週刊少年マガジンで1996年から連載されていた
人気漫画「蒼き神話マルス」(作者:本島幸久)のネタバレ
白の四天王との決着はどうなったのか??
どんな引退を遂げたのか??
などなど「蒼き神話マルス」のあらすじ・ストーリーを
最初から最後まで話していきたいと思います。
Contents
ここでは
「蒼き神話マルス」
のあらすじ・ストーリーについて最初から最後まで
ネタバレありで話しています。
もし、ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい!
という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので
こっちを見てください。
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それでは「蒼き神話マルス」のあらすじについて話していきます。
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1.プロローグ
千葉県にあるJRA競馬学校
ここに通う主人公の凪野馬守(なぎの まもる)は
ある1頭のサラブレッドを守ろうとしていました。
かつて”音速の旅人”と呼ばれたヘルメス
ヘルメスは馬守の両親である父親泰輔と母親結が
誠心誠意を込めて作った馬で早期に活躍をしたものの
体質が弱いという弱点を抱えていたため
日本ダービーへの出走が叶わず引退をしたのでした。
その体質の弱さは勢力力の弱さにも繋がり
今まで数々の種付けをしたものの1頭も生まれてきませんでした。
ヘルメスの血脈を残そうと躍起になった結は体調を崩し死亡。
母親の夢を継いだ泰輔と馬守は体質が強く、丈夫に走り続けていた
フェイユンを発見して、ヘルメスとの種付けに成功。
遂にヘルメスの息子マルスが生まれるのでした。
マルスはヘルメスの夢を継ぎ日本ダービーを勝てるのか??
マルスの前に立ちはだかるライバルは誰なのか??
2.マルスのデビュー戦!白の四天王との戦いが始まる!
マルスはフェイユンに溺愛されたことから
人に懐かずに餌を食べなかったため、生存の危機に陥りますが
馬守の必死の対応により、徐々に心を開いていきます。
小柄ながらもしっかりと育ってセリに出されるマルスですが
その華奢で小柄な馬体から買い手が付きません。
そんなマルスに対してフェイユンの酷使していた
ドライな馬主後藤一弥がマルスを買おうとします。
しかし、結の父親であり会社を経営している日崎静によって
3000万円で落札され、競走馬としての環境を整えていきます。
牧場に入るマルスは最初こそ他の馬達の仲間の輪に入ることが出来ませんが
並外れた闘争心と脚力で他の馬を認めさせて
同期の中でもリーダー的存在として育成をされていました。
しかし、ここに紅堂サキ率いる白の四天王と呼ばれる
4頭のサラブレッドがやってきます。
白の四天王は凱旋門賞を勝ったシルフィードの血を継ぐものたちで
圧倒的な脚力と完成度から牧場にいる他の馬を潰してしまい
マルスも他の牧場に移らないといけない状況になります。
移った牧場は「天荒牧場」
過去にレッドドラゴンという三冠馬を育てた
名伯楽天田荒一郎が調教師を務める牧場ですが
弟弟子である河原崎の手によって薬物違反の
濡れ衣を着せられた悲運の調教師でした。
当初はマルスの受け入れを拒んでいた天田ですが
マルスの闘争心を目の当たりにしてマルスを受け入れるのでした。
マルスが天田の元で鍛えられている間
馬守は競馬学校を卒業し、騎手になります。
受け入れ先は現役時代のシルフィードに騎乗をした事がある谷村建太郎厩舎
騎乗技術に定評がある馬守でしたが
勝ち急いで騎乗フォームが崩れることから
デビューから2着が続き、スランプに陥ります。
ここに現れたのは谷村厩舎に入厩することになったマルス
マルスの調教に乗った事で、自らの欠点に気付いた馬守は
初勝利を挙げて、その後も順調に勝利を重ねていきます。
そして、マルスがデビュー戦を迎えます。
このレースには天田を目の敵にする河原崎厩舎で
マルスを購入しそびれた後藤が馬主を務めるガンディアンが出走
レースでは馬群になれていないマルスの弱点に気付いて
ガンディアンの騎手である市村がマルスを外に押し出したことで
マルスは大きな距離ロスを被りながらのレースを強いられます。
直線ではガンディアンが独走態勢に入りますが
外ラチ沿いからマルスが追い込んできて差し切り勝ち。
見事にデビュー戦を飾るのでした。
一方、白の四天王の順調に新馬戦を勝っていきます。
同じレースに出走して同着で勝利を挙げた
エルソル、エルルナは新馬戦を勝った後
マルスと同じ函館2歳ステークスに出走することを決定し
ここでマルスvs白の四天王の第一ラウンドが始まります。
2.マルスvsエルルナ、エルソル、エルディオン!
