守りにするためにお墓を削り持ち帰っていたため。

呆れる天。

それに対してひろゆきは、死んでからも
こんなに慕われている赤木は幸せ者だと言います。

天も赤木の墓に向かって

「みんな、好きなんだ…、お前が…」
「許してやってくれ」

と言うのでした。

ひろゆきは「ところで、天さんは例の欠片を持ってるんですか?」
と聞くと、少し間を空けて「持っている」と言います。

笑うひろゆきに対し、天は
「お前は?持ってるのか?持ってねぇのか?」
と問いただすと、ひろゆきは「持ってます」は白状します。

天は「バカばかりだ」と吐き捨てた後に心の中で
「赤木は笑ってるだろう…」と想いを呟きます。

そして、赤木しげるのお墓と空想が描かれ
漫画「天」は終了となります。

 

「天」最終回の感想

「天」を最終回を読んでの率直な感想

「麻雀漫画から哲学漫画になってるじゃねーか!」

これですね。

福本伸行さんの漫画はとても面白い反面
途中で間延びしてしまうという悪癖もありますが
初期作品である「天」では最後まで
綺麗にまとめられていましたね。

特に最後の3巻くらいは ”麻雀漫画なのに、麻雀なし”
という異端のストーリーを見せてくれました。

ただ、この最後がとても面白かったんですよね。

「成功とは何か?」
「自由とは何か?」
「生きるとは何か?死ぬとは何か?」
「人生とは何か?」

という大きな哲学を見せてくれました。

最終巻ではこの哲学を偏らせることなくしっかりまとめていて
「天才漫画家 福本伸行、ここに現れる」
というオーラが出ていましたね。

面白い漫画なので、是非読んで欲しいですね。

 

「福本伸行シリーズ」の全体評

このブログでは福本伸行作品の感想・評価を行っています。

どの作品も福本伸行さんの世界観が爆発しており
面白い作品になっているので、興味がある方は見て下さい。

(参考)「銀と金」はカイジ以上に読み応えのある名作!
(参考)「天」は福本作品の最高傑作!読んでほしいなぁ
(参考)「アカギ」は話が進めば超名作なんだけどなぁ
(参考)「賭博黙示録 カイジ」の心理戦と名言はマジでやばい!
(参考)「賭博破戒録カイジ」は読む人のレベルで印象が変わる作品
(参考)「賭博堕天録カイジ」はクズの何たるかを味わえる秀逸な作品
(参考)「賭博堕天録カイジ 和也編」は人生に必要な考え方、価値観を教えてくれる
(参考)「賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編」は勝負の面白さが伝わる作品
(参考)「最強伝説黒沢」は停滞する中年男性を救う教科書になる漫画

どの作品も面白いのですが、私のオススメは「天」と「銀と金」ですね。

まだ見た事がない人は是非一度見てほしいですね。

 

実際に作品を読んで内容が良く分からなかったという事であれば
こちらのあらすじ(ネタバレあり)を読んでみて下さい。

(参考)「銀と金」の最終回あらすじをひとまとめ
(参考)「天」のあらすじ(ネタバレ)、天・赤木の最後・結末はどうなる
(参考)「アカギ」のあらすじ(ネタバレ)結末、最終回はどうなった?
(参考)「賭博黙示録カイジ」のあらすじ(ネタバレ)!カイジvs利根川の決着は
(参考)「賭博破戒録カイジ」のあらすじ(ネタバレ)パチンコ沼での大激闘を解説
(参考)「賭博堕天録カイジ」のあらすじ(ネタバレ)!17歩での大激闘を解説
(参考)「賭博堕天録カイジ 和也編」のあらすじ(ネタバレ)!激闘を解説
(参考)「賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編」のあらすじ(ネタバレ)激闘を解説
(参考)「最強伝説黒沢」のあらすじをひとまとめ(ネタバレ)、結末はこうなった!
(参考)「新黒沢 最強伝説」のあらすじをひとまとめ(ネタバレ)結末は?

福本伸行作品の真の面白さはあらすじを見ても分からないので
あらすじを見たい方は同時に読んで見て下さい。

PR
12月1日から以下の作品を全巻無料(一部上限アリ)で読めるアプリ

12月1日より掲載開始となる漫画

ジャイアントキリング
ドラゴン桜2
Jドリーム
バチバチ
弱虫ペダル(40巻まで)
サラリーマン金太郎(24巻まで)

1日10話以上が無料で読めるので、今回を機に読んでみては?