「ケンガンアシュラ」は刃牙(バキ)のパクリ?それとも進化版?魅力を語りつくす【ネタバレなし】

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裏サンデーで2012年から連載されている
人気漫画「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおん)
について感想(レビュー)を語ると同時に
「ケンガンアシュラ」の素晴らしさや人生の教訓などを話していきたいと思います。

(極力ネタバレのない形で話をしていますが、紹介する上で若干のネタバレがある点はご容赦下さい)

そして、巷で話題になっている「グラップラー刃牙」のパクリ作品なのではないかという点について
「ケンガンアシュラ」と「グラップラー刃牙」との徹底比較を行っていき
パクリ作品なのか?それとも進化版なのか?

という点についても語っていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる漫画は「ケンガンアシュラ」です。

“ケンガンアシュラ”という名前を聞いて
なんとなく感じるところはあるかもしれませんが
この漫画は「格闘漫画」です。

いま日本で売れている「格闘漫画」の中で最も有名な作品は?

というアンケートを取った時に

「グラップラー刃牙」

と答える人が多いのではないかと思いますが
「ケンガンアシュラ」ははっきりいって

「グラップラー刃牙」と酷似している作品です。

人によっては

「グラップラー刃牙」のパクリ作品である

という人も少なからず存在します。

パクリ疑惑をかけられる時点で作品の内容を評価するのを辞めて
「ケンガンアシュラ」を批判する人が大勢いますが
それは勿体ないですよね。

だって、漫画って面白ければいいじゃないですか

面白くないからケンガンアシュラを見ない
というならまだ分かりますが
刃牙に似ているからケンガンアシュラを見ないというのは
めちゃくちゃ勿体ない事だと思います。

そして、「ケンガンアシュラ」は
「グラップラー刃牙」を進化させた作品である

と私は思っています。

「ケンガンアシュラ」のどういうところが刃牙よりも面白くなっているのか?

「グラップラー刃牙」と徹底比較することで
ケンガンアシュラの魅力を引き出していきたいと思います。

そして、グラップラー刃牙の面白さも確認していこうと思います。

 

と、その前に今、漫画好きの私がオススメな漫画を2作品紹介しています

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ケンガンアシュラはどんな作品?

ケンガンアシュラは裏サンデーで
2012年まで連載されている人気漫画です。
ジャンルは格闘漫画
原作はサンドロビッチ・ヤバ子、作画はだろめおん、現在も連載中でコミックスは22巻発売されています。
(2017年11月18日現在)

原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおん
出版社:小学館
掲載誌:裏サンデー
掲載期間:2012年4月18日~
巻数:既刊22巻(2017年11月18日現在)

 

ケンガンアシュラの概要とあらすじ

その昔(江戸時代)、企業同士、商人同士が商売上のいさかいで
血で血を争う抗争が繰り広げられていた時代がありました。

そんな惨劇をとめるべく徳川将軍が商人同士の争いを禁止し
商人(企業)に代理人を立てるよう命令し
争い事が起こった際にはその代理人同士が1対1で戦い
勝った方がその争いの種を収集できる「拳願仕合(けんがんじあい)」
という制度を作り、平成の現在まで拳願仕合は継承されてきました。

主人公、十鬼蛇 王馬(ときだおうま)は自分の力が最強であることを示すために
道行く強者に喧嘩を売り、倒す毎日を過ごしていたところ
拳願仕合に参加できる資格を持った「乃木グループ」の総帥乃木英樹にスカウトされ
拳願仕合に出場する戦士となりました。


(主人公 十鬼蛇 王馬)

十鬼蛇 王馬の前に次々と現れる強者に対して勝利を重ねることが出来るのか?

乃木グループ総帥が拳願会員を支配するべく仕掛けた「拳願トーナメント」にて
十鬼蛇 王馬は難敵を倒して頂点に達することが出来るのか?

様々なジャンルの強者が揃い、激しいバトルを繰り広げる

本格派の格闘漫画

全体の概要・あらすじはこんな感じです。

正統派の格闘漫画らしいストーリーではありますが
この概要を聞くと「グラップラー刃牙」の読者は

“それってグラップラー刃牙と同じじゃん”

と思うと思います。

そうです、設定は非常に似ています。

というよりもほぼ同じです(冷汗)

刃牙でいうところの“地下闘技場”が
ケンガンアシュラにおける“拳願仕合”

刃牙でいうところの“最強トーナメント”が
ケンガンアシュラにおける“拳願絶命トーナメント”

ケンガンアシュラの主人公である十鬼蛇王馬は
グラップラー刃牙の主人公である範馬刃牙に
ビジュアル的にも似ており、

「なんだよケンガンアシュラって刃牙のパクリじゃん」

という人の気持ちは良く分かりますし
言っている事に間違いはないと思います。

しかも、プロレスラー系の出場者と相撲系の出場者が戦うという
刃牙で見た事のあるような設定が出てくる上に

   
(左 グラップラー刃牙の金竜山、右 ケンガンアシュラの鬼王山尊)