函館2歳ステークスがいよいよスタート
レースはエルルナが逃げを打ち、エルソルが最後方から競馬を進めます。
エルルナとエルソルに騎乗する亜門真央と理央は
先頭と最後方から馬群を挟み操ることでペースを支配し
他の馬のスタミナを奪っていきます。
これに業を煮やしたマルスは早めのスパートを仕掛け
エルルナを交わして、先頭に立ちますが
エルソルがエルルナを激励して2頭で追い込んできます。
最後は3頭がハナ面を合わせてゴールに飛び込みますが
マルスがハナ差で勝利を収めて、重賞初制覇を成し遂げます。
しかし、エルソル、エルルナとの激戦で消耗したマルスは
ウィナーズサークルで倒れてしまい、ここからしばらく放牧をされます。、
体が戻らない中で、闘志だけを戻していくマルスは
馬体が戻らない中で京王杯2歳ステークスではなく
福島の「みちのく3歳特別」に出走する事を決めます。
ここなら楽に勝てるだろうという陣営の思惑をよそに
岩手競馬で9戦9勝という戦績を誇るパンドラが出走してきます。
鞍上真崎が情熱を注いで覚醒させたパンドラは
コーナーワークを利してマルスとの差を詰めて
直線で一気に抜け出します。
しかし、根性で差を詰めてきたマルスは
同時にゴールをして、同着での1着となります。
ダメージがあったものの朝日杯3歳ステークスに向けて
調整を進めるマルス陣営
一方、白の四天王は出走する馬を絞るべく
エルアルコン、エルソル、エルディオンが併せ馬を行い
エルディオンとエルソルが出走する形になります。
また、朝日杯への出走を狙ったエルルナは
府中3歳ステークスでガンディアンに敗れた事から
朝日杯への出走が叶わなくなってしまいます。
迎えた朝日杯3歳ステークス
優勝候補最右翼であるエルディオンはスタートから
マルスをマークし続け、泥を浴びせながら先手を奪います。
飛び跳ねる泥と石にゴーグルを割られてしまい
前が見えないままの競馬を強いられてしまったマルスは
後方からの競馬に徹し、直線では大外を選択します。
マルスを潰す事だけに終始したエルディオンは
無理な走り方が祟ってしまい早々に脱落する中で
マルスは大外を物凄い勢いで上がっていきます。
直線では更に後ろにいたエルソルが鬼脚で追い込んできますが
最後は威嚇するような眼差しをエルソルに向けた
マルスがハナ差で制し、朝日杯を勝利します。
4.4歳になったマルス!日本ダービーが始まる
年が明けて4歳となったマルス
ここでマルスの祖父であるディングルの話に移ります。
才谷という人物がディングルという馬の素晴らしさに目をつけて
紅堂財閥というスポンサーをつけて、日本へ輸入してきます。
ここで目覚ましい活躍を見せる種牡馬ディングルですが
紅堂財団の権力争いの巻き込まれる形で牧場を焼失し
ディングルは行方不明となってしまいます。
才谷はディングルを見つけたもののディングルは命を失い
才谷もディングルの息子であるヘルメスが
天皇賞秋を勝った直後に亡くなってしまうのでした。
再び、マルスの話に戻ります。
3歳チャンピオンとして年越しをしたマルスは
年明け初戦に共同通信杯を選択します。
圧倒的な人気で勝って当然のムードが漂いますが
このレースにはかつて牧場で一緒に過ごしたハヤタがいました。
白の四天王に惨敗したハヤタは臆病になっており
逃げを打つ以外の戦法を取れません。
調教師の河原崎は馬守の同期で未だに1勝も挙げられていない
野々村那智を鞍上に乗せてレースに挑みます。
ハヤタの積極的な逃げる姿勢に心を打たれた那智は
人馬一体となって逃げを打ちマルスをハナ差凌いで
大金星を挙げるのでした。
初めての黒星で一気に落ち込むマルスと馬守ですが
白の一族であるエルアルコンを見て、再び闘志を燃やします。
マルス陣営は若葉ステークスとスプリングステークスの
両天秤で出走を迷いますが、
エルアルコンにいるスプリングステークスに出走を決めます。
レースはエルアルコンが自らのペースを崩さずに逃げる中
マルスは徹底マークを行い、最後はハナ差交わして勝利
前哨戦を制するのでした。
しかし、エルアルコンはここを調整として出走しており
叩き台として若葉ステークスも出走します。
ここにはハヤタも出走してきますが
エルアルコンは速いペースでハヤタを潰して圧勝します。
迎えた皐月賞。
ガンディアンなどの伏兵陣も出走してきますが
レースはエルアルコンとマルスの2強ムードとなります。
雨が降り、悪い馬場で行われる中
エルアルコンは蹄を痛めて思ったようなレースが出来ず
ガンディアンに弾き飛ばされ、馬群に沈んでいきます。
マルスもガンディアンに潰されそうになりますが
上手く馬場の良い大外に出して、
直線入り口で先頭に立ち独走態勢となります。
ここでエルアルコンは奥の手である
脚を顧みないスパートを見せます。
最内と大外でエルアルコンとマルスは争いますが
最後はエルアルコンがハナ差交わして勝利
マルスは白の四天王に初めて敗北します。
敗れたマルスですが、馬守は早々に日本ダービーへと標準を定めます。
皐月賞を勝ったエルアルコンも日本ダービーに向かいますが
白の四天王、他の3頭も日本ダービーに向けて進んでいきます。
エルディオスは騎手を替えて青葉賞を激勝
エルソルはプリンシパルステークスを勝利
エルルナはNHKマイルカップを勝利して
日本ダービーにはマルスと白の四天王、そしてハヤタも揃い
主役が揃った状態で日本ダービーが始まります。
レースが始まるとマルス、白の四天王、ハヤタの6頭が抜け出し
実質6頭立てで日本ダービーが展開されます。
一番最初にハヤタが脱落し、マルス対白の四天王で
ラストの200mを迎えます。
マルスが一番最初に抜け出して白の四天王が追いすがりますが
最後はマルスが頭一つ抜け出して、日本ダービーを勝利します。
5.壮絶なるマルスの最後!伝説の行方は…
競馬ファンはこれからのマルスの活躍に期待をしますが
馬守はディングル血統を持つマルスの体質の弱さを憂い
日本ダービーを持って、マルスを引退させます。
マルス引退後…
ハヤタは翌年の天皇賞春でGI勝ちを収め
白の四天王は4頭全馬が海外遠征に出向いていきます。
また馬守達はディングル血統を世の中に残すべく
初年度の種付けを無事に終了するのでした。
先陣を切ってエルアルコンは
キングジョージ&クイーンエリザベス2世カップに出走
直線では先頭に立ちますがエアリアルという
シルフィードとマキシマムの血を持つ強豪馬に敗北します。
アイルランドのGIに挑戦したエルソル、エルルナもエアリアルに敗れ
凱旋門賞に出走したエルディオスも直線で先頭に立つものの
最後はエアリアルの末脚に屈して敗北します。
エアリアルにはマキシマムに騎乗していた天才ジョッキー夕貴潤が騎乗し
かつてシルフィードの主戦騎手だった森川駿がマネジメントしていました。
白の四天王が全滅した事で絶望が漂う日本の中に
マルス待望論が沸き上がります。
引退した事から現役に復帰できないマルスですが
馬守は地方競馬で復帰をして、
そこからジャパンカップに出走しようと画策します。
そして、見事に現役復帰してジャパンカップに出走を決めたマルス
ここにはエアリアルも現れて、とうとう2頭は戦います。
マルスは果敢に逃げて、直線で先頭に立つ中
エアリアルの脅威の末脚で追い込んできます。
完全に差せるという確信を持って夕貴は追いますが
マルスは頭差で凌いでジャパンカップを勝利します。
そして、その激走の代償としてゴール板で立ちすくみ
そのまま大往生をするのでした。
馬守は涙を流しながら、マルスに別れを告げます。
そして、4年後…
日本ダービーの舞台にはマルスと白の一族の子供である
”軍神”トールが圧倒的な人気を背負ってパドックに現れます。
マルスに騎乗する馬守はトールに対して
「血も宿命も人もひとつになった…
みんなお前の力だ…
凄えモン遺してくれたな、マルス
さあ、始めよう。新しい神話を…」
とトールに語りかけるところで
マルスは終了となります。
「蒼き伝説マルス」の全体評
ここまでずっと「蒼き伝説マルス」のあらすじ(ネタバレ)を語ってきました。
「一度引退してから再びレースに復活してくる」という
トンデモ展開はちょっと冷め気味でしたが
マルスがレースを終えて大往生するという
パターンは本島さんっぽい演出だなぁと感じました。
マルスの最後をターフ上で描きたい
だけれども、マルスの血を後世に残している姿を描きたい。
この2つを通すために引退からの再復帰は
必要なシナリオだったのかなぁと思っています。
この漫画は競馬の醍醐味を味わうというよりも
マルスの格好良さを味わう漫画ですね~
是非、ヒーローものの漫画が好きな人は是非見てください。
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(結構な裏技を載せています)
ちなみに競馬ブログはこちらです。
こっちは競走馬の出走情報や
騎手や種牡馬のデータなどを載せているので
こちらも予想立つと思いますので、見て下さいね。