  
(左 グラップラー刃牙の猪狩、右 ケンガンアシュラの関林ジュン)

ドーピングしまくっている出場者や
医者である出場者が出てくるあたりは
思わず「おいおい!」と心の中で突っ込んでしまいます。

  
(左 グラップラー刃牙のジャック、右 ケンガンアシュラのユリウス)

  
(左 グラップラー刃牙の鎬紅葉、右 ケンガンアシュラの英)

しかし、ケンガンアシュラはグラップラー刃牙を進化させた部分が多々見られ
よりクオリティーが高く、面白い作品に仕上がっています。

ここでは、ケンガンアシュラとグラップラー刃牙の違いを
明確にしていくことでケンガンアシュラの素晴らしさを語っていきたいと思います。

 

ケンガンアシュラとグラップラー刃牙はここが違う!!

勝敗が分からないケンガンアシュラのバトル

グラップラー刃牙のはじめとした格闘漫画は
おおよそ強者と弱者が分かりやすく見極められるようになっています。

しかし、ケンガンアシュラは強者と弱者の境目をきわめて曖昧にしており
どっちが勝つか予想が出来ない状態に設定をしています。

これにより漫画を読みながら「どっちが勝つんだろう?」
という気持ちが途切れることがなく
ハラハラドキドキのバトルを見ることが出来ます。

勝ち負けの分かっているバトルと
勝ち負けの分かっていないバトルで
こんなにも面白さが違うんだ

というのはケンガンアシュラを見てはじめて気づけることだと思います。

ケンガンアシュラを読むときには
仕合前にどっちが勝つかを予想しながらみると
より楽しいバトルを堪能することが出来ます。

私がオススメするバトルは

“絞殺王”今井コスモvs“処刑人”阿古谷清秋

 vs 
(  今井コスモ   vs   阿古谷清秋  )

“泣き男”目黒正樹vs“虐殺者”ムテバ・ギゼンガ

 vs 
(  目黒正樹   vs   ムテバ・ギゼンガ  )

“解剖魔”英はじめ vs “血染めの象牙”坂東洋平

 vs 
(  英はじめ   vs   坂東洋平  )

この3つです。

この3つのバトルは本当にハラハラしながらページをめくっていきました。

主人公とラスボス的な存在のキャラだけはどうしても
勝ち負けが読みやすいところがありますが
それ以外の戦いは本当に勝者が読めず
きっとこっちが勝つんだろうなぁという読みをことごとく裏切ってくれました。

グラップラー刃牙を超えたなぁ

と思ったのは似ていながらも原作者の絶妙のストーリー構成が光る作品であ
というところですね。

 

絶対的な強者を削除して、リアルに近づけたバトルと作画の丁寧さ

「格闘漫画あるある」といえば、

主人公をはじめとしたキャラクターの強さが
インフレを起こして非現実的な世界へどんどん脱線してしまう

ということです。

グラップラー刃牙では絶対的な強者である
範馬勇次郎が頂点に君臨していて
非現実的な暴力を次々と繰り出していきます。

最初に愚地独歩と戦った時はまだ強さが漫画の枠の中に納まっていましたが
回が進むにつれて、強さどんどんインフレしていき
非現実な世界へと脱線していってしまいました。


(範馬勇次郎の究極の股割)

しかし、ケンガンアシュラは現実の世界と非現実の世界の
狭間で上手くバランスを取りながら物語を進めています。

もちろん漫画なので、どのキャラクターも非現実的な強さなのですが
最初の設定から大きく脱線することがなく
超人たちの戦いを上手に表現しています。

また、この絶妙のバランス感覚に一役買っているのが
だろめおん氏が書く作画です。

グロさを抑えつつ、迫力を出しつつ、丁寧で綺麗な作画

がだろめおん氏が書く画の特徴で
この作画があってこその「ケンガンアシュラ」だと言えます。

また、ラスボス的な存在である「加納 アギト」は範馬勇次郎のように
全体の強さのバランスを失わせるような絶対的な強さを持っておらず
決勝戦に行く前に他の闘技者に負けてしまうのではないかと思わせるくらいの
戦闘力に設定をしている点も拳願絶命トーナメントを
盛り上げるのに一役買っており、このあたりの設定は素晴らしいの一言です。

これらの要素が絶妙に絡まって
ケンガンアシュラという漫画が実に品のある格闘漫画に仕上がっています。

この見事といえるバランス感覚は一読の価値ありです。

 

ケンガンアシュラの全体評

ケンガンアシュラは王道の格闘漫画で
ジェットコースターのようにストーリーが流れていくので
誰でも読みやすい漫画になっています。

グラップラー刃牙ファンにとってはアレルギーを持ちやすい作品ですが
私は刃牙ファンにも是非読んでほしい作品だと思っています。

ケンガンアシュラはグラップラー刃牙の進化版だと言えますが
ケンガンアシュラを読むことでグラップラー刃牙の面白いところにも気づくことが出来ます。

刃牙を読んだことがない人はケンガンアシュラと合わせてみてください。

強さを追い求める男達に熱くなれますよ!
 

 

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